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学び直しに向けて②~20年後、自分の地域の姿と希望~

前回は、これまでの自分の社会人としてのキャリアを振り返るとともに、これからどうのようなことを学びどのようなことをやっていきたいかについてまとめました。
今回は視点を変えて、自分の住む地域が20年後にどんな状態になっていてほしいか、自分はどうありたいかについて、現状を踏まえつつ考えていきます。



自分と家族はどうなっているのか。

20年後。
40を過ぎた自分からすると、人生の半分。
長いっちゃ長いけど想像できなくもない、ような。
いや、待てよ。
20年前、大学で遊び呆けていた頃を思い返すと、現在とは隔世の感がある。
当時は当然、20代。
20代。
2回言ってしまった。
なんだこの可能性しかない響きは。
いかん。
若かりし頃の夢を見ている場合ではない。
未来を見なければ。勇気を出して。
ゆう・・・。

20年後。

私と妻は60代。
子どもたちは30代。
両親は(生きていれば)90代。

何とリアルな数字!
この頃に、自分の地域はどうなっていて、自分はどうなっていたいか。
地域の未来と希望を書いてみます。

 

どんな地域になっていてほしいか。

ひとまず今の延長で、地域をとりまくマクロ環境の変化とそれを踏まえた「こうあってほしい」は、次の三つです。

まず第一は、「ストロー効果や市町村合併に埋もれてしまわない地域」。
というのも、現在私の地域では高規格道路の整備や高速鉄道の計画が進められていて、おそらく20年後にはおおよそ完成していることが見込まれています。
私の地域は、過去から現在に至るまで交通の結節点であるのですが、今後さらに拍車がかかり、単なる通過点になるとともに、地域からの流出が加速してしまうおそれがあります。
また、地域の小学校の一部に複式学級が導入されるなど人口減少が進行していて、20年以内に近隣自治体との合併が無いとは言い切れません。
そうした中で、地域のリソースを地域外に吸い取られてしまわないような地域づくりが重要ですね。

 第二は、「特に若い世代による魅力的な事業が多く展開されている地域」。
というのも、先述のように私の地域は特に道路の交通の便が良いため、平成の大合併の後から企業誘致を積極的に推進していて、最近では外資系の大型商業施設の立地も決定しています。
工業団地に大企業の工場が誘致される一方で、幹線道路沿いには都市部資本のチェーン店が進出していて、地元のビジネス、特に若い世代の事業が育ちにくい土壌になってしまっています(最近も10年近く頑張った美味しいイタリアンが店じまいを・)。。
誘致した工場やチェーン店は撤退してしまうと雇用が失われてしまうため、少しでも地元資本の事業を増やしていく必要があります。

 最後に第三は、「広域の経済圏の中で独自の稼ぎ方を確立している地域」。
というのも、私の地域は広域では名古屋の経済圏に入り、自動車関連などの製造業に従事する人も多くいます。
その点で、今のところは経済的に安定しているものの、私の地域が将来にわたって独自に稼ぎ続けられるかというと大いに疑問符がつきます。
そのため、広域経済圏のメリットを取り込みつつ、地域のハイコンテクストな魅力をうまくとらえて、その付加価値を活かして目的地になるような地域を目指すことによって、自立した稼ぎを生み出せる地域になっていてほしいですね。

自分はどうなっていたいか。

組織に頼らずに稼いでいける自分になっていたい。

そのためには、前回でも書いた通り、やはり、学び直しを契機に新しい武器を身に着ける必要があります。
60の手習い、ならぬ、40の手習い。
人生で一番若いのは、今。
行き当たりばっちりの精神で行きたいと思います。

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