【忘備録】保険者番号の法別番号

知識を得なければ番号に意味が与えられているのか分からない。
保険者番号の法別番号を気にした事がなければ数字の羅列と感じるように。

全てを知るには時間がかかるため、ふんわりとひとつひとつ知っていくことしかできない。最近知ったのは、キッチンを見ると生活している人の身長とその人の生活が見えるということ。

冒頭の番号にしろ洋服にしろ、知らなければ選んであえて描かないこともできないなと思った。そんなにリアルにしなくても良いが、キャラクターが息をする空間を少しでも理解したいと思ったら日常に跳ね返ってきて驚いているところだ。

読む側だと匂いや音がする文章が好きだ。以前、とても文に惚れ込んだ人と一緒に文字で遊んでもらった時にずっと暑さ寒さと音が纏わりついてきて言葉に圧倒されていた。いまだに思い出すと溶けない飴のようで味がいつまでも続いている。

その文字だけで構成されたものから受けた圧倒的な情報の圧は何からきているのかと気軽に尋ねられなくて月日だけが過ぎたが、日々の言葉の蒐集と理解の努力の差だと思った。多分それが今回で言うところの「キッチン」なのだろう。

160センチ台は85センチ、180センチ台は90センチの高さのキッチンを使えば、腰を痛めにくい。全てをステンレスにするのであれば金額が上がり採用する人はデザインを優先できる人で、取手をつける人は腕力に自信がない、もしくは昔ながらを愛する…
これらは全て所感。そうじゃないか、と思っていることで実際はもっと違うかもしれない。

いわゆるシャーロックホームズがワトソンを見抜いたあの感じ。あれを意図して出来たら文字に絵に血が通うのではないだろうか。昨日の景石の話にも通じる。
あるべき場所にあるものがあるように、できるようになれたら嬉しい。

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