これは貴方が物語を届けるまで#2 【小説雑講座】

やぁワトソン。作家探偵の茶鹿秀太だ。

早いものでもう2回目だよこの講座。需要ある?大丈夫?

前は無人島に例えて

1、無人島(世界観・設定)を
2、誰が歩く(主人公・キャラ)のかを決めて
3、地図を作って(シナリオプロット)
4、実際に歩く(本文作成開始)

こんな感じで書けって話をしたんだワ。

どこの界隈もそうですが、準備8割実行2割。
場所によっては準備9割って言われてますよ。

準備段階で勝負は決まってます。

まぁ当たり前です。スポーツの大会と一緒で、優勝するために今まで何をしてきたかが問われるわけで。

マジで危機感持ったほうがいい。(流行りに乗る)

さて、じゃあこっから僕が普段作る時の創作手順書くね。

(0、ぼやーっと考える)

1、1行で小説の話をまとめる(ログラインの作成)

2、今回の小説と同じジャンルで似たようなことをしている小説や映画を片っ端から見る。自分ならどうするかを雑にまとめる。

3、自分が描きたいと思った最高のシーンを付箋に書いて、シナリオボードに貼る。

4、save the catの法則(シナリオ本)をもう一度見直す。

5、世界観・キャラの設定をまとめる

6、世界観とキャラ設定を俯瞰して、描きたいシーンを活かす為にどんなシーンが必要か考える。思いついたら付箋に書いてボードに貼る。

7、付箋と付箋の間のシナリオを考えてまた付箋に書いて貼る。

8、三幕構成に基づいて付箋を貼り直す。

9、足りないものを見つけて(世界観、キャラ設定、シナリオ、イメージ)、話を補強する。

10、6〜9を無限にやって付箋を増やしたり削ったりして話を完成系に持っていく。

11、それを文字にまとめてプロットを作成。面白くなかったらやり直し。

12、プロット完成。あとは書け。

はい、こんな感じですね。

死ぬわ。

死なない? そっか。

まぁ普段というか、長編書く時は基本これで対応してます。ここまでやればWeb小説1位取れます。取れました。

ちなギャグ短編ss書く時は酒を飲んで人生を舐め腐って爆笑しながらコンテンツを愛すると勝手に生まれます。それはそれでどうなん? これでも1位取れたな……。ウマ娘にハマってたし……。ss怪文書流行だったし……。

もちろん僕は天才なんですけど(過信)、実際ね、いきなり書いて面白いって言われるレベルに持ってったのは書き始めてから4年くらい経った後だし、評価されたのはなんやかんやもっと遅いし、まぁ気長に書ける人が一番伸びると思います。なのでがんば!(無責任)

さてここでね、思ったはず。

「そこまでしないといけないんですか!!!?」

そんなことないと思うけど僕はそうしてます。だから同人誌で20万文字書く頭のおかしい人になりました。(鉄板自虐)

じゃあもっとハードルを下げていきます。

とりあえず無人島で例えた世界観とか設定とかの話をしてみようかな。

死ぬほどハードルを下げた話をするね。

みなさんはおそらく頭の中にお話が渦巻いてると思います。異世界転生かもしれませんし、青春ラブコメかもしれませんし、僕みたいにミステリーかもしれません。

世界観にこだわってこだわって丁寧に作り込む人もいるでしょう。

さて、世界観作りだ!!!

ジャンルを、決めろぉおおおおおお!!!

ジャンルをっっっっっっ!!!

決めろぉおおおおおおおおおおお!!!

なぁにが笑いあり涙あり人間ドラマありミステリー要素あり恋愛要素ありファンタジー要素あり残酷な描写ありだぁ????????

ジャンルをっっ、決めろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

「おいあんた!! ふざけたこと言ってんじゃ…」
「やめろ真っちゃん!!!」

まぁいい、刹那でこの話を忘れちゃうかもしれんけど言うだけ言わせてくれ。

ジャンルを決めてみよう。

何故かって言うと、初心者ほどジャンルないんだわ作品の。

初心者ほど作品のジャンル無いって言うんだわ(2度目)

この点マジで「小説家になろう」は優秀すぎる。カテゴリ分けで投稿できるから…。どんなやつでもジャンルに分けて投稿できる…。

さて? 小説を書くつもりならまずジャンル縛ったほうがいい。

それが作品の軸になるからね。

ぶっちゃけね、どんな話にも笑いは入れられるし、感動を入れられます。でもそれは軸じゃありません。

この作品はミステリーですって言い切ってしまうと、ミステリーを楽しむ小説としての軸が生まれるでしょう?

その小説は読んでくれる人に何を楽しんでもらうか、明確な指針としてジャンルが必要です。

そこから派生するんですよ。

例えば異世界転生ファンタジーを書くとなったら、

異世界転生ファンタジー→主人公は魔法を使って無双→魔法を使う世界観→主人公の魔法の設定

みたいに考えて

主人公が魔法を使うと強すぎて周りドン引き→笑いが込み上げてくる
主人公が絶対救えない人を救う→涙が出てくる

っていう展開も用意できるんですよ。

軸だよ軸。軸が必要なんだよ。

ホラーが軸なら怖い話を用意しなきゃ。
そこに笑いや感動を足してもいいってだけ。

さぁ軸を用意したら本番です。

世界観作り、スタート!!!

でも世界観作りの話したらマジこのあとめちゃくちゃ長々書かないといけないのしんどいからまた今度ね。

別にいいだろこの記事無料なんだから!!!!!

んじゃ!!! 良い節分を!!!!

ワイは大人しくTKGの新曲でも全裸待機してるわ!!!!!

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