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一味違うあなたになる!印象に残る自己紹介テクニック


はじめに

こんにちは!株式会社SHIFT(以下SHIFT)の能力開発部で、コミュニケーション&リーダーシップ教育を担当している岡田洋輔(ようさん)です!

新しいプロジェクトに入って、初対面のメンバーと顔合わせする瞬間って緊張しますよね。

どんなメンバーと一緒になるんだろう。
良い印象を与えられるかな。
良い関係性を築けたらいいな。

いつになってもそんなドキドキは消えないのではないでしょうか。

プロジェクトに参画するエンジニアにとって、技術力はもちろん大切ですが、コミュニケーションの力、つまり「人間力」もまた重要です。

ここでいう「人間力」とは、肩書きや技術力だけでなく、「あなたの人柄を通して、あなたの人としての魅力を表現する力」のことです。

チームは「人」が集まり構成されます。そして、良いチームは高い「人間力」を通して、高いチームワークを発揮し成果を生み出します。

あなた自身の人柄に惹かれ、「あなたと同じチームで良かった」と言ってもらえたらとしたら嬉しくないですか?

今日は、そのためにあなたの人間力を高める効果的な自己紹介テクニックを共有したいと思います。

チームにおける自己紹介とは?

自己紹介の真の目的は、あなたが「どのような人物であるか」をチームに理解してもらうことにあります。さらに、それだけではなく、「あなたがチームにどのような価値を提供できるのか」を相手に知ってもらうことです。

それにも関わらず、多くの人がしてしまう、いわゆる辞書的な自己紹介は、「初対面の人に、自分の名前、職業、役職/身分を伝えるもの」です。

しかし、このような相手目線で伝えていない自己紹介では、興味を持ってもらうどころか、相手の記憶に残ることもできません。

相手目線で語る自己紹介をすることで、相手の興味を掴み、あなたという人を覚えてもらい、信頼関係の第一歩を踏み出すことができるようになります。

ここで重要なのは「共鳴」です。共鳴を生み出す自己紹介は、チームメンバー間の信頼感を高め、協調性を促進し、より強力で効果的なチームを形成するカギとなります。

相手目線で印象に残る共鳴型自己紹介3つのポイント

今回は誰でも簡単にできる相手目線で語ることによって、相手の印象に残る共鳴型自己紹介を作るための3つのポイントを一緒に見ていきます。

ポイント① 「相手が知りたいあなたは何か」を考える

初対面の人の頭の中には、常に以下のような質問が浮かんでいます。そして、それらの質問を使いながら、あなたの話を聞き、あなたがどういう人なのかを吟味しているのです。

■「この人は一体どんな人なのか?」
■「私に何をしてくれる人なのか?」
「どんな未来を提供してくれる人なのか?」
■「なぜ、今この人の話を聞く必要があるのか?」
■「なぜこの人でないといけないのか?」
■「この人は信用できるのか?」

これらの相手の頭の中にある障壁を乗り越えるために、相手目線で上記について答えを考え伝える必要があります。つまり、自己紹介の中でこれらの質問に対して答えていけば、相手目線で語る、印象に残る自己紹介をすることが可能になるのです。

ポイント② 自己開示することで歩み寄りの姿勢を見せる

自分自身を理解し、自己認識を持つことも、ビジネスコミュニケーションにおいて非常に重要です。まず、自分自身の目的や目標を明確にすることで、ビジネスコミュニケーションにおける自分の役割や目的を明確にすることができます。

これにより、自分自身のコミュニケーションの質を向上させ、相手との間で的確な情報を共有することができます。自分自身をしっかりと把握し、ビジネス上での自分の立ち位置を明確にすることで、相手からの信頼を獲得することもできます。

自己理解を深めることができて初めて、相手の心に残る自己開示ができるのです。

(補足)「自分を理解する」ために以下の参考質問を使っていきます。

自己理解を深める4つの質問
質問① 自分の役割(立場)は何なのか?
質問② 自分には何が求められているのか?
質問③ 自分の強み/弱みは何か?
質問④ その役割を果たすことへの自分の想い・意気込みを言語化する

   ・自分は、なぜこの仕事をしているのか?
   ・自分は、なぜこの人(企業)を助けたいのか?
   ・自分は、どんな価値観を持って仕事をしているのか?
   ・自分は、どんな夢/目標を持って仕事をしているのか?

自己理解を深めることができて初めて、相手の心に残る自己開示ができるのです。

ポイント③ 勝負は1分、300文字でまとめる

エビングハウスの忘却曲線でも言われるように、人は20分後には60%しか覚えていないとも言われています。 自分のことを深く知ってもらおうと、あまり長く喋りすぎてしまっても逆効果になりかねません。

相手目線で、短く簡潔に伝えることで、覚えてもらいましょう。

※相手目線で印象に残る共鳴型自己紹介例
上記で考えた情報をもとに自己紹介を組み立てていきます。

①「この人は一体どんな人なのか?」
 SHIFTでコミュニケーション教育を担当している岡田です。

②「私に何をしてくれる人なのか?」「どんな未来を提供してくれる人なのか?」
 コミュニケーション教育を通じて、人が持つ可能性を最大限発揮するお手伝いをしています。

③「なぜ、今この人の話を聞く必要があるのか?」
 仕事をする上で欠かせない人間関係を充実させることでCS向上はもちろん、会社の利益拡大にもつなげ、さらにES向上にもつながるコミュニケーションを、表面的なスキルだけでなく、本質から改善するサポートに強みを持っています。

④「なぜこの人でないといけないのか?」
 昨年だけでも累計2,000名以上の方のサポートをしてきて、その98%以上の方がもっと学びたいと言ってくださっています。

⑤「この人は信用できるのか?」(想いや人間性を伝える)
 私自身、特にずば抜けた知識やスキルがなく、周りに助けられてここまでやってきました。そんな自分の持つ力以上の成果を引き出してくれるコミュニケーションを通じて、関わるみなさんが人生にポジティブなインパクトを感じてもらえるサポートができたらと思っています。

ここで肝心なのは、あなたがしっかりと準備し、何を伝えるべきか、どの重要なポイントを強調するべきかを考慮してまとめたとしても、自己紹介が単なる自己PRで終わってしまわないよう心がけることです。

自己紹介の瞬間は、ただ自分をアピールする時間ではありません。相手の興味を引き、反応を観察し、そのフィードバックに柔軟に対応することで共鳴を生む自己紹介を心掛ける必要があります。

相手に自分のことを理解してもらうだけではなく、相手との心の距離を縮めるチャンスでもありますので、その瞬間を大切にしましょう。

おわりに

エンジニアとして、技術的なスキルや知識はもちろん不可欠ですが、人としての魅力やコミュニケーション能力も同様に重要です。これらは「人間力」を形成する要素であり、職場での人間関係やチームワークに大きく寄与します。

これからも、日々の仕事やプロジェクトの中で、「人間力」を高め、相手との信頼関係を深めるための自己紹介術を意識的に取り入れてみてください。自己紹介は、自分自身をより深く知り、他人との関係をより良好にするスタートラインとなります。

今回の内容が何かのお役に立てると嬉しいです。では、また次回お会いしましょう!

P.S.

今回のアプローチはあくまでもひとつのアプローチとしてご紹介させていただきました。

「他のアプローチも知りたい」という方はコメント欄に入れてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

ひとりでも多くの方にこの情報をお届けするために、
あなたの「スキ」が力になります。


執筆者プロフィール:岡田洋輔(ようさん)
現在急成長中、可能性に溢れるSHIFTの能力開発部でIT業界にとどまらない『人間力』にフォーカスしたコミュニケーション/リーダーシップ教育を担当。Made in SHIFTの知識が世界のスタンダードとなるように、日々邁進中。モットーは「コミュニケーションを通じて、人生にポジティブなインパクトを」。

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