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怖いけど行きたい神社

先週末に諏訪大社へお詣りに行ってきました。

諏訪大社といえば御柱祭で有名ですが
下社春宮、下社秋宮、上社前宮、上社本宮の4社から成り立っています。

お詣りする順番は特に決まっていないらしく、私も初めてだったので、ある人のブログを参考に上記の順番でお詣りしました。

下社は街中にあって拝殿もありますが、上社は山腹にあって山が御神体となっています。

上社に車で向かう途中、山の斜面に長い石段が見えたので「これが上社本宮かな」と思って車を停めたところ、違う神社でした。
上社本宮はこのすぐ隣にあって、お詣りを終え、その日の宿のチェックインまで時間があったので、この山の登山道を散歩することに。

3〜40分歩いた先に展望台があり、遠くにあの霧ヶ峰を望む諏訪の街を一望できる絶景が広がっていました。
が、しかし写真を撮り忘れて😅案内看板のみ撮影

この絵がリアルに広がっています

来た道を戻らずに大回りして麓に下りたら、先程車で通りかかった神社になぜか辿り着きました。

これは
もしや
私にお詣りしなさいってこと?

やはり「気にかかったことは再現される」という
宇宙の法則が発動してしまうわけです。

その名も「北斗神社」
別の看板に「天空の神社」なんて書いてるし
名前からしてそそられます。
天之御中主命(アメノミナカヌシノミコト)をお祀りしていて寿命の神様と看板に出てる。

アメノミナカヌシは宇宙の根源神といわれ、北極星や北斗七星を崇める宇宙最高神。
ときたらば素通りできるわけがありません。

見るからに急斜面👀

しかも雪がガッツリ残ってる。
この状態を見たらビジターは間違いなく行かないだろう。
だが、オレは行ってしまう😅

もう、一段踏み出してしまった。
幸いにして手すりがある。
手すりが無かったら間違いなく行けない。
だって雪が氷状になってるし、どの段も足の踏み場が2〜3センチしかない。

あーあ、あの人昇っちゃったよ
って地元の人が囁いているような気がする。

なにしろ200段あるらしいが、数えている場合じゃないくらい必死こいてました。
途中で手すりが古い部分があって、手すり棒が支柱から抜け落ちてて、もうマジでビビった。

そしてなんとか拝殿に到着!
でも、立って拝むスペースが50センチくらいしかなく振り返りもできない。
とにかく立っているのが精一杯。
お願い事は
もちろん
「無事にこの旅が終えられますように」🙏
もうこれしか頭に浮かばない。
長寿をお祈りしてる場合じゃない。
今、生きているかだ。
やはり宇宙の神様は、こうなることを知ってる。

というわけで
もちろん拝殿の撮影をしてる場合じゃなくて
慎重に振り返り、なんとか撮影。

昇った甲斐があった一枚

景色は素晴らしいが、とにかく手すりから手が離せないし、まるでスキーのジャンプ台に立っているよう。

やはりだが、昇る時より降りる方が危ない。
こうなることはわかっていた💦

そしてなんと、中間くらいまで来たところで
昇ってくる人を発見!
すれ違うところで
「地元の方ですか?」と尋ねたら
「そうですよ、スパイク履いてるからね」と…
そりゃそうだ。
こんな雪が積もる階段をスニーカーで昇るバカは私ぐらいだろう。

「いやあ、手すりが無いと無理ですね」
と私が言ったら
「やっと2年前に付いたんですよ」ですって。
いやいや地元の人は手すり無しでこの階段を昇ってたんかい?
雪が無くてもフツーに怖いです。
這いつくばって昇り這いつくばって降りる感じ。
これだけ肝を冷やせば長寿になるわけだ。

そんなわけで命がけの北斗神社お詣りでした。

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