これから新しくアフィリエイト広告の案件を掲載しようとしている時にどうゆう案件を選ぶべきか迷ったりしませんか？

もちろん自分が興味がある分野の案件の方が執筆もしやすく気持ちも乗って紹介できるでしょう。

今回はそういった話ではなく市場としてぐんぐん伸びてきており稼ぎやすいかどうか、という市場の視点で案件を見極めることについてお話します。

お金を稼ぐために必要な市場の考え方

お金を稼ぐという視点に立つと少なからずどの分野の案件でもアフィリエイト広告により収入を得ることは可能です。

しかし、ぐんぐん伸びている市場と落ち気味の市場での戦いやすさは言うまでもなく前者の市場のほうが戦いやすくお金は稼ぎやすくなります。

つまり、選ぶ案件の市場によってお金を稼ぐ難易度はぐんと変わってきます。

お金の出処を把握する

それではどのような市場が伸びてくるかある程度予測を立ててみましょう。

しかし、その前に重要なことを一度確認させていただきます。

そもそもアフィリエイト広告による収益ですが、そのお金は誰からもらいますか？

ユーザー？ ASP？広告主？

答えは広告主です。

自分が掲載した広告から流入したユーザーが広告主の商品やサービスの購入・申し込みなどをすることで成果報酬としてお金をもらえますよね。

実際にお金の支払いのやりとりをするのはASPですがお金の出処は広告主となります。

そのためアフィリエイト広告のおける収益は広告主の事情に大きく左右されると言えるでしょう。

つまり、今回お話している市場が伸びているかどうかは、広告主の商品やサービスがどの市場かというのが大きなポイントとなります。

情報収集により市場を見極める

基本的には「情報のアンテナをはる」これに尽きます。

 まずは下記２点はすぐにできますし常にアンテナをはっておくべきです。

・テレビや新聞、ニュースアプリなどでトレンド情報をキャッチアップ
テレビやニュースアプリで社会全体に影響があるような情報があればその分野の市場は世間から注目されておりユーザーの動向が機敏で稼ぎやすい市場と言えます。

例えば最近だとトヨタの社長が「終身雇用が難しい」という話をして世間から注目されたかと思います。

この情報から紐解ける内容として、入社してからずっと１社で働き続ける概念がなくなり転職を繰り返し自分の人生に沿った働き方を見つける社会になっていくだろう、ということが言えます。

そのため、どんどん転職が増えていき転職市場が今後活発していくだろうと予測できますよね。

この報道の前から転職市場はすでに伸びている市場ですが、お伝えしたいのはテレビやニュースなどの情報から社会情勢を読み解き今後伸びてくる市場を予測できるということです。

そのため世の中のトレンド情報に常にアンテナをはっておく努力は必要です。

・ASPが提供している情報を確認
ASPは定期的にメルマガや管理画面上で今アフィリエイト広告で伸びている案件や分野などをおすすめ情報としてを発信しています。

市場を観察する上で気をつけないといけない点が１点あります。

それは、商品やサービス自体の市場は伸びているがアフィリエイト広告における市場はまだ伸びていない、というケースです。

例えば、よくテレビやCMでみるあの商品をアフィリエイト広告で掲載しようと思ったけど、どのASPでも取り扱いがない...なんてことはよくあります。

この場合、かなり有力な集客ができているサイトであれば直接企業に問い合わせして開拓できる可能性がありますが、多くのアフィリエイターはASPに営業を頑張ってもらうしかありませんね。 

話を戻すとASPが発信しているトレンドの情報は既に取り扱いのある案件があり伸びている市場です、という前提で発信されていることが多いため情報は見逃すべきではありません。

そのためメルマガや管理画面は定期的にチェックするようにしましょう。

これら２点は基本的な情報の集め方ですが他にも情報を集める方法はあります。 

・ASPの人から情報収集
ASPの担当者がついているアフィリエイターさんであれば担当者に聞くのがてっとり早いでしょう。

最近伸びている分野や案件を聞いてみたら教えてくれるので聞いてみるといいです。

広告主が増えている分野を聞いてみるのも面白いかもしれないですね。

広告主が増えているということは広告主側が儲かっていてより集客を注力したい、つまり伸び幅のある市場の可能性が高いので。

・App Storeのランキングを確認
App Storeのランキングを確認すれば世間の人たちが今何に興味関心が高いか調べることができます。

ちょうど執筆している2019年10月12日は各地で記録的な数値を更新するほどの大型な台風19号が通過している時でした。

そのためApp Storeでは防災や天気に関するアプリがランキング上位にきています。

それならば安直ですが、防災系のコンテンツを作りAmazonアフィリエイトで防災系グッズに流入させてみよう、などしてみてもいいですよね。

今回は一時的な防災の意識が高まっている中のランキングでしたが、本来はランキング上位に入れ替わりがないかや中位のランキングに台頭してきているアプリがないかなどを見てみるべきかと思います。

ただ、言ってしまえばランキング上位にきている分野は既に他のアフィリエイターも食いついており難易度は上がってしまっている可能性が高いです。

先手を打つという意味では、アメリカのApp Storeのランキングを注視するのも一つ手としてあります。
http://applion.jp/iphone/rank/us/gross/?start=75

これはとある経営者にお伺いしたのですが新しく事業に挑戦する際に市場調査として行っているようです。

アメリカのApp Storeでランキングが上がってきている分野は数年後に日本で流行る可能性が高いため狙い目の市場となるそうです。

例えば2019年現時点で日本ではマッチングアプリの市場はかなり伸びてきておりマッチングアプリを通して出会い結婚するという文化も徐々に形成されてきました。

マッチング市場もまずはアメリカでサービスが増え市場が伸び文化が形成されてきました。

その後日本でもマッチングサービスが確立されてきて今に至ります。

つまり何が言いたいかというとアメリカで流行っている分野は数年後日本でも流行る可能性があるためそれを見越してメディアを作ると先行者の地位を確立できる可能性が非常に高いです。

ただし、日本では流行らない可能性もあるため挑戦するのにリソースもかかりますしリスクはありますが。

ちなみにアメリカのApp Storeで上位ランキングの分野で今日本で流行っているのはマッチング市場やVOD市場が挙げられます。

 VOD市場は、NetflixやHuluなど動画配信サービスのことです。

今はこの二つの市場はアフィリエイト広告においても追い風でかなり伸びている領域と言えるでしょう。

まとめ

今回はアフィリエイト広告の案件を選ぶ上で重要な市場についてまとめさせていただきました。

情報を制することができれば他の人よりも早く先手を打つことができ先行者優位の恩恵を受けることができます。

もちろん市場云々は置いておいて自分の興味がある分野のコンテンツを拡充しアフィリエイト広告をしたいというのも全然ありです。

しかし、お金を稼ぐことをゴールにしているのであれば少なからず市場を見極める考え方や情報収集はしておきべきかと。

というのもアフィリエイト広告で収益を得るハードルは昔に比べてはるかに難しくなっています。（特にSEO集客において）

それはGoogleなどプラットフォームの規制の強化や単純に参入してくるアフィリエイターが増えたり、特定の分野で突き抜けたあとに他の分野に参入してくる有力アフィリエイターがいる、などなど複数の要因はあります。

そのため知識や情報を制している人が特に稼いで初心者が突き抜けるハードルが高くなってきている印象です。（もちろんやりようによっては戦えますしどこまでの収益をゴールとするかにもよりますが）

なので今回説明した情報収集はあくまで簡単な内容ですが初心者の方やこれから案件を探している人にぜひ参考にしていただければ幸いです。