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ルクセンダルク大寄稿①

はじめに

志田は実は
ゲームをほぼやったたことがない
そもそも自分のハードを持っていない

志田が初めて己でやったゲームは
スマホ内でマリモを育てるゲームである

数日で阿寒湖の藻屑にしてしまい
まりもっこりが寝枕にたって
しばらく志田を苛んだ

マリオカートでさえやったことがない
これによりどれだけ自動車教習に苦しんだか!

察してほしい
ゲームは本当に未知なのだ
唯一接点があるとすれば
劇中BGMにゲーム音楽を
時たま使っていたことくらい

ならなぜルクセンダルク紀行に手を出したか

聴きてぇからだ!
CDジャケットのRevoさんが
手を差し伸べてくれたからだ!
「手を取れ!連れて行ってやる」と

連れてってくれ志田を!

だが
RPGというものもよくわかっていない
知識としてしか知らない
あんまり布教されてきていない
なぜならハードを持ってないやつに
布教する過激派はなかなかいないからだ!

仲間を増やしながら強い奴を倒す
桃太郎みたいなゲームだろう、、、、違う?

流石にやばいので
ストーリーを予習しようとしたが
曲を聴かずに予習するなど不可能であった

皆様は志田の考察が知りたいのかもしれないが
ほぼ曲を聴いただけの素人感想文である!
考察できぬ

よし!保険はこれくらいで十分だろう

志田は
ほぼ初期装備で立ち向かう!

さぁ、ステータスを紹介しよう!

武器:LH「ルクセンダルク紀行」作品ページ
  カリスマ美容師Revoが出迎えてくれたぞ

防具:スクウェア•エニックスの作品ページ
      あらすじをふんわり教えてくれたぞ

あまりゲームに絡めたネタを深掘りすると
己の無知がバレそうだ

志田のステータスが
ジリ貧ということだけはお分かりいただけただろう
ほぼ裸足と素手である

これで志田は
Revoと殴り合いをする!

だが志田にもアドバンテージがある
志田は何も知らん方が口が達者になるのだ

無知であればあるほど
志田の攻撃力が上がるのだ

つまり予習すればするほど
デバフがかかるのだ!

そういうことにするのだ
いつかいっぱい稼いで
ピカピカの3DSでちゃんとやらせてください
未来の志田頼んだぞ

だが何も知らずに聴くことにも《物語》がある
先輩方がちゃんと調べて右に行ったところを
志田が勘で左に行くのは
違うエンドへ分岐して
面白いかもしれない、、、

ということで
とりあえず志田は
ゲームのことを置いておいて
Revoが旅して聴いた一つの「冒険譚」として
ここに「ルクセンダルク紀行」を初聴し
依頼されたわけでも
どこかに掲載されるわけでもないが
勝手にここに寄稿する!

ルクセンダルク大寄稿

これは一人の町娘が

吟遊詩人に聴いたある少年たちの冒険譚である

Theme of the Linked Horizon


イントロ

風?
キラキラウィンドチャイム
流れ星が落ちたみたい
硬質なグロッケン?鉄琴?とハープの
パラパラした旋律が
星空というか 夜景の遠い街明かりというか
夜に見える光の粒のよう
その裏で弦楽器のゆったりとした響き
聴いたことないような高い音
人間の可聴音ギリギリ的な音
君にはこの音楽が聴こえるか?聴こえないか?
見えるか見えないか
冬のキンと冷たい空気
澄んでいるとは言えない複雑なハーモニー
耳鳴りのようででもやっぱり美しい音
キンと冷たくて
靄や霧がかかっているような
雲がゆっくり流れていくような
スカッと晴れてるわけではなく
霞んでいる粒もあれば
一段と瞬いて輝く粒も見える
薄い雲の間から
チラチラと星が見える
遠い霞の間に街明かりが見える
山の頂上で満天の星を見ているというよりは
ベランダやビルの屋上で星や夜景を見ている
それも豪華なホテルのバルコニーや
高層ビルの屋上ではない
もっと身近な自分の家とか職場とかから見る
なんでもない空

銅羅かティンパニ的な「バーン」
一気に晴れてというか
薄雲を突き抜け幻想世界へ引き込まれていく
でもまだ下に現実世界の街が見える
やっぱりストリングスの旋律が霧じゃなくなる
多分いろんな木管が
代わる代わるメインメロディを担う
なんだか人が歌っているみたいな
いよいよ幻想の住民が顔を出し始めた
金管が表に出てきて見えてた光の粒にグッと
フォーカスを合わせて幻想世界が
より具体的になっていく
あの星の名前は何か
あの光の下にどんな家族がいるのか
もしかしたら
遠い国へ連れて行ってくれる飛行機かもしれないし
誰かの元へ駆けつけるスーパーマンかもしれないし
姉妹を繋ぐ革紐かもしれないし
違う星のお姫様を乗せた牛車かもしれない
みたいな急に話がブワァと広がるイメージ
プラネタリウムで
「あなたが普段見ている星空を見てみましょう」
という導入ナレーションから始まり
「星座にまつわる神話」や「宇宙の成り立ち」の解説が始まるイメージ
管楽器の裏で
めちゃめちゃストリングスが歌ってる
ストリングスは穏やかなメロ まさに夜
管楽器系は壮大で音を上げながら盛り上げていく

志田的に夜の感じがしたけれど
なぜ夜?
LHは夜から始まるのか
寝ている間に見る夢みたいな
Revoさんも夢の中で見た幻想に
インスパイアされることあるのかな、、、謎

気持ちいところでダーンキラキラ
バンドが加わる
「始まった!!!」感じ
コーラス!
「linked horizon」だ!
ど直球にテーマソングだ!
「皆んなが思ってるテーマソングってこうだろ」
ってこともしてくれる

イントロだけで現実世界からググッと
幻想世界に引き込まれる
まさにLH世界への導入

まとめると
なんか日常に疲れてベランダに出たら
やっぱりそこには
なんでもない夜空が広がっていて
ふと一粒の光に目をやると
彗星のようにサングラスが現れる
というか実はずっとそこにいた
なんでもない夜空に気になる一粒の光
それを私が見つけるのまで待っていたのか
その男がずっと空を見上げているから
つられるように
私もそちらを見上げると全ての光は瞬いていて
それに気づいた男が無言で手を差し出す
男の手を取ったら急に身体が宙に浮いて舞い上がる
薄雲を抜けると
同じに見えていた光は
各々の色で輝いて私の目に映る
完全に現実を突破して
したり顔の男
コーラスとバンドを呼びつける
完全にRevoの手中

俺の幻想世界へようこそ

世界は広いのかい?

世界は広いのかい?
それとも...狭いのかい?
嗚呼...古びたその地図は埃を被ったまま

おおおおおお
あれぇ?!
聴いたことない優しいお声
お兄さぁぁぁん
濁点がついていない熱くない

志田のルクセンダルク大紀行


ジャケット写真みたいな
態度が若干でかい(失礼)お声でもない
少なくとも「連れてってやるよ」ではないな
裏切られた、、、パリン
でも努めて優しい声を出しているわけではなく
普段はこう喋っているのでは
みたいな素の声、、、
喋ってんの聞いたことないけど
進撃のRevoさんボーカル曲みたいな
「戦えぇぇぇぇぇぃえがぁぁががぁ」的
熱さ?血管切れそう感?はなくて
この曲の出だしは
寝物語を詩ってくれそうなくらいの
落ち着きがある

というところが
熱くないけどアツい

なるほど
志田が何気なく普段気にせず過ごしてきた世界にも
物語がある
それを知らないのは寂しいと

SEがもりもり

僕達は自由さ

僕達は自由さ
何処へでも旅して往ける
繋がる地平 広がる世界へ 
→ 誘うように 君の手を取ろう

らまさにイントロのことを言っているではないか!
だが!
「僕たちは自由」
Revoとリスナー?
それともエレンみたいにRevoさんがクソデカ感情をぶつける相手がこの地平にもいるのか、、、
リスナー説でいこう
つまりRevoさんも自由なんだ!
今までSHはRevoさんからリスナー側に
解釈の自由を授けられていたけれど
LHはRevoさんもリスナーと同じように
原作を自由に解釈しているんだ
すごいすごい

しかもジャケット写真は
"誘うように手を取ろう"だったのか
"手を取る"って表現
差し出した側も
差し出された側も使えるな

やっぱり
「俺の幻想世界へ連れてってやる」ではなかった
「一緒に往こう」なのだヒィン

真実の自由

真実の自由は 何時だって
《君の心の中》にある
瞳を閉じて さあ... 征こうぜ!

ストリングスが
すごい煽ってくる
「ほらほらほらほらほらほら」
往こう"ぜ"?!
ロイヤル感がない!
王様じゃない
城下町の外れの農村にいる!

?!
あれ君の心の中?!?!
「Revoの幻想世界」でもない
「私の幻想世界」ではないか!

Revoさん的に
「Revoの世界」を聴いてほしいというより
「あなたの世界」を聴いてほしいんだ

うあわぁ大発見
志田はずっと「Revoの世界」を旅して「志田の感想」を述べていたつもりだったが
それは「自分の世界」も旅していると
いう意味も内包されていたのか!
確かにRomanも最終的には「志田の世界」として
私の人生に織り込まれた、、、
なるほどなるほど!

なんて詩的な「解釈の自由」...
実は志田
Revoさんが「リスナーの解釈の自由」について
どのように言及しているのか
Revoさんのどんなお言葉で初めて
伝えたのか知りたくて
記事を探したのだが
オンライン記事では見つけられなかったのだ
ここでご本人の言葉を聞けるとは、、、
俺の幻想世界も俺が自由に描いたし
君の幻想世界も自由に描いていいと、、、

吟遊詩人んんんんん

空っぽのポケットに

嗚呼... 空っぽのポケットには何を詰めるべきか...

志田は今まで
進撃の軌跡もRomanも
奥歯に挟んできたんだけど
ポケットでええやん

イヴェールくんごめんね
志田の奥歯に挟んでしまって、、、

空っぽのポケット
「何も持ってない」みたいな
これだけだとちょこっとネガティブな言葉
でも
「これから何を詰めてもいいってことだぜ」という
ポジティブにも考えられる

志田は今までポケットいっぱい持ってるけど
何にも入ってなくて寂しかった
その寂しさを埋めるように
ポケット増やしまくってた

でもいいんだ!それでも素敵なんだ!
空っぽのポケット増やしてたことは無駄じゃない!
とことん志田を肯定してくれる、、、

サングラス キュッキュッ サンキュ

識らないままで

儘... 君が寝てる間にも 戦争は始まってゆく
識らないままで 気付かぬ振りは 何だか哀しい......

すごい
寝てる瞬間に始まる戦場のSE
最初は殴り合いっぽいけど
最後は刃傷沙汰になってるな

やっぱりRevoさんは
世界はキラキラ輝く物語だけじゃなくて
争いや負の歴史があることも
ちゃんと音楽にしてくれる、、、

そういうところ
ただ綺麗な世界を音楽にしているだけじゃない
目を覆いたくなるような物語だって音楽にする

「僕が全て必ず詩にする」ところが
やっぱり信頼できる

奪えない自由

奪えない自由は 何時だって《僕達の心の中》にある
耳を澄まして さあ... 征こうぜ!

?!
奪えない?!
志田は今まで
「好きに聴いていいよ 何を感じてもいいよ」と
「解釈の自由」をRevoさんに"許可"されていて
「すげぇ」と思っていたのだが
ちがう!
「すんげぇ」のだ!
作者であるRevoさんにもリスナーである私たちにも
元々「解釈の自由」が音楽にはあって
それは"奪えないもの"なんだ!
Revoさんが
"与えてくれた"ものでも
"奪わずにいてくれた"ものでもない!

音楽は元から自由なんだ!
だからRevoさん的に「解釈の自由」は
「凄くない」ことなのかな

もしかしたらRevoさんは
「解釈の自由がある物語音楽」という特殊な音楽を
やっているつもりはなくて
音楽は物語と自由がある認識が元にあるので
特殊な音楽を作っているというよりは
必然の音楽
極自然な音楽なのかもしれない

元々音楽は物語るもので
全ての音楽に物語はある
Revoさんは他の音楽家より
それをちょっと
わかりやすく伝えてくれているだけなのかも

間奏

これが風のように自由
羽ばたくように奏でている
楽器たちも自由に詩ってるように聞こえるな
実際どうなのかわからないが
間奏や楽器ソロは奏者に任せているのかな
それとも楽譜がきちっと決まっているのかな
ツインギターとかは決まってるか、、、
んんん
そもそもRevoさん曲って
ジャズのセッションみたいに
その場の雰囲気とか
楽団員の演奏中のコミュニケーションから生まれた
刹那的なアドリブのメロディとか使うのかな
セッションがバチっと噛み合った時の
アドリブみたいに聴こえる間奏
楽団員方は実は鬼譜面で自由ない感じだけど
弾かされてるメロディは自由に聴こえる

星空の色

君が見上げてる その星空と
僕が見てる星空が 違ったとしても

でも君が今感じてる その寂しさは
きっと僕の寂しさと 同じ色をしてる

おおおおおおおおおおおお
Revoさんとリスナーの「みてる星空」が
違くても
「きっと僕の寂しさと 同じ色をしてる」

志田もちょっとわかる

天才音楽家と並べて語るのは
烏滸がましくて心苦しいのだが
父の伝言「Romanが繋ぐ《物語》」項で
このように書いていた

聴き手一人ひとりの人生に
こうして彼の音楽が織り込まれて
《物語》の外側に私だけの《物語》が織り上がる

私たちは自由なのだ
彼の音楽でどんな景色を見てもいいのだ
きっとその景色はみんな違って
でもどこか似ていて
きっと美しいのだ

だからこんなにも愛おしい

これはあくまで
私たちリスナーが自由だから
「同一の音楽」という繊維と
「人生」という十人十色の繊維が一緒に紡がれた糸で
各々の違う《物語》が織り上がる

だからリスナー同士その布を
見せ合うことができたなら
似ているけどちょっと違くて
きっと美しい、、、、と書いたのだが

まさかRevoさんの布まで
似ているとは思わなかった
Revoさんから「似てる」と言われるなんて
夢にも思わなかった
「烏滸がましぃ」とどこかで思っていた
まさかRevoさんからこちらに寄り添って
「僕も君たちと似ている布を持っているよ」と
言ってくれるとは、、、
やっぱり黒金だろうな、、、布

圧倒的な音楽で殴ると
リスナーというか志田が恐縮して
Revoさんのことを神聖視して
「Revoが答えなんじゃね」と

距離をとってしまう
そこで「僕も君と同じ一人の人間なんだ」と
ひしっと抱きしめてくれる

市民が王様からそんなこと言われたら
ヒィンしちゃうのは明らかなので
リスナーを確実に落としに来ている
悪く言えば
「私がこうすることで喜ばぬ女はいなかった」的な
御門の策略で擦り寄っているかもしれない

それとも
LHは原作があるから
寄り添ってる 隣に居るよ感マシマシなのかな

もっとRevoさんの個人的な感情が乗ってるとしたら
どうだろうか
いつもリスナーの隣にいたのに
隣のやつよく見たら魂は遠くにいっちゃってた
Revoさんはこの曲で
リスナーの魂を元の場所に戻してくれているのか
そばに居るつもりだったけど
改めて
「"ずっと"寄り添っていたし
これからもそばにいるよ
だから僕達は一緒に往けるんだろ」と
明言するに至った可能性もある

まぁ、わざと殴って
こっちが許してくれるの知ってるから
抱き締めてくる性がある男なので
こいつが悪いと言えば悪い

実際彼は意外と何も考えてない、、、なんてこと
音楽面でそれはあんまりないか
パーソナル面では志田は"知らない"
意外と自分のことには適当な男なのかもしれない

なんて男だ
ギルティ
私はこの男が心底恐ろしいし
やっぱり音楽は素敵なのだ

白い鴉

嗚呼... 僕達は廻り続けるだろう
最果てへ繋がり続ける世界を
然る詩人の言葉借りるなら
白い鴉のように

廻り続ける?!?!
幻想世界を!

誰の詩を引用したのか
志田の引き出しに白い鳥は鶏しかいないので
助っ人Google先生
「白い 鴉」
生物学的貴重さもあるが
ギリシャ神話のアポロンとか
あとはなんかスピリチュアルな話、、、
よくわからん!
恐らく
Revoさんご自身の引き出しから出してきたなこの鳥
でも何か概念の例えなんだろうな
自由の象徴とかかな
平和の象徴 鳩みたいな

ベース!!!
ベンベンベン
間奏もしっかり美味しい

ナガルナガル

鎖連結中...

へぁ?!
なんか始まったナガルナガル
ドミノ倒しみたい
輪唱?と言っていいのか詳しくはわからないが
まさに歌い手が増えていって繋がっていく
これはコンサートだと
観客もリンリンするやつだな
幻想は連鎖的なのかな
Revoさんが何か詩ったら
幻想が?鎖が?どんどん繋がっていくのか
確かに志田の幻想も
ブレインストーミング的な思考で
広がっている
鎖的かも、、、

音楽で彼が今まで繋いできた地平の
軌跡を見せてもらってるみたい

幻想の自由

幻想の自由さ
何処にでも還って来れる
繋がる地平 
素敵な世界で → 見つけた宝物を君に届けよう

本当にはっきり自由だと言ってくれるな
しかも還ってくる自由もある
でもそれは現実と幻想の地平が
繋がっているから還って来れるんだろうな
自分の物語として還元される

Revoさん的にLHで作曲する作業は
原作を旅してそこで見つけたそのまま
音楽にしているイメージなのかな
SHでもそうなのかな
物語を彼が作っているのは事実なんだろうけれど
「こっちでこんな世界を見てきたから音楽にしたよ」
と幻想世界のRevoが我々に紹介する
というスタンスで作っているのかな
幻想世界に渡ってるRevoにとっては
幻想世界の出来事が現実、、、
進撃の軌跡でも
あたかも自分は進撃の世界に入って
実際にこの目で見てきました
みたいな音作り詩づくりだったな
ぽいことを二ヶ月後の君へでも言ってたな
まさに紀行な訳だ

何度でも

行き先は自由さ 何度でもまた何処へでも

「何度でも」
確かにスルメだしな
奥歯に挟んでおけばいつでも噛み直せるんだよな
あっポケットね!
Revoさんはポケット推奨してた
志田はすぐ奥歯に挟んじゃうんだから、、、

でも自分の曲をスルメだと自負しているRevo
それはそれで違う味してまたスルメ噛んじゃうな
うめぇ

明日は君が

繋がる地平 未だ見ぬ世界で 
→ 明日は君が 詩を紡ぐだろう

"君"が紡ぐ?!
最後にぶっ込んできたな!

少し前の志田なら
次は私が紡ぐ?!?!
物語音楽を?!?!
ってなってたな

Revoさんの手を離れた「明日」からは
Revoの語る《物語》の外側にも
リスナー各々が各々の詩を紡ぐでしょう、、、
改めて本人に言われると
激アツい
リスナーに委ねているのがさらにアツい

志田はつくづく疑問だったのだが
「全てに意味があるようなこだわりのある作品なのに
なぜリスナーは自由に解釈していいのか」
前述のようにそれを志田は当初浅はかにも
「Revoさんが許してくれたからいい」
「創造主がそれを許したからいい」と思っていた
でも改めてこの曲や他の作品
彼のインタビュー記事を読んでいるうちに
「Revoさんはリスナーを信頼してるからいい」
のだと知ったこの衝撃よ!

志田が改めて言うまでもない
記事を読んだ早いのだが

何故こんなにお互い本気で信じ合えるのか
きっと人は信じてくれた経験がないと
誰かを信じたりしない
多分「信頼している」と明言する前から
無言で殴り合ってる時間が確かにあったんだ

容赦は一切なく
その時出来うる限りの
最も美しく凶悪な音楽と情報量で
毎回殴りにくるRevoもエグいし

恐らく「なんでもいいから出せ」と言ったら
息をするように音楽が湧いてくる
Revoという男に妥協を一切許さず
毎回全身全霊の創作させるリスナーもすごい

この信頼は本当に尊い
リスナーと真摯に向き合うRevoもすごいが
志田はそこに
歴戦のローランたちの鼻息の荒さも感じるからだ

志田が大解釈デュエル改め
大解釈シール帳を見せ合いっこしていた時
ひしひしと感じたのは
ローランたちの嗅ぎつけ能力の高さだ
「おいグラサンこんなことしてるだろ
俺にはバレてるぞ」と
それが本当にRevoさんの意図でそうなったのか
偶然が重なってそうなったのか
志田には判断できなかったが
でもありえない話でもない、、、と思わせる仮説を
嗅ぎつけるのがめちゃめちゃ早い
志田がたどり着くのに1週間以上悩んだ答えに
大解釈シール帳集合知だと
リリース当日に誰かが気づいているのだ
そしてすぐにカラオケで歌う準備が
始まっているのだ

すごい、、、志田は知らん間に殴られてて
気づいたらジクジク痛くて
血が止まらなくて
鼻にティッシュ詰めながら
「いつのまにRevoさんにやられてたんだ!
あいつ許せないウウウウ地縛霊」
なのだが
歴戦のローラン方はRevoさんが
拳を振り上げた時点で「おい!」が言えるのだ
なんなら拳握った時点で「殴る気だろおまえ!」
ができるのだ!すごいすごすぎる!
そして恐らくRevoさんもそれを受けて
「次は拳じゃダメだ」と
ご愛用の対ローランライフルを
念入りにお手入れしてくるし
いざ戦場で邂逅したら
殴り屋Revoの姿が見えないことでローランも
スナイパーRevoの存在にすぐ気づく
「おいグラサン
今俺の後頭部に照準合わせてるだろ」
そして大体弾丸をモロに受けて死屍累々
でも逞しいのが
撃ち抜かれた傷跡を抉ってでも
弾を取り出して
何で撃ち抜かれたか思考はやめないところ
血みどろで「こ、、これでやられたのか、、、ウアウ」
そして音楽の中に
インタビューや記事の中にも
Revoさんが落としていった薬莢を
絶対探しに行くところ すごすぎる
だが一点、スナイパーRevoは
殺人ソング界の貴公子
プロの殺し屋なので
薬莢を現場に残していくなんてあり得ない
わざと置いていってるな
グラサン印の薬莢残して
「俺が殺った」と

でもローラン方も
撃たれた痛みに
少なからず興奮しているんだよな、、、
本当に共犯


ちょっと待った
このままではサングラス吟遊詩人が
殴る用の凶悪なギターを左手に
何かする用の赤い毛布を床に敷いて
優しい声で右手を君に差し出し
「一緒にどうだい?」する曲になってしまう

違うのだ志田がいいたいのは

「明日は君が 詩を紡ぐだろう」
Revoさんは君が詩を紡ぐことを知っているんだ
紡ぐでしょう、、、という予測の話より
お前なら紡ぐだろ?という確信
肩を抱いてくるアツさがある

Revoさんの未だ見ぬ地平でもある
リスナーが紡ぐ詩
Revoさんはその全てを知り得ないかもしれないが
確かに音楽でRevoさんと繋がっているんだ

ああああああああああああああっ
あたたかい、、、、

はぁこれがLinkedHorizonなのか

一瞬の無音
ふわっと男が身体を地上へ下ろす


世界は広いのかい? それとも... 

それとも... 狭いのかい?
嗚呼... 古びたその地図は......

地上へ降り立つと
私の頭上に広がるのは
それはもう私にとって特別な夜空
一粒一粒に物語が見える

そして地図の所在を問う

ここにある
手の中にある
この光の粒全てが私の地図だ

この詩を羅針盤に
この地平を旅する地図

私がこれから見つける光の話を
彼はどんな顔で聴いてくれるだろうか

吟遊詩人は詩う

なんでしょう
リスナーがRevoさん尊重するのは
必然というか当たり前だと思っていたのだけど
Revoさんのリスナー 一人ひとりへの尊重や信頼が
見えたというか


ジャケット写真を見た時
現実の片隅でポツンと座っていた志田は
彼の手を取ればどこかへ
連れていってくれるような気がしていた
あの赤い何かの上に立つ彼の手を取るには
志田は立ち上がらなくてはならない
彼は志田に「立ち上がれ 俺が連れてってやる」と
そういうメッセージだと思っていた
確かにそれもあるかもしれない

でも彼の詩を音楽を聴いたらもう違う
座っているやつを立ち上がらせるためじゃないと

確かに座っている志田の応援もしてくれた
「立ってみたら?」
「幾分か視界は開けるかもしれないよ」と
でもRevoさんは
ただ座り込んで何もせず彼が優しい言葉を
かけてくれるまで待っているような
そんな受け身でリスナーが
いや
ローランが彼の音楽を聴いているなんて
微塵も思っていない

あのニヤつきは違う

CDジャケットの彼がこちらに
手を差し伸べているのは
ローランもこちら側から彼に
手を差し伸べているからなんだ

彼だけずるいので 箱を持ってきました
彼はその努力も認めてくれるでしょう



つまり手を取り合っているのだ

ふたりには互いが見えているのだ
まるで鏡合わせのように

でも互いの鏡に映る星空は
少し違くて少し似ていて美しいのだ

互いが手を差し伸べている信頼がここにはあるから
Revoさんが幻想世界を音楽に濃縮する行程と
リスナーが音楽を幻想世界に還元する行程を
同じ次元として語ってくれている
同じ音楽という接点はその繋がりは鎖のよう
志田も同じ次元で書くことを許してくれるなら
今まで私たちリスナーがRevoに対して抱いていた
「Revoが好きなように音楽を作ってくれ!
俺はそれが聴きてぇ」
をRevoさんも言っている
「君たちも好きなように詩ってくれ!
俺はそれが聴きてぇ」と
つまりこの二面性が成り立つ!
さぁ渾身の
素人素手素足による初ブレイブ

吟ッ!

寂しい星空の中で
リスナー/Revo

見つけたひと粒の光

何故
リスナー/Revo

同じ地平に立っているのか

その答えはただひとつ
吟遊詩人である
リスナー/Revo

詩を聴くためだ

「「僕達は自由だ」」

さあ
吟遊詩人
《リスナー/Revo》


世界は広いのかい? 
それとも... 狭いのかい?
嗚呼... 古びたその地図は......



やはり志田は何も知らなかった
音楽を聴いても聴いても
わからない
好きだということだけが大きくなっていく
それでもこの詩で
Revoさんの「音楽とはなんたるか」
Revoさんの創作の根底にある芯
みたいなものが垣間見えた
彼の音楽とリスナーに対する真摯さ
リスナーと紡いできた信頼

この詩だけでいくつもの革命が起こった
素手素足の志田はRevoに
直向きなお詩でお声で簀巻きにされた
ぬくかった
何か包まれるような温かいものを感じた
これが彼に流れる音楽の血潮なのか

にしては血が流れない殴り方だった
これが名誉革命なのか!

、、、息は、、、、できなかったが

嗚呼好きだ
この曲も好きだ
愛さずにはいられないのだ

今後夜空見上げるたびに
この詩が紡がれるだろう
そして星影の先であのサングラスが
チラつく病にかかるだろう
そろそろサングラスを星座にしたい
このチラつきを星座のせいにできるから

志田も毛布で包んでこの詩を大切に抱きしめたい
簀巻きにしたい
そして凶悪な鈍器で殴り合いたい
釘バットでシバきあいたい

殺人ソング界の貴公子
幻想世界で自由に寄港し
「全て必ず詩にする」奇行し
その音楽はRevoとリスナーの幻想の紀行史

次回「ルクセンダルク紀行」を寄稿し、、、

ここまで読んでくださったあなたに
心から感謝を

余談

本当に長文になってしまい
読みづらく
大変申し訳ございませんでした
全ては一曲目にこんなに重いのを置いた
彼のせいです
今後はもっとライトに行きます
そんなRevoさんにもクソデカ感情を抱いているが
ローラン方にもクソデカ感情を抱いている
珍しいタイプの志田でございます

志田がRomanで過去の考察を漁っていた時
17年前の皆様と繋がれた気がした
17年前の音楽を聴いている志田と一緒に
Romanを聴いてくれる人がいた
この沼で志田は一人じゃなかった
17年前から言葉を残してくれていたこと
どんなに心強かったか
きっと志田以外の新人の方も
皆様は一人になんてしないのでしょう


Revoさんの音楽も
ローランとの出会いも
金糸として志田には織り込まれている
そんな志田を見守ってくれている
甘やかされている自覚はございます
なのでほどほどにシバいてください

でも志田が今ルクセンダルクを旅しているのは
ローラン方が地図のありかを指してくれたからです

ローラン方も
志田にとっては羅針盤なのです

Revo音楽と物理学

図で説明チャレンジして失敗した図(改)

これを本編に載せなかったのは
なんか微妙だったからである
結局説明に失敗しているからである
志田が何かにハマっていると嗅ぎつけた
最寄りの物理学有識者に
なんとなく図を描きながら説明していたら
(あくまで図が)この「光円錐」に似ている
という話をしてくれたので
ここでもご紹介したい

光円錐


志田が最初に描いた図は
その後指摘されボコボコにされ
最終的に物理の講義が始まり
話の主導権を乗っ取られた
なのでお見せできる程度に
綺麗に描き直したものである
なんで物理屋相手に
図で挑戦したのかも謎である

ちなみに志田は相対性理論の
名前は聞いたことあるがよくわかっていない
一応調べてみたが
志田には物理学の素地がなく
己では説明できなさそうなので
興味のある方はぜひ
最寄りの物理学有識者か
Google先生に問い合わせてほしい

なんか違う図が出来上がってしまったが
言いたいことはこれだ!
でも何か可能性は感じるよな!
音楽は波長でもあるし粒でもある
光も波でも粒子でもある
しかも人間が観測することによって
それが決まるとか決まらないとか、、、
Revo音楽もリスナーの観測によって
新たな空間が広がる、、、
量子力学に似通った面がある
あんまり深掘りすると詳しくないことが
露見するのだけど
音楽と物理学はどこかで繋がっている気がする
そしていつかRevo音楽を
物理学で説明することができたなら
それはとんでもなく面白い《物語》があるなぁ
論文にしてほしい

極個人的余談「志田の新たな怖いもの」

本当にくだらないし
恐らく志田の杞憂で
何もかもが初体験なことによる考えすぎのせい
それでもここに記録として残すのは
志田がゴリゴリのオタクになったあと
こんなことで悩んでたのかと鼻で笑うためだ

人間は成人してから初めて何か拗らせると
大変めんどくさくなるのは摂理らしい
この惨状を見るに
今拗らせててよかったとも思える
もっと遅かったら魔法使いになっていた

後述するのは
先輩方が引っかからなかった蜘蛛の巣に
引っかかってる哀れな志田虫の姿なので
それを滑稽だと笑ってくれるのであれば
ぜひ読んでほしい

志田は最近というか
この曲を聴いてさらに不安になっていること2点を
先輩方に甘えて打ち明けたい

①この気持ちは何問題
皆様は恐らくこんなことで悩まないだろうが
志田は誰かを「推した」ことがないので
「推す」という感情が自分のどの感情なのか
よくわかっていない
そして他に推しているものがないので
ガソリンの配分は考えずに
アクセル全開にできる
推しごとのポテンシャルがエグいのだが
あまりにもRevoさんが天才すぎるというか
志田の知らない世界すぎるというか
正直言って若干崇めている
だがこれは私の知識としての推すと違う、、、
れぼのこと何も知らないのに、、、
なんなんだ
本当になんなんだ
謎極まれり
だが志田
そのポテンシャルゆえに
暴走車になるかもしれないと
自戒のように肝に銘じている
すぐ天才音楽家とか言ってしまうが
「Revoさんは天才音楽家である前に
一人の人間なんだ」と

2023歳が人間な訳はないんだが、、、

②Revo音楽以外で息をしろ問題
これは一度どこかにこぼして若干解決済み
全く失礼な話で余計なお世話だが
志田の知ってるRevoが
音楽でしか息してないということ
Romanを聴いて
前作から作品発表までの期間短すぎて
リリースからコンサートまでの期間短すぎて
彼の創作に関する記事を読む限り
音楽の話しか出てこなさすぎて
息してない

あなたはAEDを!
あなたは心臓マッサージを!
志田は彼の全ての指から指輪を外す!5分かかる!

才能ありすぎると
世に求められているのは何か
わからなくなることはありがちの話
毎度、命削って創作らっしゃるのだろうけど
それにしても何かに駆り立てられているかのような
スピード
作品の情報密度
仕事量
息をしろ


志田はあまりはっきりとわからないので
作品や周辺情報を履修しながら
この不安が早く消えることを祈りたい

多くのローラン方に彼が作品だけでなく
彼自身が愛されていることに自覚があると
Revoさんがご自身を大切にされてると
志田は安心して眠れる
頼む!
「僕から音楽を取ったら何も残らない」とか
インタビューで答えていないでくれ
私生活意外と丁寧でいてくれ
あったかいお布団で寝てくれ

でも面白いことに
若干解決しているのは
どうやらローラン方は
彼の「かわいい」を褒めて伸ばしている
と志田はわかってきたので
彼は大切にされている
そんなこととっくに
気づいているかもしれないという

ははははははは志田は寝る
今夜はよく眠れるぞ
デフォルト⭐︎デフォルト
はぁスッキリ

ここまで読んでくださったあなたに
こころから感謝を
そしてお目汚しに謝罪を


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