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2019 LIVE #7

2019.1.14(Mon・祝)@SuperDeluxe 

SuperDeluxe presents Phew/山本精一 ソロとデュオ
スーパー・デラックス閉店感謝祭り!西麻布より愛を込めて…

 年々記憶が薄れていってそこにいたはずのLIVEのことを思い出せなくなってくる。それがとても悲しいので記憶の断片を残していこうと思う、今年は。

①Phewさんソロ

 スーデラがこの場所での営業を終える、縁の深いお二人のことだから、きっと思うところあるのだろう。けれど、そんな素振りは見せもせず、言及もせず、なんとなくいつも通りだった。

 入口付近の喫煙スペースからそのままステージ(フロアだけど)へ登場したPhewさんのソロ。機材(といったら失礼かもしれないが便宜上)を見ればLIVEを観てる人ならわかると思うこの感じ。『Voice Hardcore』からの曲を演った訳ではないけれど、ベースはモジュラーを基軸としたVoice Hardcoreセットかと。

 毎度毎度その度に違うセット、Phewさんはその構成力がすごいと思う。序破急ではないけれどそれに近い体系的な約30分。Phewさん以外の何者でもないオリジナリティの塊。LIVE中もちょくちょく確認しているノートやメモ書きからも相当準備練習してるんだろうな。きっとこどものように楽しみながら。

②精一さんソロ

 こちらもまずは機材(同上)を。


 いや…詰め込み過ぎでしょ!とツッコまずにはいられないこの感じ。Phewさんの機材を意識とかも、若干はあるのだろうか?正直言うとMacBookはいらなかったんじゃないかという気もしないではない、あくまで個人的嗜好において。

 で、こちらも徐々に徐々に音から場から作り上げていってのラスト!な感じのカオティックな約30分。最終的に「めっちゃよかった!( ;∀;)」ってとこまでもっていけちゃう精一さんならではのパワープレイだった 笑

③デュオ

 素晴らしかった。出てきてからまだしばらくやらないんでリラックスしてて下さいみたいなこと言いつつ徐々に、徐々に、徐々に、10分以上やってたかな?弱音出しながらツマミいじいじ、精一さんもエレキ歪ませながら二人して音場というか空間を作り上げていってから  ふっ  と静かになってメロディアスなエレキのイントロ、そして歌に入ってく感じ。アレは鳥肌立った。

 Phewさんでしかない飾らない歌声と、精一さんでしかない乾いたような優しいようななんかムズムズするエレキの音色がまた堪らんやつでこの時点でもう今日来てよかった( ;∀;)

 2曲目はふたりして交互に歌っててデュエット!( ;∀;) しだすし、うたも素晴らしいし。

 3曲目、この日を締めくくるにふさわしい強く美しい、心が張り裂けそうな終わり方だった。再現性のない音楽もすばらしいけれど、やっぱりうたとギターは永遠だなって思う。自分にとって現店舗最後のスーデラの一夜をそう思わせてくれるお二人と過ごせてよかった。ありがとう

 1時間くらいだったかな?盛大な拍手とECに応えて二人して出てきたと思ったら精一さんMacで流してたお経(なんで?笑)だけ切って「ここで終わった方がキレイでしょ」みたいなことだけ言って戻って行って終了ww Phewさんも笑ってた。

↓Phewさんの物販撮り忘れた。精一さん手描きジャケCD-Rは既に売り切れ

 写真みると人少ないけど、実際は大大大盛況だった。あんな入ってんの自分が観てた中ではトップクラスの大入り。皆それぞれ思い出や思い入れなんかもあるのだろう。寂しいけれど、やっぱエンディングはグッとくるものがある。とはいえ、きっと新天地で、未来の新しいスーデラが待っているはずなのでそう悲観したものではないはす。再見、SuperDeluxe!

※ ↓ いいなとかすごいなとか思った他の方の感想とか写真(勝手に転載すみません。)


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