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『引っ越し大名』を観に行ったら鷹村様応援団の一員になっていた話

私、時代劇ってわりと好きなんですよ。コメディ系だと特に。前評判も好評だったので、期待していました。

ただ、一点「高橋一生が脳筋バカ役」ってのが気になっていました。

高橋一生のイメージって、なんというかどちらかというと主人公の片桐っぽい役のイメージがあったし、あまりアクティブな筋肉キャラってイメージもありませんでした。

ん~、なんでかなぁ……もっと筋肉筋肉している役者いるよねぇ……と思ってたんですけど……これは……! この「脳筋」は、たしかに高橋一生のイメージ……!

あの御手杵をサンライズ立ちで構える殺陣シーンではまんまと「御手杵を振り回す鷹村様に黄色い声で声援送る女子に混ざり隊」となったんですよ。

以下、ネタバレあります。

冒頭から尖っている

冒頭からまさか男色描写があるとは……w

ちゃんと「ナチュラルに男が恋人」っていう当時の価値観をカジュアルに表現してると思います。

美形ナイスミドルと男装の男の娘って感じなので男同士って感じもあまりないってのもありそう。(自分で書いといて男装の男の娘ってなんだ、その概念)

いやでも、この小姓がほんと乙女ちっくで可愛いんですよ。中盤ぐらいで嫉妬するシーンがあるんですが、もう美少女ですよこの子……。

子役がエンジェルすぎる

引っ越し奉行になっちゃった片桐が向かうのは、先代の引っ越し奉行の娘の「於蘭」の所なんですが……

音松役の子……可愛すぎる。あのちょっと生意気な感じが良すぎる……。画面にちょこちょこいるだけで心が洗われる。癒し……。

ところで、於蘭さんが立派な馬の世話をして乗りこなしているって理由は映画内で出てきてないんですが、小説読めば分かりますかね?

なんかそれだけでストーリーありそうな予感がするんですが、考察のヒントがなさ過ぎて……。

引っ越しの唄

先代引っ越し奉行の虎の巻を入手して、ようやく始動した引っ越し大作戦なんですが、耳に残る引っ越しの唄w

……あれ、出だしってちょっと下ネタっぽくないですか? あれ? そう考えてるの私だけ?

鷹村様がカッコいいシーン

全てがカッコいいので、特に私のお気に入りのシーンを紹介すると、やはり「お役御免」でしょうか。

色々あって、引っ越し奉行を頑張る片桐ですが、最大の難関が「人減らし(リストラ)」で、かつての同僚や上司に「お役御免」を申し付けるわけです。

この時にね! 鷹村様は別室に待機しているんですよ。戸を一枚隔てた向こう側に、刀を握り締めて気配を伺っているんです。

万が一、お役御免を不服とした武士が片桐に切りかかろうものなら、いつでも飛び出せるように……。

この時の眼光が!! ザ・高橋一生って感じの演技で!!

戸一枚隔てた先の気配を正確に感じ取ってるのも、「戦闘特化でステータス振り切っているから」という説得力のあるあの眼光!!

筋肉だけでは出せませんよ……高橋一生じゃないと出せませんよあの目の演技……。

真の主役は「お役御免」された人たち

ラストを飾るのは、経費削減のために姫路に残されてしまった人々なんですが……。もうこのラスト15分くらい(体感)泣きっぱなしだったんですが……!

久々に映画館で感動して泣いちゃった……。

全員が「揃って」引っ越し完了となるのは、あまりにも……! できすぎた演出すぎて……! おもわず拍手しそうになりましたよ!

なんかもう、この人たちのスピンオフで一本できそう……!

ほんとう……余韻は爽やかだし、いい映画でした。

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樽瀬川

ライターをやっています。 観光・歴史・文化系の記事が得意です。

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