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タンザニア旅行記 by いとまり

SHEport いとまりさんの旅行記をお届けします💜

Destination

アフリカのタンザニア

Purpose of my travel

世界一周20ヵ国目。
タンザニアを訪れた一番の目的は、サファリツアーに参加すること!
アフリカの大自然ならではの、野生動物たちに会いに行ってきました。

Season

2022年12月
日本は冬だけど、タンザニアは南半球にあるので夏!(というか雨期)
雨期といっても、毎日長い雨が続く日本の梅雨とは違って、たまに短時間の強い雨が降ってすぐやみます。

My Travel Journal

DAY1

朝6時。眠い目をこすりながら、ホテルのロビーに降りる。
スタッフは全員ロビーのソファで横になって寝ていて、自由な雰囲気を感じる。

ツアーのピックアップが朝6時に来るらしいが、果たしてちゃんと来るのだろうか......。

不安になりながら待つこと20分。
やっぱり来ない。

ツアー代理店に電話しようとスマホを開いたら、ちょうど一台の車がやってきた。
意外と早い、とか思ってしまう。

車はひたすら1本道を走り続け、乗客は爆睡。
途中、道沿いの森にキリンを見た気がするけど、眠すぎて記憶に自信がない。

朝8時、とある宿で朝ごはんを食べ、サファリカーに乗り換える。

トヨタのランクル!

意外ときれいじゃん、とテンションが上がったものの、この車がなかなかの問題児だったのである。(その話はまた後ほど)

キャンプ用のテントなどを積み込んで出発!

今回の2泊3日のツアーでは、まずセレンゲティ国立公園、次にンゴロンゴロ自然保護区と2箇所をまわる。
ちなみにめちゃくちゃ遠いので、午前中はひたすら車に揺られ続ける。
思えばすでにこのとき、エンジンがなかなかかからない、上り坂で全然スピード出ない、などなど車に問題あり。

お昼が近づいてくると、ちらほら動物が!

キリン。
ガゼルやシマウマもたまーに見かける。

するとドライバーが急に車を停め、バックし始める。
「ライオンがいるから見せてあげるよ」
「え、どこどこ!?」「そんなのいた?」
乗客全員テンション爆上がり。

少しバックしたら......

本当にいた。
しかもめちゃくちゃ近い!ライオンにたかるハエも見えるくらい。

意外と、まあ当然といえば当然だけど、おとなしい。こんな近くで見てても全くなんの反応もない。
こんな早々にライオンをこんな近くで見れて、めっちゃラッキーなのでは?

池のカバ密度が高い。
基本動かないけど、数分眺めていると大きい口を開けるところを見れた。

シマウマ。
初日なのでまだシマウマにもテンションが上がる。

一応ヒョウが木の上に......。
雨が降ってて暗いのと枝に隠れてほぼ分からない。残念。

数時間サファリドライブをして、今日のキャンプ場に到着。
私、人生初キャンプです。

これがまあしんどかった。
まず、夜めちゃくちゃ寒い。10度ちょいしかない。
そんなことは知らなかったので防寒着も持ってなく、半袖にパーカーでひたすら耐える。

そんな寒い中、シャワーは水しか出ない。
しかも屋外だから虫だらけ。裸に虫がアタックしてくる。
もはやなんの修行なのか分からないくらいつらい。
ひたすら心を無にして水を浴びる。

寝袋の貸し出しがあるのはありがたいが、なんせ使い回しなので若干匂う。
そんな感じで文句を垂れながら就寝。

DAY2

動物たちの朝は早い。
ので、私たちも早起きしないといけない。
朝6時に起きて、6時半にサファリドライブ出発!

朝一のバッファロー。
ちなみにこのあと車の前を横断して行かれました。
サファリ中、バッファローの頭の骨をよく見かけた。

チーター!
めっちゃ美しくないですか?
小顔だし美脚だし、うらやましい限り......。

移動するヌーの群れとそれを眺めるおさる。
ヌーはだいたいいつも大集団で移動してる。

今日も見れたライオン!しかもオス!立派なたてがみをお持ちで!
1匹のオスと複数のメスでプライド(群れ)を成すらしい。

ライオンファミリー。
赤ちゃんもたくさんいた!めっちゃかんわいいいい🥺

今日もキリン。
首?背中?にたくさん小鳥がとまって虫をついばんでるのがかわいい。平和だなぁ。

もはやサファリの定番と化したシマウマとヌー。どこにでもいる。
そろそろシマウマにも感動しなくなってくる。

ちなみにシマウマとヌーは一緒にいることが多いんだけど、お互いに協力しあってるらしい。
シマウマは賢くて、ヌーは鼻がいいんだと。面白い。

そしてこのサファリ初のゾウを観測!!

うーん......遠い。もはや豆粒。

と思ったら、すぐに別のゾウが現れた!でかい!

ここまでで全て午前中。朝はやっぱり動物も活発なのかな。

午後はひたすら移動。移動中もシマウマやらキリンやらがその辺にいる。

ンゴロンゴロ自然保護区のキャンプに到着。
ちなみに、昨日泊まったキャンプよりここの方が寒いらしい。おわた。

なかなか広めのキャンプ場。
テントから近いシャワーは水、2分くらい歩くところのシャワーはお湯が出るらしい。

くうぅ。
この寒さで水シャワーは命の危険がある。行くしかない。

外は真っ暗。なんの明かりもないので、iPhoneのライトで照らしても足元しか見えない。
ふと前を見ると、赤い光が2つ。

……鹿?

目の前になんかいる!!
慌てて周りを見渡すと、めちゃくちゃ目が光ってる。やばい、囲まれてる。

暗くて分からなかったけど、たぶん鹿かなにかだと思う。
こちらが近づくと向こうはどいてくれる。鹿をかわしながらシャワーへ急ぐ。
鹿でよかった。

ちなみに、そんな場所なので星がめちゃくちゃ見える。

人生一の星空!

iPhoneでもまあまあ撮れるもんだ。実際はもっとすごかった。
寒すぎて3分くらいしか見れなかったけど、この星空はずっと忘れない。

DAY3

なぜか昨日より集合時間が30分早い。朝6時。
なのに出発は昨日より遅かった。

今日はンゴロンゴロ自然保護区のクレーターの中をサファリドライブ。
盆地みたいになっていて、動物はその外には移動しないので、動物を見れる確率が高いらしい。

実際、確率が高いというか、常にそこらへんに何かしらがいた。

豆粒みたいでよく分からないけど、鳥が何かの動物の死体に群がって、たぶん食べている。
朝一からすごいものを見てしまった。

ンゴロンゴロはひたすらこんな感じの草原でさえぎるものがないので、動物の骨もたくさん見つけられた。

カバ!陸にいるのはレア。
草をむしゃむしゃ食べてた。

プンバファミリー。
左の子プンバは、生後2週間くらいらしい!かわいい🥺

ヌーの大移動に阻まれる車。
ヌーさんが優先なのでしばし渋滞。

またまたプンバファミリー!子だくさん。
国立公園のスタッフさんが「プンバは走り出して5秒後にはなんで走ってるか忘れてるんだよね、そんなところがかわいい」って言ってたんだけど、プンバおもしろすぎるやろ。

こんな景色が綺麗な場所も。
ひたすら動物ばかり見てるけど、走ってる間ずっといい景色。

サファリカーに飛んできた鳥さん。基本、鳥はみんな派手。

これにて3日間のサファリ終了!
ランチを食べに、車でキャンプ場まで戻る。

……と思いきや、ここで事件発生。

車が急な坂を登れない。馬力が弱すぎて。
「お前らここで降りてくれ!後ろから来る車が乗せてくれるはずだ!」

まあそんな予感はしてたよね。
よかった、サファリが終わってからで。

しばらく待っていると、同じようなサファリカーが来て乗せてくれた。
6人乗りの車に10人乗って、私たちのキャンプ場まで送ってくれた。

キャンプ場に着くと、先客が......

でっかいゾウさん!?!?

丸いタンクの中のお水を飲んだり、木をバキバキ破壊して食べたりして、森に帰って行った。
私たちの貴重なお水が......

鼻をすごく器用に使ってて、それはまたYouTubeで見てほしい。(宣伝)

ランチを食べたらあとはサファリの起点の街、アルーシャに帰るのみ。
そしてまた事件発生。

タイヤがパンクした。しかもこれ、帰り道で2回目。

車にスペアタイヤは2つついてるけど、1つを1回目のパンクで使い、その付け替えたタイヤがパンクした。
そしてなぜかもう1つのスペアタイヤは元から壊れているらしい。
つまり、これ以上換えられるタイヤがない。

なんでやねん!
なんで壊れたタイヤをスペアで持ってんねん!!!

30分くらい助けを待って、幸いにも後ろから通りかかった別のサファリカーがスペアタイヤを恵んでくれて事なきを得た。

そんな感じで、3日間のサファリツアーは終了。
ハプニングもありつつ、なかなかできない体験がギュッと詰まった3日間だった。


最後まで読んでいただきありがとうございます!

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(掲載・一部編集:しおり

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