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ただで暗号通貨がもらえるエアドロップ!知っていますか?

こんにちは。ルピナス暗号資産ナビゲーターのshibaです。


BTC現物のETF承認への期待からか、10月頃から暗号通貨全体の価格が上がってきて盛り上がりを見せていますね。

ところで、暗号通貨のエアドロップのことは知っていますか?無料で暗号通貨がもらえる施策の一つです。

最近はCosmos(ネイティブトークンはATOM)系のエアドロップが頻度高めになっています。

今回はこのエアドロップについて解説したいと思います。


この記事は、暗号資産(=仮想通貨)投資コミュニティ、ルピナスの投資講座の内容に基づき書いています。

暗号資産の投資からWeb3.0、ブロックチェーンのことなど、暗号資産を取り巻く情勢について解説しています。その目的は暗号資産投資のリスクヘッジであり、より小さなストレスで最大の利益を得ることです。

私自身もこの記事を書きながら勉強している身で、この記事を読んでくださるあなたと共に学んでいければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

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また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。

※本記事では、仮想通貨、暗号通貨、暗号資産などの用語が登場しますが、これらは基本的に同じ意味です。


1.Cosmos系エアドロップの例

エアドロップ(Air drop)という言葉をご存知ですか?

他にも、Give away(ギバウェイ(日本語で書くとおかしいですね))と呼ぶ場合もあります。

どちらも同じ暗号通貨を無料で配布する施策のことを指しています。

今回はエアドロップで統一させていただきますね。

今言ったように、エアドロップというのはトークン(暗号通貨)の発行主体が通貨を無料で配布する施策のことを指します。

「無料で配るとか怪しくない?」と思われるかも知れませんが、理由はきちんとありますので、後ほどお話しますね。

多くの場合、エアドロップは以下の2つのパターンで受け取れます。

  1. プロジェクトに関連するトークンを保有している、またはステーキングしていること

  2. XやDiscordなどのSNSを使ったミッション、DEXなどのサービスの利用

2.の方はいろいろとやらなければいけない作業があり、初心者にはややハードルが高いかも知れません。

とはいえ、やること自体は簡単ですし、作業内容もリストアップされていることがほとんどなので、エアドロップのことを知っていれば取り組むことは可能です。

ただ、DEXの利用などは手数料が発生しますし、10回以上とか20回以上の交換(Swap)でエアドロップの権利が発生するという場合もありますので注意が必要です。

もう一つの1.の方は、スナップショットと言って、ある時点でのトークン保有量によってエアドロップの権利が発生することが多いです。

そして、最近エアドロップの頻度が高まっているのがCosmos(コスモス)関連です。

■コスモス系のエアドロップの例

コスモスのネイティブトークンはATOMです。

コスモス自体は、dApps開発環境を提供するブロックチェーンです。

いわゆるレイヤー1と呼ばれるプロジェクトの1つです。

コスモスについては、下記の記事で解説していますのでぜひご覧ください。

で、このATOMをステーキングしていればもらえるというエアドロップを最近よく見かけるので今回ご紹介させていただきました。

例えば先日あったのがCelestia(ティッカーシンボルはTIA)やNamada(同じくNAM)のエアドロップです。

Celestiaの方は260枚ほど配布されたようです。

CoinMarketCapで今のTIAの価格を見てみると、だいたい$12~14なので、$1=140円とすると約46万円です。


Celestiaの価格変動

ただで46万円をもらえたと考えるとめちゃくちゃ嬉しいですよね。

また、もう一つのNAMも先日エアドロップされていて、こちらは25枚ぐらいだったようです。

NAMはまだ上場されていませんので価格が付けられません。

エアドロップされた通貨については、上場直後に売り抜けてしまうという人もいれば、保有し続けて値上がりを待つという人もいるようです。

CelestiaもNamadaも今回は詳細な解説を省略させていただきますが、どちらも注目のレイヤー1ブロックチェーンですので、今後の成長が期待されています。

また、今回紹介したエアドロップは、ATOMやコスモス上のDEXであるOsmosis(ティッカーシンボルはOSMO)のステーキングで権利が発生しました。

ステーキングって何?と思った方はぜひ以下の記事も読んでみてください。


2.エアドロップを行う理由


さて、では先ほどペンディングしていたエアドロップを行う理由について触れたいと思います。

ブロックチェーンの拡張方法としては、レイヤー1と呼ばれるプラットフォームの上に、レイヤー2プロジェクトやdAppsが構築されることで、経済圏が広がっていきます。

この経済圏のことを暗号通貨業界ではエコシステムと呼びます。

このエコシステムの中では、それぞれのプロジェクトが発行したトークンがいたるところで使用されます。

例えば今回ご紹介したコスモスとOsmosis(オズモシス)を例にとると、オズモシスはコスモスブロックチェーン上に構築されたdAppsです。

ちなみにdAppsというのは、Decentralized Applicationsのことで、分散型アプリケーションと呼ばれます。

イーサリアムをテーマにした記事でdAppsについても解説していますのでぜひ一度ご覧ください。

で話を戻しますが、オズモシスはコスモス上に構築されていますので、コスモスチェーンを使用する手数料をATOMで支払います。

またDEX(Decentralized Exchange、分散型取引所(無人ということですね))であるオズモシスは、その利用者からガス代として手数料を徴収します。

そのガス代としてオズモシスが使用されるという仕組みです。

こうしてコスモスのようなレイヤー1ブロックチェーンの上にたくさんのdAppsが構築されていき、1つのエコシステムが形作られます。

要は、このエコシステム内で通貨を活用してくださいね、そのために最初に少しずつ配布させてください、という取り組みがエアドロップです。

日本円やアメリカドルは、今でこそ誰もが知る通貨なので使い方などの説明は不要ですが、これが初めて発行された通貨だとするとどうでしょうか。

「何これ?」

「誰も持ってないし、使ってないし、まぁ放っておこう」

となりますよね。

なので、最初に少しずつ渡しておいて、取引所などでの売買に使ってみてください、ということなのです。

エアドロップは、先ほどのCelestiaやNamadaというブロックチェーンやそのプロジェクトの内容についての知名度アップに貢献するんですね。

3.著名なコインはステーキングが狙いめ

Celestiaのエアドロップ対象は、イーサリアムやコスモスの開発者やその貢献者です。

ですので、イーサリアムレイヤー2関連のトークン保有者、コスモスやオズモシス関連のトークン保有者がエアドロップ対象となっていたみたいですね。

またNamadaの方はオズモシスと提携しているようで、OSMOやATOMを保有し、ステーキングしている人がエアドロップ対象となっていたようです。

このように、著名なプロジェクトのネイティブトークンは、保有するだけでも別のトークンのエアドロップを引き寄せる可能性があります。

ただ、保有するだけではだめなパターンがあります。

今回のようにステーキングが条件となる場合もあります。

これは、ステーキングによってエコシステムに貢献しているかどうかというのが境目になったからだと思います。

ですので、余剰資金がありコンセンサスアルゴリズムにPoSを採用しているトークンを保有している人は、試しにステーキングしておくとよいかも知れませんね。

ステーキングによっても資金が増えていきますし、エアドロップによっても増える可能性が出てきます。

■留意点もあります

最後に一点だけ注意点をお話させていただきます。

エアドロップを受け取る際は、ウォレットを接続するケースがほとんどです。

ですが、中にはエアドロップを装った詐欺案件も混ざっていることがあります。

また、ウォレットを不正なサイトに接続してしまうと、下記の記事で解説しているようにハッキングされてしまう恐れもあります。

なので、エアドロップを受け取る際には、対象となっているプロジェクトが本当に信用できるものなのか見極めることが重要です。

最後に少し恐ろしい話をしてしまいましたが、やるからには一定量の知識は必要ということですね。

自分の資産を守るためにも、一緒に勉強していきましょう。

まとめ

今回の記事では、エアドロップについて最近の事例を交えてご紹介しました。

最後に簡潔にまとめてこの記事を終わりたいと思います。

■今回の記事のポイント

  • コスモス系エアドロップの頻度が高くなっている

  • 最近ではCelestiaやNamadaがエアドロップされた

  • エアドロップを装った詐欺も存在するため注意が必要

この記事では、できるだけ初心者の方にわかりやすく書いているつもりですが、よくわからないところなどコメントいただければ別の記事で補足していきたいと思います。

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また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。


以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

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