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渋谷の柳瀬博一研究室 230118

2023年1月18日(水) 10:05-11:00放送
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【パーソナリティ】
柳瀬博一さん(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)
https://twitter.com/yanabo

【ゲスト】
鵜飼秀徳さん(ジャーナリスト、京都・嵯峨 正覚寺住職、大正大学招聘教授)

(Web会議システムを使用したリモート収録でお送りしました)

今週のゲストは、ジャーナリストで京都・嵯峨の正覚寺住職でもある、鵜飼秀徳さんです。
実は柳瀬さんとは日経BP時代の同僚で、当時から宗教問題ー特に仏教ーと社会、経済等の繋がりについて果敢に取材して来られました。中でも2015年発行の『寺院消滅』はテレビ等のメディアでも取り上げられたのでご記憶の方もいらっしゃるかと思います。

今回はそんな鵜飼さんに、日本における宗教の歴史から、近年のお葬式や墓終いなどお寺の抱える問題、これから迎える多死社会の問題等々、お話を伺って行きました。

神社とお寺の関係、檀家制度、廃仏毀釈、国家神道、GHQ宗教部、ムラ社会、葬式仏教...私たちが当たり前と思っている事が意外と新しかったり、逆に根深いものがあったり。今起きている事にどんな歴史的背景があるか、知る事で見えてくるものがあります。

「必ず人は死ぬ。だから係わらざるを得ない。」この課題、今後も取り上げていくことになりそうです。


📖番組中にご紹介した鵜飼さんの著書『寺院消滅』(日経BP)
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/15/240960/

📖鵜飼さんの最新作『仏教の大東亜戦争』(文春新書)
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613656

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📖 柳瀬さんの最新作『親父の納棺』(幻冬社)
(イラストは『ひぐらし日記』の日暮えむさんです)
https://www.gentosha.co.jp/book/b14497.html

📖柳瀬さんの著書『国道16号線:「日本」を創った道』(新潮社)
https://www.shinchosha.co.jp/book/353771/

(note編集:清水)

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