will会議5

『第2回 WILL会議』に行ってきたレポ

どうも、いわみです。

先週の日曜日、益田市津田地域にある海の家Re:rieにて行われた第2回WILL会議に行ってきました。これからにワクワクを感じられるイベントでした。
今回のnoteは、題の通り、イベントレポートというものをしてみます。

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最高にチルな会場

まず、何と言っても会場の海の家Re:rieが最高でした。

心地良い波の音、
部屋に吹く冷たくて気持ち良い海風、
穏やかな春の日本海と海に沈む美しい夕日…

考え事をするには完璧な環境が揃っていました。

会場に到着した際、参加者みんなが口々に「うわー!綺麗!」「ここに住みたい」「海入りてぇ~」など興奮を隠しきれない様子でした。

あまりのロケーションの良さにより一同興奮気味のまま、イベントがスタートしました。

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イベントの概要

イベントの感想のまえに、簡単に概要についておさらいしておきます。

〇イベントの目的〇
地域で活躍する大人の方々の話を聞いたり、自己分析を行うワークを通して、交流を行うことで、楽しい学生生活を送るきっかけを作るため。

(大和氏のFB投稿を参照し、いわみ要約)

〇イベントの流れ〇
①アイスブレイク(他己紹介、ドキドキインタビュー)
③島根県にゆかりのある社会人(男性4名)によるお話
④幼少期から現在までの「好きなこと」を深堀るワーク
⑤「これからやりたいこと(=WILL)」をブレインストーミング

今回のイベントの目玉は、やはり社会人の方によるお話とWILLのブレインストーミングでした。
このnoteでは、その2つを紹介します。

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社会人の方によるプレゼンテーション

今回登壇されたのは、男性4名でした。
4名のお話を簡単ではありますが、要点を押さえつつ紹介させていただきます!

益田市教育委員会、NPO法人職員の檜垣賢一さん(けんちゃん)

・学生時代に19か国をめぐる旅をする
・東京、ニューヨーク生活を経て、益田市北仙道地区に移住。
・公民館が地域のなかで機能していることに驚き
・地域住民のつながりが強固なことに疑問を抱く
・島根県民の余暇時間の長さは全国1位=仕事以外のゆとりが持てる
・仕事だけでなく、いろんな”足場”があることが幸せにつながるという仮説
・繋がりの希薄化が社会課題になっている
・(つながりが)ないからこそ、つくるという姿勢を大切に

質疑応答
Q.地域に入っていくときに大切なことを教えてください。
A.急に入っていかないこと。クッション(緩衝材)となるような人や出来事があると良い。その地域でのアクションの取り方として、MUST(すべきこと)→CAN(できること)→WILL(やりたいこと)→DO(すること)の順で動いていくと良いかも。いきなりやりたいことをするのは難しいので、まずはその地域ですべきことを始めてみるのが良いかと。

Q.海外経験がどう生かされているか教えてください。
A.語学力だけではなく、未知に飛び込む力を養うことができた。それは様々なことに役立つ力。学生のみなさんには、海外渡航をオススメします。

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吉賀町移住支援員の田村薫平さん

・Uターン4年目。それ以前は、広島にて飲食業に従事しながら生活を送る。
・「888 apartment」という日本ミツバチのはちみつを使った事業を起こす
・ほかにも様々な地域資源の可能性を見出して、アクティブに動く
・地域に入る際、ひとりで好き勝手していたら変人に思われちゃうと考え、地域の手伝いや行事に狂うほど参加。
・「あの人は協力してくれて良いぞ」という口コミを地域で広めた
・田舎の口コミの影響力は大きい
・「信用」を積むことでサポーターができる
・何か行動を起こすとき「意図100% 方法0%」
・西野亮廣『革命のファンファーレ:現代のお金と広告』がオススメ

質疑応答
Q.地域資源の見分け方を教えてください。
A.移住支援の仕事をする中で、移住希望者の方にお話を聞いた。自分よりも詳しい方にお話を聞くのが良いかと。

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県立大学職員、NPO法人代表、フリーランスの3つの顔を持つ瀬下翔太さん

・3つの顔を持って仕事をしているが、コンセプトは「参加」
・公共的な課題を民間的な発想や市民の力で事業化し、解決することを社会起業という
・学生が自主的に活動を行う上でのヒントを提示
  ①学生同士で終わらない時間を作る(学生は自由に使える時間が武器)
  ②とりあえずプロトタイプ(試作品)をつくってみる
・学生に向けての活動をする際のヒント集

(※飲み会資料とは、飲み会でよくみられる「良い感じ」になったときに出す企画書のようなもの)
・自分のやってることをもっとオープンにしよう

質疑応答
Q.学生同士で終わらない時間作りたいけど、あまり集まれないです。どうしたらいいでしょうか。
A.はじめのうちは集まるのにコストの低い条件を最初に設定(時間は、昼休み。場所はカフェテリア)するなどすればOK。もし、忙しいのであれば、極端な例、一緒に住むという形でプライベートをシェアするのも良いかと。

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昨年度県立大学を卒業され、広島の人材系企業に勤める樋野竜乃介さん

・母校の廃校、部活動(野球)の経験、家族のこと、フィリピン渡航などを経験し、「コミュニティー」に関心を持つようになる
・WILL(やりたい)、CAN(できる)、MUST(すべき)が重なることがアクションとしてできると良いが、学生には特にWILL(やりたいこと)を大切にしてほしい
・「たこわさ理論」の話
・経験した範囲の中でしか、自分のことや世界のことを知ることができないからたくさんいろんな経験を積んでいって欲しい

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WILLをブレインストーミング

最後のワークで、これからやりたいことを5分間で自由に紙に書きまくり、参加者同士で共有をしました。

その後の共有の時間で、同志を見つけて「今度一緒に〇〇に行こう」「〇〇を紹介するよ」と言うように、WILL(思い)が次のアクションに繋がっていく現場をみることができました。

結論、サイコーなイベントでした

このイベントで、瀬下さんの「自分のやっていることをもっとオープンにしていこう」というメッセージを参加者みんなが早速実践できたのではないかと思います。

ところで

うごく・かたる・うごく・かたる

これは、私がお世話になっているPakTのしゅーしさんから教わったことです。行動を起こすうえではこのサイクルを回すのが大切だと学びました。

ですが、以前から県立大学界隈、やはり「かたる」機会が少ないように感じていました。
それゆえ、今回のイベントによって、「かたる」場所や仲間がナチュラルに誕生したのではと感じています。

これから、第2回WILL会議の参加者がどのように行動を起こし、また集まって語り、どんな学生生活を送ってくのか、とても楽しみです!

私も面白がって楽しんで、うごいてかたってうごいてかたってきたいなという気持ちです。



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