無政府主義者 幸徳秋水

おはようございます。
井沢元彦氏の「逆説の日本史27巻 韓国併合と大逆事件の謎」
を読んでいます。

まだ読んでいる途中ですが、
印象に残った文章をご紹介したいと思います。
少し長くなります。
大逆事件で処刑された、無政府主義者の幸徳秋水の主張です。
「帝国主義という政策は、少数の人間の欲望のために、多数の人間の幸福と利益を奪うものだ。野蛮な感情のために、科学の進歩を邪魔するものだ。人類の自由と平等を絶滅させ、社会の正義と道徳を傷つけ、世界の文明を破壊するものだ。」
無政府主義者だけあり、かなり強い口調です。
20世紀初頭の帝国主義に対しての批判ですが、主語を現在の日本政府、外国政府、その他権力を持つ存在に置き換えてみるとどうでしょうか。

さすがに、19世紀や20世紀初頭ほどむき出しではありませんが、今も近いところは、あるかと思います。むっつりスケベとオープンスケベの違いのようなものだと思っています。

僕は無政府主義者ではないですが、幸徳秋水の主張は面白いと思いました。


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