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自分にタグを付けて生きるということ

30歳になったことを記念して始めたnoteだが、この記事をきっかけに色んな人達と繋がれて、やはり発信することは大切だと感じた。
今回の記事では、自分の人生の振り返りも含めて、今までの人生で役立ってきた「自分のタグ」を意識して生きるということについて書くことにした。

今までの人生のタグ

取り急ぎ、自分の人生で今まで付いてきたと思うタグをまとめてみる。

#新潟 親父の実家が佐渡、妙高には幼少期に、南魚沼には小学生のとき、中学時代は新潟市、高専時代は5年間長岡で寮生活。20歳までに運良く、上中下越佐渡を網羅する完璧な新潟タグが出来上がった。
#ゲーム 小さい頃から、ゲーム好きだった。そのお陰で、コンピュータとか高専に繋がった。
#高専 普通の人は高校に進学するけど、高専というニッチな学校に行ったお陰で、立派なタグに。ニッチなタグは、希少性が高いため強い。
#工学 高専に行ったことである種自動的についたタグ。自分の専門ジャンルはタグになる。
#編入 高専から就職する人もいるが、自分は編入という道を選んだ。普通の大学生は高校から進学するためこれもレアな存在になり、良タグ。
#つくば 筑波大学に進学したために付いたタグ。大学の中でも立地的に都内にないため、なかなか良いタグ。学園都市でありつくばエクスプレスの開業に伴いより知名度アップ。
#経営 高専から大学編入する際、多くの人はそのまま技術系に進むが、自分は経営工学というジャンルを選択。
#ITベンチャー 普通に大企業に入らず、グリーというITベンチャーに就職。当時ではまだ珍しかったタグ。
#マーケティング 就職に伴い職種が決まるためついたタグ。仕事は、タグになる。
#起業家 23歳の時に起業したことによりついたタグ。起業家という職業は紛れもなくタグ。
#フラー 創業した会社名は、やはりタグになる。育てれば育てるほど良いタグになるので、一番お気に入りのタグ。
#アプリ 起業してから事業のドメインを決めることでついたタグ。スマホアプリのフラーですといった具合に活用。
#App Ape これは自社サービスであるアプリ市場分析サービスの名前。サービスの認知度が上がって来れば、それは間違いなくタグになる。
#柏の葉 都内に本拠地を置かず、あえて柏の葉という街に居を構えることによって付いているタグ。住んでる場所も、タグになる。
#Forbes Forbes 30 Under 30に選んでいただいたことによって付いたタグ。何かに選んでもらうのは嬉しいこと。
#地方創生 故郷新潟に支社を構えて事業展開したことにより付いたタグ。最近お気に入り。
#渋谷修太 最後に、最も重要なタグである自分の本名。常に自己紹介では柏の葉に住んでますが名前は渋谷ですと言ったり、名前が修太なんで好きなことは修学旅行ですと言ったりしている。人生で最もオリジナリティのあるタグは、名前。

こんな具合にタグが付いてきた人生だが、改めて見るとタグは本当に人生を表すサマリーだなと。だいたい人間は、タグを使って自己紹介をしているのではないだろうか。例えば、こんな具合に。

高専卒(筑波大卒)で、フラーというITベンチャーの起業家です。アプリに関する事業(App Ape)をやっています。名前は渋谷なんですが、柏の葉という場所に本社を構えてやっていて、故郷の新潟にも支社があります。

ここからは、タグがあるとどんな良いことがあるのか、どんな風にタグと付き合っていけば良いのかなどを、自分の人生で経験してきたことを元にまとめた。

タグがあると、覚えてもらえる

これは間違いなくそうだろう。自分の名前だけで人に覚えてもらうのは難しい。だいたいの場合、高専の渋谷さんとか、フラーの渋谷さんとか、新潟の渋谷さんとか、そんな風に覚えてもらうことの方が多い。みなさんもヒトを覚えるとき、無意識にそうしているのではないでしょうか?

タグがあると、話がはずむ

「私も新潟出身なんですよー!」「実は柏に昔住んでて、、」「僕も高専出身なんです!」といった具合に、話が膨らむ。要するにタグとは、話の「ネタ」なのだ。人は、話す時に自然に自分のデータベースと相手のデータベースを結び付けようとする生き物だ。

こんな具合に、タグがあると覚えてもらえるし、初対面でも話がはずむし、100利あって1害なしというか、ようするにタグはあるに越したことはないと思っている。

タグはメンテナンスが必要

タグはメンテナンスしないと薄まっていく。だから自分は、定期的に高専や故郷と向き合うようにしているし、自分の住んでる場所をアピールするようにしてるし、同窓会など定期的にタグで繋がっている人々と会ったりもしている。まず何よりも自分についたタグを愛し続けることが大事。

次のタグを考え続けるのは大事

意識的に自分にタグを増やしていくというのは、生きる上でとても大切なことだと思う。タグが増えるということは、進化しているということだから。もちろん、なんでもかんでも付ければ良いわけではなくて、それなりの密度を保った上で増やすことが大事。一つのタグに集中して生きている人も、カッコいいですよね。

死ぬまでにどんなタグができるか

冒頭にも書いたが、タグは自分の人生を表すとても良いサマリーになる。そして、今後どんなタグを付けて生きていくか考えることで、人生の道しるべにもなる。自分の過去・現在・未来を考える上で非常に有効なタグ、是非みなさんも考えてみてください。

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