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NUUAMM「NO W/AVE」TOUR 2017.11.1 Wed @渋谷WWW

https://twitter.com/arakencloud/status/925719301914365952

天気も気分もよい秋の日。十三夜は晴れることが多いらしくこの日も月が綺麗だった。早い段階でsold outしたWWWは椅子席。同じようにこの場所で行われた6/27にじのほし9「月の秘密Prime」の記憶が蘇る。

『NO W/AVE』の発売日が6/28で、あの日の物販で初めて目にしたパッケージはとても温かくて素敵だった。売り子をしていたグアイズのキャプテンもキラキラしたいい表情だったな。リリースは梅雨の季節だったし「めのう」のMVも雨がとてもいいんだけど、やっぱり綺麗な月がよく似合う。

そういえば、7/4DOMMUNEの「NO W/AVE」LIVE&TALK はThe梅雨って感じの長雨だったし、7/5代官山蔦屋のインストアミニライブ&サイン会のときなんかは台風きてた。どちらも尋常じゃなく素晴らしい常軌を逸した素敵な空気のLIVE空間だったし、行くの2回目でコンビニどっちだっけ?ってDOMMUNE通り過ぎたら前に車止めて待機してたマヒト君が「ここやで~」って教えてくれて「コンビニ」って言ったら「あっち」って指さしてくれたのも忘れられない思い出(セブンと逆方向行こうとしてた 笑)。

https://twitter.com/SHIBAINUKUZIRA/statuses/882346524713275393?tw_i=882346524713275393&tw_e=permalink&tw_p=archive

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閑話休題

http://livrary-mag.com/feature/63887.html

http://www-shibuya.jp/schedule/007962.php

先行予約特典はダウンロードコード。後日何かがあるらしい。

https://twitter.com/SHIBAINUKUZIRA/status/925729067134984192

https://twitter.com/SHIBAINUKUZIRA/status/925725128939339776

https://twitter.com/SHIBAINUKUZIRA/status/925669605636313088

↑全景

地方や小さなお店や教会、劇場なんかで行われるLIVEにこそNUUAMMの真髄があるような気がするけれど、大きなハコなら此処がいい。そう思えるWWW公演だった。NUUAMMの魅力活かした上でのとんでもなく贅沢な音響と照明、すーーー………ばらしかった!音響なんかはやっぱりマヒトのエレキが映え渡るし、特筆すべきは照明だね。元映画館ゆえの劇場感は演劇の様な趣があって息をのむというか、呼吸をするのも忘れてしまうくらい静かに打ちのめされた。裸電球、大きな丸型ライト、灯篭のような回転する一灯、夏のステンドクラスから差す日差しみたいな照明はフロアまでクルクル照らしてステージとフロアを一つのLIVE空間に作り上げていた。五月蠅くない、それどころか雰囲気作る相乗効果すらあってとても、本当にとても素敵な照明だった。でるおの他にも本格的な動画撮影カメラマン入ってたから是非とも映像作品にして遺してほしい。あの魅力はあの場にいなければ味わえないとは思いつつ。

ステージ中央、向かい合う二つのキーボード、その両脇に椅子。市子ちゃんはガットギター、マヒトはムスタング、ガットギターはマーが弾いたりとスイッチもあり。曲によってはマーがガットギターで市子ちゃんも小さい黒いガットギターだったり、カセットウォークマンやカウベルや幸福の音の鳴る鈴みたいなやつ、リコーダーみたいな笛、etc.いろんな楽器やモノを使って生み出す自由で純粋な音楽。その二人を照らす一つのスポットライトが生み出す灯りは満月みたいで、満月の中で二人が向き合っていろいろな音遊びをする姿を観ていたらイノセンスというかピュアというかぴかりというか、まだできるまえのそらとかこの世界のシェルターとか色々込み上げてきて涙がこぼれた。とても、とても美しかった。「美しい」、何度そう思ったかわからないくらい美しかったし、LIVEをみて「美しい」って感じることってあまりない、というかちょっと他には浮かばない。兎に角、尋常じゃなくピュアで美しかった…。それだけじゃなく、心と身体を軽くしてくれる、そんな澄んだ空気をたくさん吸いこんで、羽が生えた気分というかね…。静かの中に光と闇と心があって、どうしようもないほどに感情が溢れてくる「おんがくのじかん」だった。そのへんはうまく言葉で捉えきれないというかおさまりきらないんだけど、そんな感じ。

[セットリスト]

(たぶん)

めのう
PUPA
EDEN
春の膝
turn light

ここまで一気に。誰一人拍手すら挟めない凛と澄み切った演劇みたいな空気に痺れた。アルバムでは最後の曲の「めのう」から意表を突かれつつ一気にもってかれた。市子ちゃんのヴォーカル、マヒトのムスタングエレキで始まる「春の膝」で鳥肌。そこから突然市子ちゃんの優しい歌声で始まり二人でうたう「turn light」の転調、流れヤバすぎて鳥肌から羽生えて空高く飛んでった(俺が)。一つ目の絶頂(ピーク)

マ「こんにちは こんばんは」

市「おはよう」

(((市子ちゃんかわいい)))

MU-MIN
スダジイの木の曲(タイトル不明)

雰囲気ガラッと変わってかわ市子かわマヒト、いわゆる素な感じに。そんなムーミンはマーいわく最大のダンスナンバーで、この曲でモッシュが起きなかったらもうこれ以上はないらしい 笑

スダジイ~はツアー初日の島根で作った曲なんだとか。水木しげる先生がヤマタノオロチと見間違ったとかなんとかいう木。こうしてツアーで過ごす時間がまた一つ曲になっていくのを目の当たりにした気分。

Moon Hill 

ゆさぎ マホロボシヤ

Moon Hill

ここ!ハイライトはここ!!マヒト覚醒ver.ヤバすぎた。「Moon Hill」のピュアな光景にどうしようもない感情が溢れて涙になってこぼれた。

そして沈黙…マヒトが帽子脱ぎ捨て没入、覚醒、いわゆる素直マヒト、真マヒトver.のムスタングエレキとうた声が静かに炸裂。市子ちゃんの曲のゆさぎはマヒトvoから。素直マヒトの歌声と合わさる市子ちゃんの歌声も優しくてかわいい…と思いきや市子ちゃんもスイッチ入って覚醒、ガチver.の歌声でマホロボシヤへ、真マヒトのエレキのエコーが深く深く冷たくどんどん澄んで響き渡っていって二人のハーモニーが共振、ゾーンとかなんかそういうのに完全に入った。つられて観ているこっちまで覚醒、毛穴からなにから全開、ありえないくらい視力と聴力が良くなったような錯覚が起きるほど感覚が研ぎ澄まされてるのがわかった。…あれは降りてたね、マのエレキに超常のナニカが。マのエレキを通して通常じゃとらえられないナニカが顕現してた。

そこから再び「Moon Hill」、イントロ思い出すだけで鳥肌と震え蘇ってくるし、その状態のままでの「Moon Hill」がほんとにほんとに、もう本当にたまらない。今まで観てきた真マヒトでパッと思いつくのはマヒト×ダイローさんの「slow flake」、マヒト×Yukiくん×植野さんの「曲は未来」なんだけど、そこにまた新たな一ページが刻まれた感じ。

MC マ「褒められるのは好きです」

ツアー7日で9本もLIVEしてきたらしい。えらい!

Vampire

(((かわいい)))

鬼ヶ島

full of fool

MCと「Vampire」で和ませといてからまた空気一変。「鬼ヶ島」からそのまま「full of fool」へ。切ない、切なすぎてどうしようもない感情がに揺さぶられておかしくなる。狂おしいとはこのことだな…。マヒトだけでも、市子ちゃんだけでもきっと素晴らしい。けど、この二人でうたうからこその切なさみたいのが堪らなかった。

マ耳打ち「あの~ぴかりのヒビやりませんか~?」
ぴかりのヒビ (マ上機嫌ver)

これこのまま「さよならグレーゴル」やっちゃうんじゃない?ってくらいマーが素直モードになっててここで「ぴかりのヒビ」やりたいって言い出す気持ちがなんかすごくわかる気がした。ここまでの光景がぴかりそのものだったから。こんな日々を送りたいって思ってたところだったから。

マ「みなさん雨の中どうもありがとうございました~」

MAHO

もうしあわせすぎて、しあわせすぎてな。あんな気持ちになることそうそうない。おんがくのもつまほーのじかんだよね。

EC さっぴー

すぐ出てきた 笑

マヒト、嬉しいんだろうな。あれだけ沢山のお客さんがいて、認められて、愛されて。市子ちゃん目当ての人も多いんだろうけど、マーの魅力や二人でこその魅力も、わかる人にはわかるからな。マヒトにはしあわせになってほしい。市子ちゃんにも。

EC? なつばくだんふゆだるま

ダブルECの拍手というか、さっぴーの拍手が鳴りやまないうちにすぐ出てきてマ「出てきちゃった」とか言ってた 笑

いやコレこのラスト、大団円でしょ!最高でしょ幸せでしょ嬉しいでしょ!!!セットリストとかそういう感じじゃなく、演劇っぽい良さの他にこの二人の自由で素な感じがあってそれはやっぱりワンマン尺じゃないとお目にかかれないやつでな~ぐあ~

なつばくだん♪パンパン(手拍子) ふゆだるま♪パンパン(手拍子)

な!パンパン!(手拍子)な!!

市子ちゃん歌詞とんでごまかしてた?あとマヒトも歌詞間違えて会場に笑顔と笑い声がこぼれてな~

ほんともう大団円でしょこれ!去年のラピュタ阿佐ヶ谷ザムザで曲が終わったタイミングでマヒトの椅子が壊れてひっくり返ったのもミラクルだったけど、これまたいいエピソード生まれたね。とても気持ちの良いLIVE、体験、おんがくのじかんだった。マヒトと市子ちゃんが出会えて、この二人と出会えて本当によかった。

マヒトも市子ちゃんもありがとう

[メモ]

2段目中央上手側最前で観た。もう一度やり直せたてもこの席か一つ左にずれるくらいに良い席だった。DOMMUNの日の21時がチケット販売開始でこっそりDOMMUNEでチケット買った甲斐がある。(6番)
https://twitter.com/GEZAN11/status/925759683519856642

結婚するならこういう人がいいよねという見本(カルロス)

この夜に植野さんが「月の音」のMV上げてんのもなんかよかった。


https://www.cinra.net/interview/201412-nuuamm

https://ototoy.jp/news/80544

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