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私ってそうだったんだ…!と驚く人の話

まず本題の前に余談(本題にもつながるけどね笑)
最近ネットで知り合いの先生が、

幼稚園や保育園で「いろいろできるお兄さんお姉さん(年長さん」ってなって誇らしく卒園するのに、わずか数週間後に小学校で「小さな1年生だから助けてあげようね」って小6がずっとお世話する=何もできない子扱い、をしてはいないか?
…という問題提起をされていて、ほんとそれな!って激しく同意した。

させないほうが楽、年長者に任せた方が無難、みたいにして人の成長機会を奪う現象は「優しさ」なんかじゃなく「先生の怠慢」だともおっしゃっていて、これって愛情深いなあ…と感心した。そしてこれって人材育成の基本でもあるし、親が子に「やらせると時間かかるし手間」って言っちゃう問題とも共通するよね。

で、本題。その話とは直接関係ないのだけれど、
これってつまりは「幼稚園・保育園の年長さん」という環境の中で見えていた自分像と、「小学校の一番小さい学年」で見えている自分像の違いって話でしょ。
つまりその人(子)の力が「相対的にどう見えているか」であって「絶対的にどうか」ではないということ。

前にも何度か似たようなことは書いているが、私も転職で環境をがらりと変えたので「え?私ってそうなの?」と驚くことがたくさんあった。それまでに認識していた自分像と違う評価や反応をたくさんされて、自分って…?といい意味でも自分像を塗り替えた感じになった。
塗り替えた、というより、ページが増えた、とか厚みができた、という感じかもしれない。そのくらい自己像のとらえ方が平板だったということでもあるよね。

私が定期的に相談を受けている方の中には転職や異動など、環境をガラリと変えた人がたくさんいる。するとしょっちゅうこういう「思ってた自分と違う自分がいる」という戸惑いや驚きに遭遇する。
特に多いのは
「苦手だと思ってたことがそうでもなかった」
「弱みだと思って避けていたけど、普通にできるってわかった」
「これ、私が強みなのかもしれないと思った」
というポジティブな発見や驚き。

そして「よく考えてみたら以前は自分より得意な人がさ~っとやってくれてて、ああ、自分はできないもんなあと思い込んでいたんだと思う」とか、「ちょっとやったら手こずって、そしたら他にやることが回ってきたので結局ちゃんとはやってなかったんだ」とか、そんな話を思い出してくれる。

もちろん逆もある。
「もっと出来ると思っていたのに」
「得意だと思ったら全然普通だった」のように。
これもネガティブな話じゃなく、「得意だと思い込んでたけど、周りの人より出来るってだけで、やりたいわけじゃなかった」なんてふりかえりの言葉が出てきたりする。

どこにいるか、周りはどんな人たちか、によって自分が何をどう発揮しているのかは異なる。発揮する機会が多い力は鍛えられるだろうし、やってみてこなかったことはそもそも未知でしかない。
環境が変わった春、そんな「意外な自分」を良くも悪くもみられる機会かもしれない。そこに戸惑いや不安、ストレスを覚えている人もいるかもしれない。でもそれ、悪いことじゃないし、あなたがダメになったわけでもないってことを、覚えておいてくださいね。

気持ちをどう整理したらいいのか、どう考えてみたら落ち着くのか、そんな話を聞いて一緒に考えますよ。

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