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苦手な環境にも飛び込んでみる

こんにちは。
まだ4月というのに30度近い気温にすでに今年の夏が不安で仕方ないSHGです。

普段は引きこもりがちな私ですが、先日久々に都内のほうに用事がありお出かけしてきました。

用事というのは自分が関わっている出版社の懇親パーティ。
漫画家に限らず多くの作家や関係者が集まるもので、大御所から私のようなド新人が一堂に会するカオスな集会です。

典型的な人見知りの私はこの手の人が集まる環境は大の苦手なので、招待されたものの参加するか迷いました。
だって私の漫画はまだ始まっていないので、自己紹介したところで誰もわからないので…笑

コロナの影響で数年ぶりの開催ということと、次に行けるときには連載の打切りが決まっている可能性もあり、前向きな気持ちで参加できるのは今しかないかも…
ということで行ってみることにしました。

当日は持っている服装の中でできるだけ小奇麗なものを選び(いい靴はもってないのでスニーカー)、電車に揺られて会場へ向かいました。
会場の最寄りに到着するとやたら若い女性が多くて何事かと思ったら、近くでSixTONESのライブがあったみたい。

会場はおそらく一生泊まることがないであろう巨大なホテルのイベントホール。
お寿司屋やお肉などおいしそうな食事が用意され、お酒も飲み放題。
交通費分は回収して帰ろうと意気込んでいましたが、開始前から圧倒されました。
大量の人…人…人。300~400人?もっと多かったかも。
関係者も含まれているとはいえ、作家ってこんなにいるの?
巨大な会場にも関わらず、歩くのも大変でした。

おそらく何度も参加しているであろう人たちはグループを作り談笑するなか、私はひたすら食べ歩くマシーンのごとくケータリングの列に並んでいたところ、長身のイケメンに声をかけられた。

誰かに声をかけられると思っていなかったのでめちゃくちゃ驚いたのだが、彼はなんと私が担当する雑誌の懸賞ページの2コマ漫画を読んでいて、名前を覚えてくれていたのだ。
彼は私が担当する前にそのコーナーで連載していたので、私も彼の漫画を読んでいて、名前を覚えていた。

お互いにあんなこっそり載っている漫画を読んでいる人がいたのかと笑い、彼も新人で初参加だったこともあり一緒に行動することにした。
Xを相互フォローしたのだが、私のフォロワーが7人に対し彼は9万人いた。
なんとなく申し訳ない気がした…。

その後は以前アシスタントとしてお手伝いしていた作家さんとお会いでき、(遠方にお住まいなので参加されないかと思っていた)2次会までしっかりと参加した。
3次会まであったそうだが、朝までコースなのでさっさと帰った。

最初は参加するかどうか悩んではいたものの、新たな交流もできて楽しむことができ、苦手な環境に飛び込んでみるのも大事だと思えた学びのある1日となりました。

なんとか打切りにならず、次も参加出来たらいいな。

読んでいただきありがとうございました。




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