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タダでもらった暗号通貨の価格が上がり続けています

こんにちは。ルピナス暗号資産ナビゲーターのshibaです。

Cosmos Hubのネイティブトークン(暗号通貨)であるATOMをステーキングしているユーザーに、2023年末から2024年初頭にかけて大型のエアドロップが2回ありました。

Celestia(セレスティア)とDymension(ディメンジョン)です。

正直なところ、私が追えているエアドロップは非常に限定的ですので、まだまだこれら以外のお得なエアドロップがごろごろあります。

ですが、実際に私が受け取れたエアドロップということで、今回CelestiaとDymensionという2つの暗号通貨をご紹介します。


この記事は、暗号資産(=仮想通貨)投資コミュニティ、ルピナスの投資講座の内容に基づき書いています。

暗号資産の投資からWeb3.0、ブロックチェーンのことなど、暗号資産を取り巻く情勢について解説しています。その目的は暗号資産投資のリスクヘッジであり、より小さなストレスで最大の利益を得ることです。

私自身もこの記事を書きながら勉強している身で、この記事を読んでくださるあなたと共に学んでいければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

以下のテレグラム公式チャンネルでは、暗号資産に関する時事や情勢の変化、投資で勝つマインドセットなどを無料配信しています。仮想通貨への投資はなぜリスクだと言われているのでしょうか?ぜひ友だち追加して確かめてみてください。

また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。

※本記事では、仮想通貨、暗号通貨、暗号資産などの用語が登場しますが、これらは基本的に同じ意味です。


1.CelestiaとDymensionの価格上昇

Celestia($TIA)とDymension($DYM)はともに最近エアドロップが実施されたトークン(暗号通貨)で、WEB3.0業界では大型のエアドロップとして注目されました。

この2つのトークンはそれぞれ、2023年10月末、2024年2月上旬にエアドロップが実施されました。

私もルピナスから情報をシェアしてもらっていたおかげで2つのエアドロップを受け取ることができました。

正直なところ、エアドロップの威力がこれほどに大きいとは思っていなくて、私もびっくりしているところです。

CelestiaとDymensionの価格の推移は以下のとおりです。

Celestiaは各種取引所(CEX)への上場以後4ヵ月弱で$0.5が$21まで上昇しました。

Dymensionはまだ上場されたばかりですが、わずか一週間で$0.5が$8まで上昇しています。


上場以後のCelestiaの価格変動(日足)(Bybit)


上場以後のBybitの価格変動(日足)(Bybit)

ちなみに、これらの通貨を取引できる取引所はCoinMarketCapで確認することができます。

CelestiaとDymesionを取引できる取引所のリストは以下のとおりです(CoinMarketCapから抜粋)。


Celestiaを取引できるCEX(CoinMarketCapより)


Dymensionを取引できるCEX(CoinMarketCapより)


■エアドロップを受け取るには

エアドロップを受け取るには条件があります。

その条件はエアドロップを配布するプロジェクト側が決定するもので、事前に公表されていることはほとんどありません。

大抵の場合はある時点でいくつかの要件を満たしている人がエアドロップの対象であることが、後から発表されます。

例えばCelestiaとDymensionについては、以下のような要件が課されていました。

今回はこれら全てを満たす必要はなく、どれか一つ満たしていたことで給付されました。

<Celestiaの要件>

  • Celestia開発者

  • Ethereum L2ユーザー

  • Cosmos Hubユーザー(Atom、Osmosisをステーキングしていること)

※正確さに欠ける場合がありますので、詳細はご自身でご確認いただけますようお願いいたします。

<Dymensionの要件>

  • Celestiaをステーキングしていること

  • Ethereum L2ユーザー(Arbitrum、Optimism、Base、Blast)

  • Cosmos Hubユーザー(Atom、Osmosisをステーキングしていること)

  • Solanaユーザー

  • NFTホルダー(プッディ・ペンギン、マッド・ラッズ、テンソリアン、バッド・キッズ)

  • USDC、TIA、USDT、ATOM、ETH、SOLなどをDymensionにブリッジすること

※正確さに欠ける場合がありますので、詳細はご自身でご確認いただけますようお願いいたします。


もしあなたが暗号通貨投資の初心者であればここに書いてある意味がよく理解できないかも知れません。

しかし、今回ほど大型のエアドロップを受け取れたわりに、上記の条件は非常に緩かったのではないかと思います。

言ってみれば、持っていただけでエアドロップを受け取れたわけですから。

私は、たまたま$ATOMや$OSMOを保有して、ステーキングしていたので、受け取り資格を満たしていました。

■さらなる可能性

ちなみに、DymesionはCelestiaの後にエアドロップされたトークンですが、その要件の中に「Celestiaをステーキングしていること」があります。

つまり、エアドロップで受け取ったCelestiaを保有していたことで、次のDymensionの受け取り資格を満足したということなのです。

私が暗号通貨に投資し始めたのは2022年4月からと、だいぶ出遅れた側の人間です。

ですが、昨今BTCの現物ETFが米証券取引委員会から承認されたり、4月にBTCの半減期を控えていたりでバブル相場に入りつつあります。

暗号通貨市場が盛り上がってくると、こんなに簡単にお金を増やすことができるのか、と正直驚いています。

ただ、1人ではここまでのことはできず、ルピナスというコミュニティに所属していたおかげと言えます。


もしあなたがこれから暗号通貨市場に参入することを考えているとしたら、独学でやっていると大幅に時間を浪費してしまう恐れがありますのでご注意ください。

強制ではありませんが、誰かしら詳しい人から教えてもらうか、ルピナスのようなコミュニティに入ることをお勧めします。


2.Celestiaのプロジェクト概要

Celestiaは、ユーザー数に応じて安全に拡張できるモジュール式のデータ可用性(DA)ネットワークであり、誰でも簡単に独自のブロックチェーンを立ち上げることができます。

と、下記のサイトに記載されていました。

で、だいたいどの記事を読んでもこの一文がさらりと書かれています。

しかし、何のことかわかりませんよね(笑)

つたないながら上記サイトに書かれていることをもう少しわかりやすく分解してみたいと思います。

■モジュール式のブロックチェーンとは

モジュールというのは、恐らくプログラミング用語です。

プログラムのコードというのは、長いもので数万、数十万行というボリュームになります。

これがずーっとだらだら続くとチェックとかしにくいので、この部分は○○の機能、この部分は■■の機能という具合にプログラムのコードを分類しておくのが通常です。

モジュール式というのは、ブロックチェーンの機能をいくつかに分解して、各機能が並行して作業できるようにしました、ということなのです。

以下の図はCelestiaのサイトに掲載されている図ですが、機能が分解され、それぞれ同時並行で処理することができるので、スケーラビリティ、柔軟性、相互運用性において高い処理能力を発揮できるようです。

モジュラー型のイメージ
  • Execution: 実行

  • Settlement: 決済

  • Consensus: 合意形成

  • Data availability: データの可用性


■データの可用性とは何か

もう一つ、よく出てくるのですが意味が分からない言葉がありますね。

「データ可用性」です。データを使いやすい?

データ可用性については、Celestiaのサイトで以下の図が掲載されていました。


データ可用性サンプリングのイメージ

データ可用性とは、データをチェックしやすいという意味です。

データとは何かというと、世界中のユーザーの取引記録などです。

いわゆるトランザクションですね。

トランザクションデータは、通常ブロックチェーンにおいて1つのブロックに格納されていくわけですが、通常ユーザーがこれをチェックするためには1ブロック単位で全てのデータをダウンロードする必要がありました。

ダウンロードしたって、その中から目当てのデータを探し出すのも一苦労ですよね。

これでは、チェックが可能とは言っても実質無理な話です。

その従来のブロックチェーンの課題を解決したのが、今回の「データ可用性」だということなのです。

厳密には、データ可用性サンプリングという技術を使います。

サンプリングというのは、1ブロック内のデータのうち、いくつかの取引データを選択して抽出できるということです。

全部持ってくるのは大変だけど、いくつか選択して持ってくるだけならデータ量も大きくはなく、確かに一般ユーザーにもチェックできそうですね。

という、ブロックチェーンの透明性を高める技術を搭載しているのがCelestiaだということになります。


3.Dymensionのプロジェクト概要

Dymensionもデータ可用性を持つモジュラー型ブロックチェーンという点ではCelestiaと似ています。

CelestiaとDymensionの共通点は、上記のほか、Cosmos SDK(Software Development Kit、ソフトウェア開発キット)上に構築されたレイヤー1ブロックチェーンだと言う点です。

さらにDymensionは、Dymension RDK(RollApp Development Kit)という開発プラットフォームを持っています。

RDK上で開発されるのは、RollAppsと呼ばれるアプリケーションで、ゲーム、DeFi、NFT プロジェクトなどを構築することができます。

このRollAppsは、Dymension上で開発・運用することで、Dymensionのモジュラー型ブロックチェーンのスケーラビリティ、柔軟性、相互運用性を享受することができます。

ここからさらに掘り下げると、暗号通貨投資というよりはIT分野の記事になってしまいますので、この辺にしておきます。

いずれにせよ、CelestiaとDymensionの登場は、モジュラー型ブロックチェーンという新たなブロックチェーンの扉を開いたと言えるのではないでしょうか。

従来のEthereumやCosmos、Polkadot、Solana、Avalancheなどのブロックチェーンとの棲み分けなど、注目すべきことは増えそうです。


まとめ

今回の記事では、エアドロップで一躍脚光を浴びたCelestiaとDymensionについて解説しました。

最後に簡潔にまとめてこの記事を終わりたいと思います。

■今回の記事のポイント

  • 暗号通貨を持っているだけでさらに別の暗号通貨を受け取ることができる

  • Celestia、Dymensionは、モジュラー型のブロックチェーンで、従来のモノリシックブロックチェーンのスケーラビリティ等の課題を解決しうる技術となる可能性がある

  • 暗号通貨投資は、1人では情報を追いきれないため、コミュニティなどを活用すると時間効率が高まる


この記事では、できるだけ初心者の方にわかりやすく書いているつもりですが、よくわからないところなどコメントいただければ別の記事で補足していきたいと思います。

以下のテレグラム公式チャンネルでは、暗号資産に関する時事や情勢の変化、投資で勝つマインドセットなどを無料配信しています。仮想通貨への投資はなぜリスクだと言われているのでしょうか?ぜひ友だち追加して確かめてみてください。

また、ルピナスのホームページでは、暗号資産に関わる様々な情報提供を行っていますので、併せて参考にしていただければと思います。

以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。


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