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8.債券組み合わせ購入時のデフォルトリスク😢と利回り😉の最適バランス🏄

米国社債の重要なリスクには、為替リスク以外に
デフォルトリスクがありますが、どの位の可能性があるのでしょうか?

MOODY’S INVESTORS SERVICEの情報によると
10年の間にデフォルトが発生する可能性は、以下のとおりです。

Aaa 0.01% → 20年換算 0.02%
Aa   0.61% → 20年換算 1.22%
A        1.98%    → 20年換算 3.96%
Aaa  3.09%    → 20年換算 6.18%

SBI証券で買えるものは MOODY’SのAがほとんどで、まれにAaとBaaがあります。
また Aa、A、Baaの中もさらに3段階に分かれ、A1、A2、A3のように
後ろに1,2,3がつきます。

これらのことから、格付けの高い企業は多めに 
低い企業の債券は少なめに持つことが得策と
考えます。
私もA1以上の銘柄を1銘柄あたりの金額を多く
なるように配分しています。
高格付け債券に集中投資の方が安全が高いとの考え方もあると思いますが、高格付けの方が利回りが落ちるのと万一の場合に分散しておけば致命傷にならないとのことからある程度の分散は必要かと思います。

ちなみに日本企業の格付は、
三菱UFJFGと三井住友FGがA1、
ホンダとオリックスがA3です。
20年後には 3.96%×4社≒1/6 
1/6の確率でどれか1社が倒産する計算になります。
(根拠はありませんが、印象より相当高いように
 感じます。)

外国企業では、
アップル🍎がAaa、アルファベット(グーグル)がAa2、
アマゾン🚛、ペプシコ、コカ・コーラ🥤、
JPモルガン、ファイザー💉がA1、
インテル、BMW、バンクオブアメリカがA2
スターバックス、マクドナルド🍔がBaa1
です。

企業の存続性を格付けで判断するのは重要と思いますが、基本的には株式を買う場合と株価を考えなくてよいこと以外はほぼ同じため 企業業績の推移等を確認することをお勧めします。
なお 米国企業の情報収集はマネックス証券がよいと思います。
(ただし5万円を預けておく必要があります。)

ご参考までに 格付けは、発行体格付と証券格付があり、同じ発行体でも債券の種類によって証券格付が変わります。
例えば 劣後債はシニア債よりデフォルト時に返金される金額が少ないため 発行体が同じでも証券格付はシニア債より落ちます。

情報元は定かではありませんが、デフォルト時の
元本の平均的な返金率はシニア債で4割程度、
劣後債で2割程度と記憶しています。

最後までお読みくださりありがとうございました。🤗

次回もよろしくお願いします。



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