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記事の執筆スピードを上げる習慣【執筆1時間、思考12時間】

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ブログのライティング指導会を毎週土曜日にやっているのですが、生徒さんから「記事を書くのに時間がかかってしまうんですが、どうしたら早くなるでしょうか?」といった質問を頻繁にもらいます。

執筆スピードは個人の生活スタイルとスキルにもよるので、「これくらいの速さなら合格!」とは一概に言えませんが、僕の場合はだいたい3000文字のコンテンツを1時間弱で執筆します。

もちろんその日のコンディションにも左右されますが、早いときには30分くらいで書き終わることもあります。

ライターとして8年くらいの訓練を積んでいる人間なので執筆スピードはそこそこ早い部類になると思いますが、1時間で3000文字くらいの執筆スピードであれば、誰でもトレーニング次第で到達する事ができます。

実は書くのが速い人とニガテで時間がかかってしまう人の間には「ある習慣の違い」があるんですね。

本noteでは、プロのライターが意識している「執筆スピードが自然と速くなる習慣」をテーマにまとめます。

空き時間にでもゆるーく読んでください。3分くらいで読めます。


◆執筆スピードを早くする方法

まず種明かしからすると、書くのが得意な人は厳密には執筆スピードが速いわけではありません。「書くために使う思考の時間が長い」から自然と書くスピードが速くなるのが正解です。

執筆スピードが速い人は、パソコンの前に座ってから書くことを考えはじめているわけではありません。コンテンツについて考える時間を日常的に確保する習慣が付いているので、常にアウトプットすることが頭の中でまとまっているから書くのが速いのです。

頭の中で習慣的にまとまったことをコンテンツとして書き出すだけなので、自然と執筆のスピードが上がります。

一方で書くのが遅い人は、机に座ってからアイデアを探し始めるので執筆のスピードが遅くなってしまいます。


◆執筆に1時間、思考に12時間

例えば僕は毎日noteを書いていますが、机に座って作業をするのは長くても70分くらいの場合が多いです。それも執筆に時間を使うだけで、机に座ってネタを考えるということはあまりしていません。

どちらかと言えば普段の生活の中でコンテンツのネタを考えています。食事や電車移動の時間、風呂に入っているリラックスタイムなどで「今日はどんなnote書こうかなー」と暇さえあれば考えています。

普段からコンテンツのことを考え続けるようになると、自然と頭の中で文章構成がまとまるので、あとはそれをパソコンを使ってアウトプットするだけ。

コンテンツ作成に使う思考の時間が長いから、執筆に使う時間は自然と短くなるわけです。

僕の場合は「執筆に1時間、思考に12時間」を意識してコンテンツを作るよう意識しています。

24時間のうちだいたい食事や睡眠で10時間くらい取られるので、それ以外の時間は基本的に「どんなコンテンツを作ろうかな?」を考えながら活動していますね。


◆「ネタを探すアンテナ」を常にはりめぐらせる

執筆に時間がかかる人はたいていの場合、コンテンツのために思考を割いている時間が短いです。机に座ってから「何を書くか?」を考え始めるので、思うようにタイピングが進みません。

とは言え、常に「コンテンツのことだけ」を考えるのは難しいという事もわかります。本業と並行しながらブログを書く人もいるでしょうし、家事と育児の合間に作業をする人もいるでしょう。

そんな人は「日常の出来事にアンテナを立てる」のがオススメです。

例えば「電車に乗って通勤した」というなんでもない日常の出来事も「乗客のほとんどがスマホでSNSをいじっていた」という点に着目してみると、「SNS利用率」をテーマに実体験に基づいた記事が1本書けたりします。

カフェで作業しながら横の大学生カップルが「バイト代が安いんだよねー」といった会話をしていたら、「じゃあ『ライティングでバイト代を稼ぐ方法』みたいな記事がウケるかな」とインスピレーションが湧いたりもします。

日常の思考を「コンテンツを作る」をベースにしていると、自分の体験すべてがネタになるので、独自性のある面白い記事をスピーディーに執筆することができます。

日常的にコンテンツを考える習慣ができると、執筆ネタへのアンテナが敏感になります。というより、日常生活にアンテナを立てないと、執筆の良いアイデアはなかなか浮かばないですね。


◆まとめ

最後にまとめます。

【まとめ】
・書くのを早くするのではなく思考の時間を長くする
・執筆1時間、思考12時間
・生活すべてにアンテナをはり「ネタにできないか?」を考える

ぜひ、あなたも本noteを参考に常にコンテンツのことを考える習慣をつけてみてはいかがでしょうか?ライティングの質もスピードも格段にアップしますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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東出タロウ(@shiderow_free


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