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ルクセンダルク大寄稿④

「風の行方」


ピュアで透き通っている汚れを知らないようなお声
でも何かにすぐ染まりそうな脆いピュアさ
志田的に無垢系列YUUKIさんのお声にも
似てなくはないが
寂しい感じはしない
YUUKIさんはガラス細工を壊さないよう
戸棚にしまっておこうみたいなお声
この方は純粋にガラス細工を光に透かして愛でたり
枕元に飾りそうなお声
心を許した人には「これ綺麗」と
こっそり見せてくれそう

ウィンドチャイムだけじゃないキラキラ
劈開しそうな硬質感のあるキラキラと
ストリングスの透き通った響き
壮大な金管は
巨大な水晶?洞窟全体が水晶みたいな
そして空耳かと疑うような
重低音
本当に空耳かもしれないけれど
深いくて暗い場所で
ドシっと構えているみたいな
志田的に写真見てこれだ!と思ったのは
ナイカ鉱山みたいな
信仰するのも必然の圧倒的光景

このバイオリン!
やっぱり彼女はこの子か!

祈り
洞窟ではなく教会なのか?
教会系?神殿系?

聖職者なのか

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%B4%9E%E7%AA%9F

止まった風

風が止まって 鳥は惑い大地へ墜ち逝き
腐された侭に 海は凪いで静かに朽ちた

大穴があいて
ここでは風が止まってしまったのか、、、
それで鳥も海も元の美しさを喪った

やっぱり重低音
これはなんの楽器かもわからない
でも地殻変動みたいな
大地の唸りみたいな

聴こえ、、、ます、、よね


生まれた風

旅立ちの鐘が 闇の中で幽かに響けば
災厄の痕で 希望と出逢い風が生まれた

バイオリン、、、、ここでも
そして彼女の希望は彼なのか、、、
そして彼は風なんだ
アツいじゃないの!
風は止まっていたのに
彼と出会ったことで風が生まれた、、、
アツいじゃないの!

こういう鐘の音ってSE扱いなのか
もう楽譜に組み込まれているのだろうか

微風でも

今は弱い微風でも 広い世界を廻り
やがては 強く 大きな 風車を廻す
この身をかけて 見届けたい この風の行方を…

うぁなんだろうエモい!
「君は僕の希望」のラストは

僕は君の希望さ 頼りなくても
君が信じてくれるなら 
僕は負けないと 君に誓うよ!

であるから
頼りない微風でも信じて見届けたいと、、、
曲同士でもリンクしてくるのか、、、、

少年少女
君たち最高だぜ

大切な仲間

貴方と出逢えて…本当に…本当に良かった
私は今…心から…心からそう思います

独りだった私に 大切な仲間が出来ました
一人では困難な使命も 彼等とならばきっと…

ここよここ!
特に志田が好きなのは
本当に良か"ぁった"
なんだこの子
可愛過ぎる
撫で回そうグリグリ
はぁかわいいかわいい
こんな子には
桃がまるまる一個乗ってるパフェとか
虹を渡る綿菓子とか
ステンドグラスに濾過された光とか
ルビーのイクラ丼とか
綺麗なもんいっぱい見せたい
「良かぁった」っていっぱい言わせたい


目が輝くものを志田がいっぱい見せて
目が輝いているのを志田がいっぱい見たい

そして結局少年のところに還したい
そうしたい!

少年少女は志田のハッピーセットなのだ

"独り" が "一人" に変わっている
仲間を得たんだね彼女はもう独りじゃない、、

"一人では困難な使命"それが一体なんなのか
志田にはわかりかねるが
おそらく水晶にお祈りをして風を守っている?
廻らせている?

そんな大事な風で彼を喩える、、、、

はい好き

この少年を風に喩える表現は
原作なのかRevoなのか、、、

こういう直接的ではない表現で
二人の関係性や信頼関係が浮かび上がってくる
そういうの好きじゃん皆

そして特徴的なバイオリンの旋律
小さな旋風に木の葉が踊るような三拍子
まさに風

「そこそこそこ」という
ツボを知ってらっしゃるな
音楽界のジェット浪越だな

「雛鳥」

イントロ

ピアノだけのシンプル
からのこのお声
スコーンッと突き抜けるような声
澄み渡る青空
でもギラギラしていない
ふんわりしていて
鋭い高音もまろい
ネコジャラシみたいなお声
ピンとした茎に
ふわふわの穂が実っている
花のような華やかさはないかもしれないけれど
無邪気で目が輝いている
強かだけど優しい
己の葉は鋭さも持っているのに
そちらは相手に向けたくない
ふわふわの方で傷つけないように包むというか
包みたいという意思を感じる
武器は鋭さじゃない
包み込めるあたたかさの方

あの日の雛鳥

嗚呼… あの日の雛鳥が
羽ばたいて征く 果てしない空へ…

すごすぎる
徐々に高らかに
どこまで地声で歌い上げるのか
まさに滑走し飛び立っていく水鳥のよう

黒か白か

Black or White?
何が正しい事なのか この手で確かめたいのよ

おおおこの女の子は竹を割ったような性格なのかな
さっぱりしていて
言いたいことは言う
白黒はっきりさせたい

すごいな
まさにこの声ではないか
どっから探してきたのか、、、

あまりにもピッタリすぎる
キャスティング?はオーディションなのか
なんて募集をかけるんだ?!?!
コーラスできて
声が通る人?え?難しいな、、、
人脈なのか、、、
楽団員はもう人脈ゴリゴリ感あるな

When?

When?信じてた―
幼い日々は 世界を疑いもせずに
Why?愛してた―
大切な人が 私を育ててくれたから

育ての親がいらっしゃる感じかな
大切に育てられて
こんなに真っ直ぐお育ちになられて
お歌にも表れておりますね

白と黒

【白】か【黒】か… 二つに一つ…
それだけでは別けられない…
それでも…この灰色な世界で…
私は私の信じる道を…征きたいと思った!

Black or White?
夜がどんなに長くても 決して諦めず
Black and White 今を必死に生きている
世界を唯 護りたいから
勇気を重ねて 私達は戦うのよ!

大人になると
白黒言ってられない、、、
普通はそこでなんとか折り合いをつけて
納得してなくても当たり障りのない
グレーを志田は選ぶんだけど

意思を持って
自分の信じる道を選びたいと
この真っすぐさが
大人になってもへし折られないで
真っ直ぐなのは
やっぱり一番高いところが
鋭くとんがっているのではなくて
ふわふわの穂がついているような
女性だからなんだろうな

でも幼い頃に普通に生きてて
白黒迫られることそんなにあるかな

志田は結構一般家庭に生きてきて
あんまり白黒を突きつけられたことないな
ちっちゃいのはもちろんあるけど
生きる上の指針が白か黒になることはないな

原作の時代が波乱なのか?
決断を迫られるとか
迫られて黒か白かを選ぶ誰かの背中を見ていた


世間の不条理や
大人の闇みたいなのをみて
大人になったら私が変える! タイプ
だから早く強さが欲しい


結構やんごとない一族の予感がする
素質もパイプもある

が、この子選挙には出馬しないで革命を起こす側
でも自分のせいで誰かが傷つくのは嫌なので
そんなことはしないのかもな

この真っすぐ感は引力がある
リーダーに向いている

彼女の大切な人が
誰かを導く人にと育ててくれたのかな
きっと彼女の真っすぐさが
少年たちの心に
アイロンをかけてくれたのでしょうね

"私は私の信じる道を…征きたいと思った!"
この駆け上がりよ!
まさに天翔けるように
軽やかに登り詰める感じ
そしておそらく初めての裏声なのではないかという

ずっと表の声だった
白か黒かはっきりさせたいけど
己の正義は決まってて白しか善としないというか
今までは彼女の行動原理に
己の信じる善であることがあった
でも大空に羽ばたいていきたいと
ここで裏声がくる
そしてBlack "and" Whiteになる

一連の物語が一曲に詰まっている
エモさがあるな

テラテラ

毎回、音楽を通して
新しいRevoに出会えるのが
楽しいのだが
今日は仕立て屋がいた
正確には「仕立て屋かなあの人」と思ってたのが
首にサルトメジャーかけて
右手に裁ち鋏持ってたので
あっやっぱり仕立て屋の人じゃん
となったのである

問題はメジャーで首を絞めてくるし
鋏で刺してくるところ

と言うか最近殴られすぎて
どんな新しいRevoに出会っても
こいつも殴ってくるのでは?と
バイオレンスとRevoを
ハッピーセットにしてしまう病

でもそこが i'm lovin' it

皮肉なことにそんな幻想を
仕立て上げてるのは志田なのだが

例えば
Revoさんは雛鳥のお姉さんがどの高さまで表の声で
どこからが裏声になるのか
知ってて作っている気がする

歌い手が先に決まって当て書きするのか
曲に合わせて歌い手を探すのか知らないが
とりあえずメジャーで測ってるね

「君どこまで出せる?はいそこね
じゃあここはそのちょっと上にしとくね!」と

「その方がいい感じだからね!」と


鬼畜の所業と職人技は表裏一体

お声含めて楽器を音楽を誰よりも理解しているから
自在に操れるわけで

LHに依頼する側を考えると
「ここはこうしてこういう音楽で」と
オーダーメイドでもおそらく彼は最高の音楽を
仕立ててくれるが資料をどさっと渡して
メジャーで測ってもらって
「頼んだ!」と
テーラーメイドしてもらいたくなっちゃう

進撃でもこの作品群でも
職人技の妙だなと思ったのは
歌い手のお姉さんたちは
もちろんプロなので
出る音域内でも掠れてくれ
必死感出してくれとディレクションかければ
おそらく息を多めに混ぜりしたお声で歌えるし
お望みのところで裏声に切り替えてくれる
そこであえて歌い手の「出るか出ないか」みたいな
音域を絶妙な鋏遣いで切り出して
ここだというところに組み込む
その声を出そうとする切実さや一生懸命さみたいな
ところをさらに音楽でアシストする
歌い手だけに物語の感情や描写の色付けを
押し付けない
歌い手と音楽が並走して物語る
音楽の生地のチェック柄が
複雑な縫い目でもピタッと合っている
柄合わせがうますぎる
だから仕立て上がった音楽が美しい

その歌い手も一つの楽器として遣い
音楽の相乗効果がうまれて
右からも左からもビンタされて
リスナーがよりヒシヒシする
楽団員も歌い手方も
鬼譜面でピリピリする

そして歌い手Revoも
仕立て屋Revoのメジャーが首に絡まって
息してないことがある

息をしr...いやこのRevoは息をするな
志田はそれがいい

音楽は息
ハッピーセット

i'm lovin' it

そして
逆に音楽だけ嘆いて
「心で泣いてる無表情のお声」とか
音楽は軽やかなのにお声は緊迫している
そういう並走しない違和感
柄を合わせないで
聴き手の背中を逆撫でするような表現も
ここだというところで使ってくる
女性だけが暮らす国とか、、、、
するとヒィン

でもその表現が
物語を面白くしてるんだな
ストーリーテラー物語るのがうますぎる

音楽の仕立て屋 テーラーRevoで
物語は緻密なストーリー テラーRevoでしょ

テラ、、、テラ、、、、、

テライケm…それは、、、、知らん、、、なぁ


Revoは
テラ⭐︎ロイヤル


次回「愛の放浪者」に奇行し、、、

ここまで読んでくださったあなたに
心から感謝を


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