無題

リモート説明会はいいぞ、という話

どうも、しぶあつです。

#首都圏と地方 というハッシュタグで Twitterでは時々つぶやいているのですが、
今回のnoteは、
「リモート説明会はいいぞ」という人事の方向けのnoteです。

【はじめましての方に】
私ですが、
リモート推進事業の人ではありませんし、zoomの社員でもございません。
Webベンチャーで普通にサラリーマン人事している者です。(自己紹介

地方学生の就活はとっても大変

現在、新卒採用活動に携わっておりますが、地方学生の就活は大変。
3年間、エンジニアの新卒採用担当をしていて、地方学生さんと接点を持つ機会が多いのですが、地方学生の就活時期での交通費は大きな痛手。交通費が理由で応募企業数を減らす学生さんも結構いるみたいです。

株式会社ディスコ キャリタスリサーチ

でも人事として地方学生さんにお会いする機会って結構多くないです?
 ・多くの地方学生さんに会いたい
 ・地方学生の交通費が課題になっていることも認識している。
これらの現状を認識しながらも実態としてリアルの会社説明会の実施にこだわる企業もまだまだ多いように感じます。

なんでリモート説明会を始めたのか?

と、その前に弊社に応募してくれた首都圏学生と地方学生の割合を見てみました。

首都圏学生27% 地方学生73%という結果でした。
(エンジニア学生さんです)

弊社は首都圏学生からは人気がない?という大いなる気づきもありますが、一旦置いといて...。(こほん)

地方学生さんの割合が多い!
なんとなく肌感ではわかっていましたが、改めて数字で見るとその割合の高さに驚きました。
それこそ今年度からリモート説明会を実施しているので、地方学生さんの割合は例年よりも増えています。
(就活生全体で見ると、首都圏学生45%・地方学生55%くらいが割合のようです。)

実際、地方学生さんから話を聞く機会も多く、「東京に通う」みたいな感覚で就活している学生さんも少なからずいることは分かっていました。
こんな課題に気づいてから「人事の私にできることって何かないのかな」、とぼんやりと考えることが多くあったわけです。

そんな時に参加した勉強会でリモートが導入されていました。
普通に勉強会が実施され、登壇者とリモート参加者との質疑応答などのやり取りが出来ている様子を見て「これだ!」と思い立ち、早速会社説明会をリモートで実施してみたのです。
とってもシンプルな打ち手なのですが、人事界隈の方とお話すると意外とやっていない企業さんが多いな、と感じています。
実際リモートでの説明会に参加してくれた学生さんに聞いてみると「リモートでの説明会は初めて参加した」と言ってくれる方がほとんどです。

もちろん、対面で会社説明会に参加したり、オフィス見学してもらう事がタイミングよく出来るならば直接対面で話した方が会社の雰囲気を知るという意味では良いと思います。

しかし、面談・面接や会社説明会はリモートと相性のいい手法の一つだと思うので積極的に取り入れてみてはどうかと思うのです。

具体的にどうやってんの?

実際に2018年10月から現在に至るまでリモート説明会を約四ヵ月間継続してやってみました(もちろんこれからも続けます)ので弊社のやり方を公開させていただきます。

弊社では、zoomを使って説明会を実施しています。
事前にzoomを開けるように準備してもらって、時間になったら接続するだけ。とてもシンプルですし、Skypeやappear.inなんかも試してみましたが、複数人接続するならzoomが画質や音声など含めて安定しているし、高いクオリティなんじゃないかと思います。
実際にデータ通信量が少なく、安定しているようですね。
(素晴らしい技術...!そして、無料で利用可能だし、資料も共有可能…最&高!)

また、リモート参加者だけにも閉じずリアル参加者も受け入れています。

尚、リモート説明会を開催するに当たって仲間の協力は必要不可欠です。
説明会へのリモート導入においては、人事の仲間を始め社内の方々の協力があってこそでした。この場を借りて御礼申し上げますm(_ _)m

リモート説明会を推進したい訳

やってみたいけど、会社の規約か何かによって出来ない企業さんも多くあるかと思います。ただ、こうして人事目線からリモート説明会を実施した体験がどこかの企業さんのリモート導入の背中を押す形になればと思っています。

リモート説明会については、メリデメを以下のようにツイートしたこともあります。

参加してくれた学生さんからはこんな嬉しいコメントも。

この取り組みは、とても地味かもしれませんが企業側のちょっとした努力で普段なら会えない学生さんと交流も出来るというメリットも大いにあります。そして、学生さんにとっても交通費は浮く、より多くの企業と接点が持てるという意味でメリットも多いと思っています。

このように、より良い採用活動・より良い就職活動にプラスになる施策なのではないかなと考えて今回noteにまとめさせていただきました。

最後になりますが、一社でもこの取り組みを行う会社が増えれば、それによって新たな機会を得る学生さんはきっと増えます。
興味を持たれた人事さんはぜひチャレンジしてみてください。

Twitterもやっておりますので、もしよかったら覗いてやってください。

それでは、本日はこのへんで。

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