見出し画像

#525 本当の友達

友人のイメージは人それぞれだろうが、いつも一緒にいて、なぐさめ合ったり、愚痴を聞いてやることでお互いをいたわる関係をイメージしている人が多いだろう。しかし、同情をするのが友なのではない。心を鬼にして、友のために厳しく接し、お互いに甘えることのない敵同士の関係性の中に、ホンモノの友情は存在するとニーチェはいう。

『座右のニーチェ』

野村克也さんが終生大事にしていたのが、
「人間は3人の友を持て」という教えだ。

「原理原則を教えてくれる人」
「直言してくれる人」
「師と仰ぐ人」

この3人が人生には必要だと。

直言されたら、たいていの人は離れていく。
離れていくことが怖いから、何も言わない。

確かに何も言わずにやり過ごせば、時は流れていく。
しかし、それでは現在以上の関係を築くことはできない。

互いに高め合える関係こそが本物の友情。
甘えのない関係性が本物の友情。

本当に大切に思うからこそ厳しくできる。
改めて友の存在を考える。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?