Shicci

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Vita Activa(ビタ・アクティバ)株式会社 代表取締役CEO。EducationFirstの主催する留学コンテストで1万8000人の応募者から一人に選ばれてサンフランシスコ留学をしていました。1996年生まれ。アプリ企画/UIデザイン/エンジニアリングやります。

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    おもしろい写真を撮るには?という観点でテクニックやアイディアをまとめています。Instagram : @efshicci

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結局、ブランディングとはなんなのか?

「ブランディング」とは、とても曖昧な言葉だと思っています。そもそもブランドという言葉が曖昧です。そして、そのブランドを確立させる活動がブランディングですから、なおさらに曖昧です。 私は昨年に採用ブランディングの仕事に取り組みました。それまで、デザイン思考を活用した課題の抽出方法や、UIやUXデザインの仕事の経験は積んでいましたが、ブランディングとしての仕事は未経験でした。そして「ブランディング」という言葉の曖昧さと格闘することになりました。 このブログ記事では、私なりにブ

    • 組織として成功(しなさい)

      不知の自覚をせよ「無知の知」はソクラテスの考え方として有名です。「無知の知」は「不知の自覚」とも言い換えられるそうですが、僕はこちらの方が直感的に理解できる気がします。 自分が知っている(知らない)範囲を明確に自覚することで、謙虚な知への向き合い方が生まれます。 私がこの不知を自覚したのは、23歳で起業に失敗した時でした。起業家はしばしば、「これは絶対に成功する」という思い込みにより、現実を見誤ります。私もその例に漏れず、失敗を通じて自分の無知を痛感しました。 新しい事

      • Netflixのカルチャーを学んだら、国家も100世代幸せな家族も、創れそうだと思った

        この半年間、企業の中でブランディングの責任者というポジションを任され、企業のビジョン・ミッション・カルチャーを考え抜いてきました。 最近だんだんわかってきて、この3つを使いこなすことができれば、なんでもやれる気がしてきました。 長く繁栄する組織・団体には必ずビジョン・ミッション・カルチャーが必要なんです。 組織・団体は、そこに所属する個人の集まりです。でも、それはただのバラバラ好き勝手な個人の集まりではなく、組織としての意味がある集まりなんです。 そして、ただの個人の集合

        • ド素人がChat GPTなどのAIを駆使して映画脚本っぽいものを作ってみる

          私は脚本やらストーリーの創作やらについてはまったくのド素人です。なので、これから書くことについてアイディアのヒントになればくらいのテンションで、温かく読んでください。 この記事は3日くらいで有料化するかもしれません。Chat GPT-4、NotionAI、Midjourney全部課金してるので、その分くらいは回収したい。 ログラインを作成するさて、ドラマやら映画やら漫画やらの作品を作るにあたって、ログラインを作ることが重要らしいです。 ログラインってなんですの?Chat

        結局、ブランディングとはなんなのか?

        • 組織として成功(しなさい)

        • Netflixのカルチャーを学んだら、国家も100世代幸せな家族も、創れそうだと思った

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          とんでもない時代がやってきてしまった

          とんでもない時代がやってきてしまった。これから私たちの社会は、経験したことのないようなカオスに突入するかもしれません。 これから私たちを襲うカオスは、「アメリカが創り出した世界秩序の崩壊」と、「AIの進歩」の2つの巨大な地殻変動によって引き起こされると考えます。 私たちは戦争や革命、職の喪失、既存のヒエラルキーの崩壊に直面する可能性があると考えていますが、それは荒唐無稽な妄想と思われるかもしれません。もしそんな世界が来るとするならば、どうやって生き抜いていけばよいのでしょ

          とんでもない時代がやってきてしまった

          サルでもわかる資産運用② 市場には季節がある?

          前回の記事で、インフレ対策のためにも投資をする必要があることを伝えました。でも、具体的に何にどのように投資をすればよいの?という疑問があるだろうと思います。 投資といえば何が多い浮かびますか?株式、仮想通貨、FX?国債なんていうのもありますし、投資信託やETF、あるいはウイスキーやスニーカーのような物への投資も聞きます。 「投資が必要ならオレはネットフリックスの株でも買おうかな」「今ビットコインが買い時かも」いやいや、ちょっと待って。 それでは、木を見て森を見ずになって

          サルでもわかる資産運用② 市場には季節がある?

          サルでもわかる資産運用① インフレであなたの資産が減ってしまう?

          この記事は自分の家族や兄弟、まわりの友達たちに向けて書いている原稿です。今、経済には大きな変化がやってきています。そのためには適切な手を打っていかなくてはいけない。でも、経済のことは難しすぎてわからない、という人がほとんどです。何もしないならまだしも、不安に思ってしまって怪しい投資話に乗ってしまい資産を盗まれてしまっては、元も子もありません。 そこで、正しい経済の現状認識と対策をできるかぎりわかりやすく、書いてみることにしました。子どもでもわかるように、あえてサルでもわかる

          サルでもわかる資産運用① インフレであなたの資産が減ってしまう?

          「花束みたいな恋をした」を観た。え、めっちゃ視聴者をバカにしてない?

          Netflixで10月16日に公開された、「花束みたいな恋をした」という映画を見ました。興収30億円、観客動員数223万人以上のヒット作品となったらしい。映画館では2021年の1月に公開されてるらしいので、話題としてはちょっと乗り遅れているものの、いろいろ感想を書きたくなる話でした。 大丈夫か、視聴者めっちゃバカにされてるぞ? まず、この映画の主人公に対する認識を改めておきましょう。主人公の二人には菅田将暉と有村架純が起用され、エモい絵作りで素敵なラブストーリーに見えてい

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          スタンフォードに進学した、ピンクの髪の少女の炎上が、ヒトゴトとは思えなかった

          徳島の高校からスタンフォード大学に進学したピンクの髪の18歳の少女が、その経験を書いた本を出版したところ、Twitterで大炎上してしまいました。 彼女の炎上騒ぎは、僕としてはとてもヒトゴトとは思えないことでした。 徳島で育った「問題児」である彼女は、スタンフォード大学に受験したところ、合格し、留学をして、そしてその経緯を本にして出版しました。 その本のなかで彼女は、「味方無し」「お金無し」「英語力無し」の3つの逆境を乗り越えて、スタンフォード大学に合格をしたと、うたい

          スタンフォードに進学した、ピンクの髪の少女の炎上が、ヒトゴトとは思えなかった

          野生の熊から逃げていた僕が、東京でIT社長になるまで。

          こんにちは。七田人比古(しちだ・ひとひこ)です。 今回は、僕のことを知ってもらいたくて、少し長めの自己紹介を書いてみました。 僕のことを知ってる人も、知らない人も、読めば、「七田ってこんな背景を持っているヤツだったんだ」と、僕の人となりがわかっていただけるのではないかなと思います。そこからお互いの共通点の発見など新しい何かが生まれたら嬉しい限りです。 ■東京生まれ日光の山奥育ち 1996年5月4日、僕は東京都葛飾区で生まれました。父は建築雑誌の編集者で、母はファッシ

          野生の熊から逃げていた僕が、東京でIT社長になるまで。

          2021年に読んだ87冊からおすすめ書を紹介

          2021年に読んだ87冊の中からおすすめ書を紹介します。読んだ本を記録するとその年に関心を持ったことを整理できてよいですね。100冊が目標でしたが届かず。2022年には達成したいと思います。 負債論: 貨幣と暴力の5000年 / デヴィッド・グレーバー「物々交換の効率化のために貨幣が発達した」という経済学の神話はデタラメだった。人類学者の観点で膨大なファクトを元に、負債と暴力の歴史を明らかにする本。 この本は私のお金の価値観を根本から変えてしまいました!負債論に関する記事

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          戦略マネジメントゲームで考えるマーケティング戦略

          戦略マネジメントゲームは、プレイヤーひとりひとりが社長になり製造業の会社経営をして、4,5人で利益を出すことを競うボードゲームです。ゲームというわりには、まるで仕事をしているような濃密な学習ツールです。 会社では1年を1期として会計をくぎりますが、戦略マネジメントゲームでは1時間で1期をこなします。1時間のうち前半2~30分は経営の時間です。 テーブルの真ん中には市場をあらわすボードがあります。社長は手元にある資金を使って、工場を建設し、人を雇い、市場から材料を購入して加

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          負債論を読んだら、お金のB面を理解した話

          デヴィッド・グレーバーの『負債論』は、お金がどのようにできたかという問題をもう一度とらえなおすことで、お金の価値観にパラダイムシフトを引きおこしてしまう本だ。 僕はこの本を読み、そして同じタイミングでたまたま出会った、とある経営者との個人的な体験をとおして、お金にたいする価値観が完全にかわってしまった。 お金の力のA面だけでなくB面を理解できるようになると、お金のパワーを最大限にいかすことができるようになる。 古典派経済学における物々交換神話の否定『国富論』のアダム・ス

          負債論を読んだら、お金のB面を理解した話

          選挙に行く人にあって、選挙に行かない人にはない〇〇。

          ここ最近の投票率は、50%前後で推移しています。2人に1人は選挙に行っていないという状況です。「選挙に行こう」という呼びかけも見られますし、素晴らしい取り組みだと思いますが、その言葉が響いている人は日本全体で見ればごくわずかという印象です。 「選挙に行こう」と言っても響かないのであれば、そもそも、相手にその言葉を受け取る素質が根本的にないのではないか?その根本を解決することを目指すことができないのだろうか?というのが、この記事のテーマです。 選挙に行かない人には、「公共」

          選挙に行く人にあって、選挙に行かない人にはない〇〇。

          私はADHD(注意欠陥・多動性障害)だったという話

          ADHDとは何か?ADHDとは、注意欠陥・多動性障害のことであり、不注意、多動性、衝動性をおもな症状とする障害で、7歳未満の幼児期から起こりはじめる病気。全児童数の3%を占めると言われる。 具体的な症状は、勉強や課題に集中することができず、必要なものをなくしたり、話しかけても聞いていないなど、不注意な態度が目立つこと。 また、手足をしじゅうそわそわ動かしていたり、座っていなければならないときに席を立って走り回る(多動性)、他人の会話や遊びを妨害する、順番を待てない(衝動性

          私はADHD(注意欠陥・多動性障害)だったという話

          自己啓発本を卒業して、次のステップにいく道案内

          こちらのツイートが話題ですね。「読書の秋」に読みたい本100冊を紹介しているのですが、、、 Twitterではさまざまな反応が寄せられています。 選書が自己啓発本ばかりで、ネガティブな意見が多かったですね。このブログ記事では、自己啓発本を読むことの問題、ではどのような本を読むのが良いのか?、具体的におすすめのコンテンツという順番で書きます。 読書習慣をつける意味では、自己啓発本は読まないよりは読む方がマシなのでは?僕としては、読書習慣をつけるという意味では、全く本を読ま

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