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パーカーについて

パーカーを着るのが昔から好きだった。

パーカーの大きな定義はフードが付いている服ということだと思う。辞書には下記の記述がある。

防寒・防風用に着る、ゆったりしたフードつきの上着。アノラック・ヤッケなど。

基本的に寒い時期になって着る物なので、防寒・暴風用であることは間違いない。ゆったりしたフード付きの上着というのは、「ゆったりしたフード」付きの上着だろうか。それとも、「ゆったりした」フード付きの上着だろうか。

フードがゆったりしていなければそれはパーカーではないのか。ピチピチのフード付きの上着があればそれはパーカーではないのか。言葉の定義というのは難しく、取りようによってはそれになったりならなかったりする。定義的にはパーカーではないが、まあパーカーでしょ、みたいなパーカーが果たして本当にパーカーなのか。言葉の定義は、ある種言葉の正義みたいな部分があるのだろうと思う。

電車で暇なので、家に着くまで思いつく限りのパーカーを挙げていこうと思う。

1.ヨットパーカー

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言葉の正義の話があるので、(ヨットパーカーを定義するとそれはヨットパーカーの正義になってしまうので、)あえて由来とか調べないでヨットパーカーに対するテキストを行うが、たぶんフードのところがグリンってなってるパーカーのことをヨットパーカーっていうんだろうなと思う。昔Patagoniaの青いヨットパーカー持ってた。というか実家にあるかな。スノボとか行く時に来てたなあ。その時は「青いPatagoniaのシャカシャカのやつ」って言ってたなあ。

由来はおそらくフードのところの形がヨットみたいだからだと思うけど、やっぱり由来も正義だと思う。どこまで行っても「青いシャカシャカ」なのだから。




2.マウンテンパーカー

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これこれ。これがみんなの言うパーカーだと思う。みんなの中のパーカー第1位がマウンテンパーカーで、それはパーカーの正義で揺るがないやつかなとこれは胸を張れる。ザ・パーカー。これこそ皆さん一着は持ってるんじゃないですか?私も、10年選手ぐらいの青いシャカシャカのノースフェイスのやつ持ってます。中学高校ぐらいで私服がこれだったらマウント取れてた時期もあったのかな。マウンテンパーカーでマウントを取ると言う正義かな。




3.ニットパーカー

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あかん、もうない。絞り出さないとない。パーカー好きだけど、ニットパーカーなんか買ったことないし着たこともない。着たことはあるかも。ダメ元で調べたら出てきた。3つ目でこれはキツい。まだ電車半分も過ぎてない。パーカーという名の人適当に調べて載せていくみたいな王道にして邪道(ある種の正義)の方向にこのNoteがなっていくかもしれない。それだけは避けたい。1年ぶりの投稿なのに。しんどい。スマホの電池もあんまりない。すごくしんどい。




4.ウインドパーカー

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もしかして:ウインドブレーカー

写真が既にフードない。でもウインドパーカーで探したらこれ出てきたからギリセーフだと思う。別にフードついてたらウインドパーカーでしょ。フードついてるウインドブレーカーもあるでしょ。

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勝手にウインドブレーカーが含まれてくる感じあるけど、ウインドパーカーで検索してる人もいるからこういう結果になるわけで。なんら不思議ではない。ウインドブレーカー持ってたし。持ってたのは強い。サッカーしてたから、ウインドブレーカー着まくってた。そこらへんの人らよりほんまに着てた。フードなかったけど。電池ない。スマホの。ただ、思ったより電池あると思った人もいるかもしれません。これは一種の正義かもしれないですね。




5.コーデュロイパーカー

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これは勝機アリかもしれない。生地+パーカーでいけるんじゃない?生地ある限り永遠に行くやんこれ。家着くまで持つかも。

ただ思い出が一切ない。造語のような感覚だからほんとにない。こんなパーカー絶対買わない。温度調節難しそう。溶接工の制服かよ。防護マスクとセットだよ。いかに生地知ってるかみたいな話に変わってきた。逆に、自分が着てたパーカーで出てきてないやつ、あれ何パーカーなんかな?みたいな切り口がいいかもしれない。




6.トレーナーパーカー

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パーカー始めるならこれ。

秋口にこれだけで過ごせる時期、いいですよね。薄手のパーカーならジャケットの下に着たりとか。パーカーが持ってるかわいさのポテンシャルがやっぱり好きなんだなあ。ざっと街を見渡しても、来てる人いるなあ。塾によく着ていってた。フードに消しカス入れあったりして遊んだなあ。




7.スウェットパーカー

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ゆったりとしたパーカー。

自分が持ってるのもゆったりめのやつが多いけど、スウェット程ではないなあ。パジャマにいいかもしれません。パジャマは何着たっていいんだから。




8.デニムパーカー

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着ねえなあ






9.ノースリーブパーカー

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家つきそうなのでまとめます。




着ないパーカー、着るパーカー

私の中のパーカーの正義を皆さんに押しつけてしまったのかもしれません。


ただ、私の頭の中だけでもこれだけの種類のパーカーがありました。


素材によって、用途によって、季節によって、土地によって、名を変えていくパーカーは、「フードを持っている」という共通点でつながっています。コーデュロイパーカーも、マウンテンパーカーも、「フードを持っている」これで一つのくくりです。帰るべき場所といってもいいでしょう。フードがあるからパーカーとしての特徴を持てるのかもしれません。コーデュロイのパンツはみんな履くのに、コーデュロイのパーカーは異端です。ただ、異端というのは個性的ということです。フードを持っているからこそ、パーカーとして、コーデュロイパーカーとして存在しているのです。


そういう意味では、フードというのは、


ある種の風土なのかもしれません。


ある種の風土なのかも、しれません。



家に着きました。

またよろしければ読んでください。

おやすみなさい。




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