「『誰か』に陰口を言われるのは、その人の目の届くところにいるから、自分の責任。もっともっと高いところを目指そう」と考えて、自分を鼓舞するほうがずっといいのです。恋人が自分の友人のもとに行ってしまったら、いやな気持ちになるけれど、アラブの王族のところに行ったとしたら、嫉妬心さえ湧いてきません。想像を超える相手だからです。突き抜けた人になれば、想像を超える人になれば、何も言われなくなる。富士山の頂上にいれば、ふもとの喧騒は聞こえません。私はそう考えるようにしています。