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シャーロックホームズ誕生秘話:たった三週間で生み出された巨匠の初作品

 *こちらは過去の投稿の再アップ版です^^;。

 探偵小説の巨匠アーサー・コナン・ドイルによって生み出されたシャーロック・ホームズ。

 ホームズは巧妙な推理と鋭い観察力によって犯罪を解決し、文学の歴史に深い足跡を残しました。


 こちらの記事では、シャーロック・ホームズの知られざるトリビアに焦点を当てました。

 ホームズファンでしたら誰でも知っているようなトリビアからややディープなトリビアまで扱っています。

 *↑より詳細な情報を追加した動画版も併せてご視聴するとより本記事の内容が理解しやすくなります。


 シャーロックホームズに関する知られざるトリビアその1:第一作目はたったの3週間で書き上げられた。

 1887年に当時27歳だったコナンドイル氏によってシャーロックホームズの第一作目「緋色の研究」が制作されました。

 執筆に要した期間はなんとたったの3週間だったそうです。


 シャーロックホームズに関する知られざるトリビアその2:第一作目は商業的に大失敗

 シャーロックホームズの一作目はほとんどの出版社から見向きもされませんでした。最終的には何とか出版に漕ぎつけたのですが、それでも売り上げは芳しくなかったようです(T-T。


 シャーロックホームズに関する知られざるトリビアその3:”シャーロックホームズ”という名のクリケット選手から名前を拝借した。

 主人公の探偵は元々はシェリングフォードという仮称をつけられていましたが、後にシャーロックホームズという名前に変更されました。

 ちなみにシャーロックホームズとはクリケットの選手から名前を拝借したとのことです。


 シャーロックホームズに関する知られざるトリビアその4:シャーロックホームズの住所は存在しません。

 「ベイカー街221b」というのがシャーロックホームズの住所として有名ですが、それは架空の住所となります。

 また19世紀のロンドンでもそのような住所は存在しませんでした。


 シャーロックホームズに関する知られざるトリビアその5:ロンドンにあるシャーロックホームズ博物館は公式にベイカー街221bという住所を与えられている。

 シャーロックホームズ博物館は公式にホームズと同じ住所(ベイカー街221b)が認められているそうです。

 ただし、実際にはベイカー街237とベイカー街241の間に位置しているのでベイカー街221bとするには無理があります^^;。


 シャーロックホームズに関する知られざるトリビアその6:シャーロックホームズのモデルは2人?

 ホームズのモデルはコナンドイルの恩師で外科医であるジョセフ・ベルとされています。

 ベルはシャーロックホームズのように天才的な観察眼を持ち、見ただけで患者の職業や家族構成など様々なことを言い当てたそうです。

 また、エドガーアランポーの小説に登場する架空の探偵C・オーギュスト・デュパンにも影響を受けたとする説もあります。


 シャーロックホームズに関する知られざるトリビアその7:”巡礼者”と自称するファンがホームズの死の瞬間を再現しようとする。

 コナンドイル氏がシャーロックホームズを書くのに飽き飽きし、ホームズが滝から落ちて亡くなったとして強引に物語を終わらせようとしました。

 世界中には今もなお、シャーロックホームズの過激(?)なファンである”巡礼者”と自称する人たちがいまして。

 ”巡礼者”達はホームズが亡くなった滝(Reichenbach Falls)を訪れ、ホームズの最後の瞬間を再現しようとしているそうです。

 もちろん、滝つぼに自分から飛び降りるわけにはいかないのでホームズに似せたダミー人形を落とすみたいですが^^;。

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