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「違い」を面白がる

最近、名古屋の小さな劇場でやっているお笑いライブを観に行っている。

座席も2~30席しかない小さなライブハウス。

客層は若い女性もいれば、サラリーマン風の人、普段はちょっと暗そーな人など様々来ている。

そんな中ライブを観ていると、自分がつまらないポイントでも、爆笑している人がいたり、本当は爆笑したいけど普段おとなしいのか口を隠してくすくす笑っている人もいる。

自分と他人の笑いのツボの「違い」を改めて感じる。

自分はお笑いに詳しい自信があるが、別にそういう人を見て「分かってないなー」とかは思わない。逆に興味がわく。

「どういう人生を送ってきたら、ここで笑えるという感覚になるんだろう?」

という興味がわいてくる。

この笑いのツボの違いというのは、幼少時代からの「笑いの原風景」みたいなものが関係していると思う。

自分は男3兄弟の末っ子で、男ばかりの環境というのもあり、TVはお笑い番組ばっかり見て育ってきた。

その時見ていたお笑いが自分の笑いの基礎であり、それを使って隣の席の女の子が笑ってくれるのが嬉しいという感覚が自分の「笑いの原風景」。

こんな感じで、人それぞれ自分の「笑いの原風景」を持ってて、それによってその人のツボが出来あがってくる。

だから人を笑わせるというのは、その人の今までの人生を想像し、その人の「笑いの原風景」を読み取ること。そしてその人が持っている常識を裏切ることで笑いを誘う。

これをするには、様々な人と会い、経験をすることで、「あっ、こういうタイプの人はこういう笑いの原風景を持っているから、このパターンだ。」っていうのが瞬時に浮かぶ。

だから芸人さんは、コミュニケーション能力に優れている人が多いんだと思う。人が好きで、その人の気持ちになれる力に優れている。

自分も笑いが好きだけど、逆に「今までお笑いなんて全然観たことない」みたいな人の方が興味がわいてくる。この人はどんなことで笑うのかすごく興味がわくし、笑わせてみたくなる。

この自分との「違い」を面白がれるかどうかは、人生楽しめるかどうかに左右してくるような気がする。

もちろん自分と「違う」ことに腹立つ事もあるけど、基本的には人と自分との「違い」は面白がっていきたい。




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柴田ひろゆき

名古屋在住のwebライター / 会社員として勤めるも、30代に入り夢の一つであった東南アジアをバックパックするため退職。帰国後webライターへ。旅と人と言葉を愛するアラサー男。今までの経験や旅から日々感じたこと

お笑い研究所

とにかくお笑いについて書いていきます
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