昨日の朝、まごころサポートで不足した材料を買いにホームセンターへ走った時、店内で流れていた曲に感動が蘇りました。
　「It is Greatest Show～！」とボーカルの伸びやかな声。
　まさにそれは、ここ数年で最も感動した傑作映画「ザ　グレイテスト　ショーマン」のテーマソングでした。

　ご覧になった方も多いと思いますが、この映画は歴史上実在の興行師Ｐ.Ｔ.バーナムの半生を描いた芸術性の高い作品。波乱万丈の人生を美しい映像と感動的な音楽で構成した内容です。特に楽曲が素晴らしい！
　「ラ・ラ・ランド」や「ボヘミアンラプソディー」がお好きな方はぜひご覧いただきたいと思います。心が熱く震えます。

　Ｐ．Ｔ．バーナムは資材を投げ打って興行を重ね、人を喜ばせることに人生を賭けました。登場人物は社会から疎外されながらも懸命に生きる外見の変わった人たち。現代社会で注目される人種間の軋轢や保護主義、多様な生き方への偏見にも通じるテーマを感じました。

　バーナムはそんな人たちを分け隔てなく仲間に入れ、励まし、育成して目的を達成していきます。そんな姿に現在の自分を重ね合わせて見てしまいます。地域を幸せにするためにスタッフを育成し、損得抜きで色々な取り組みを実行しながら目指すべき町の姿になるように貢献していく。決して諦めず必ずできると自分に言い聞かせながら日々努力をしています。

　時には批判的に見られたり、思うように進まないこともあります。しかし決して目標を見失わず、どうすれば喜んで頂けるかを追求していきたいと思っています。もちろんバーナムのように家族を大切にして...。

　自分はいったい誰を幸せにしたいのか…

　どうも私は社会問題の解決に関心が高いことが最近わかってきました。今まで不可能だったことを可能に変える、そんな生き方に惹かれるのはなぜだろうと考えてきましたが、やっと自分を見つけていけそうです。人は一生に何人の人を幸せにできるかで価値が決まる。迷ったときは思い出すようにしている言葉です。

　今回は映画の力をお借りして想いを綴ってみました。共感いただけた方にはぜひこの映画を見てほしいです。大画面、大音響が絶対おすすめです！

徳島新聞富田専売所
株式会社七田新聞店
代表取締役七田伸也