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南山区ソフトウェアパーク、CEEC等@深セン視察 2018/9/6-9/7

多数のVCやインキュベーションセンターが集積する南山ソフトウェアパーク、CESの展示が常設されているような施設CEECなどのレポ。

▼南山区
・南山区は若い人が特に集まってる
→環境が良いだけでなく、情報が集まってる
・テンセント、深セン大学がある
・インキュベーションセンターはほとんど南山区にある
→毎週ピッチコンテストやってる

▼南山ソフトウェアパーク
・2014年にできた。テンセント、バイドゥがすぐ横に拠点
・多数のVCと50個のインキュベーションセンター、300社が入っている
→入居しているVCが4600億元(8兆円)くらい投資している
→グーグル、SK、サムソンも入居

・「党と一緒に創業しよう」のモニュメントが目の前にある

・関連する300プロジェクトのうち120以上がシリーズAまで進んでいる
・弁護士会館が中にある、国際特許申請をサポート、2016年で中国から2万件申請、深センの南山区から1万件
・北斗(中国版GPS)がインキュベーションセンターを持ってる
・情報はパーク外に出てこない、ウィーチャットのグループで共有される
→北京の中関村に似ている

・2人まで入れるカラオケボックスが2台設置。商業施設によく置いてある
→カラオケアプリと連動、自動で録音されているからオンライン上でいつでもシェアできる
→単曲8元、月66元(1000円)
→ウィーチャットペイで支払い、現金回収がないから成り立つ(メンテナンス頻度は低そう)

▼CEEC
常設されているCESの展示場のようなビル

・入居率がどんどん下がってる、来年このままあるか心配
・プロダクトに代理店や融資募集中と書いていたりする
・facebookの広告代理店が入居。中国企業が海外でfacebook広告出すサポート

▽展示物詳細
・ロボットの教育キット:3Dプリンタで作った部品を解体して勉強

・血管を映像化する機械
・土いらずで植物を育てられる機械
・医療ウォッシュレット:心拍数や体重計測、尿検査ができる
→アプリから医師にデータ送付
→防水ウォッシュレットは唯一、中国はトイレとシャワーが一緒なので防水がマスト

・5,000円で30分フライトシュミレーター使える
・バーチャル試着:写真撮った後、自由に着せ替え、購入も表紙風にした写真をシェアすることもできる

・セグウェイ

・DJI:ドローンは1.5kg未満はライセンスなしで飛ばせる(ファントム4までOK)

・makeblock:日本ではソフトバンクが代理店。学校に導入したいが文科省からOKが出てない

・HTC VIVE:VRゲーム体験(両手に持った剣で音楽に合わせてパネルを切っていく)
・Royoce:ペラペラの液晶とキーボードを作ってる、実物展示はない

▼テンセント(Tencent)
・8,500人の新社屋
→ランニングコース、ボルダリングもある
・福利厚生が充実。送迎バスが500路線以上、朝食夜食無料
・完全フレックスだがノルマの仕事量は1日10時間以上かかる
・ソフトウェアパークと道を挟んで隣接


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