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物価が上がる、どんどん上がる

ここモントリオール、どんどん物価が上がります。きっと日本もそうかしら。

コロナ禍で、数年凍結されてた固定資産税は平均で4.1%上がります。

そして食品、これからさらに7%上昇予定とニュースにありました。
一部のスーパーでは1月30日までは値段を上げない、などと善人を気取って(るようにしか私には感じない)宣伝してますが、きっとその後は一気にドーンと上がるのだろうと予想されます。

腐らないものは買いだめしておくのが良いのか、悩みます。

ほんのつい最近、職場でちょっとした昇進がありました。お給料8%プラス。ラッキー!と一瞬舞い上がる。でも冷静になると、他の全て同時に上がってるので、購買能力に変化なし。

あと、チップの認識の変化に関してニュースをチラッと読みました。個人的には全く納得してなくて、チップを払いたくないがために、レストランを利用したくない気分になります。

今までのチップの一般常識は15%。
(加えて税金が15%なので、合計の値段はメニューにある値段+30%)

それが、コロナ禍以降、働いてる人への応援や同情の気持ちをこめて、多めにチップをする人が増えました。18−20%とか。まあ、その気持ちはわからなくもない。

それがエスカレートして、最近では、なんと!25−30%のチップが期待されてるらしい。

これ見て、もうレストランには行かない、と思いました。

チップって、払わなくて良いものではないんです。期待されてる額をサービスを利用する消費者が払う好意に見せかけた義務なんです。

一歩譲って、目の前の笑顔でサービス提供してくれてる労働者に直接渡るのなら、まあ、仕方ないかな、とも思うわけです。

でも、実は、このチップが労働者に直接渡るとは限りません。まず、税がかかります。(結局政府が一部を没収する)その後は、店のオーナーがどう扱うかの正式な決まりはなく、好きにして良いそうです。

え?ちょっと思ってたのと違うじゃない?
自分が払ったお金の行き所に透明性がないのは気持ちが悪いものです。

あやふやなチップ収入に頼らずに、必要な経費を含めた正当な値段設定にして請求してほしいです。

支払いの度に、いくらが妥当かなと計算するのはストレスだし、そして、きっとケチと思われてると悩むのです。(でも、必要以上には払いたくないです)

日本に帰るたびに感動するのは、チップのない世界。外食楽しめます。




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