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35歳から転職はできるのか?【35歳からの転職】

どーも!「ワークライフサポーター」のタカハシです。

先日より始めたこのマガジン「35歳からの転職」、今回第2回目の投稿になります。


「35歳転職限界説」って本当か?

ところでよく言う「35歳転職限界説」ってのを聞いたことあると思いますが、これって実際どうなのでしょう?ってことですが、正直もうこの令和時代は「嘘八百です」。「35歳からでも転職出来ます」よ!

だって私が、正確には36歳でしましたので。

私はもともと不思議でしょうがなかったことがあります。それは、大体20歳から働くとして定年を60歳(当時)とした場合、40年間働くとします。では35歳ってどのへん?ってなると、まだ半分にもいってないわけですよ。40歳でやっと半分です。私が今39歳なので、あと1年で半分にいきます。まだ半分か、もう半分かとか思いますね。そこでですよ、半分働いてきたら、残り半分もあるのにもうずっと同じ会社、その業界、その職種でしか働いちゃ駄目なのですか?多様性多様性ってよき聞きますが、コレってなんなんですか?ってなりませんか。


「35歳転職限界説」なんてないはず

例えば15年小売業界で働きました、残り25年あるとします。残りの25年をこのまま小売業界で働くのも。。。と考えて、IT業界で働きたいと思いました。それを「駄目だ!」って言われているようなものです。小売業界の経験はIT業界では生きないのでしょうか?過去の経験があるからこそ、新しい風を別の業界に吹き込めるのではないでしょうか?

いつでも経営者は新しい風が欲しいといいます。でも実際はどうなのでしょう?結局安定を求めているとかしたりしているのではないでしょうか。仲間内だけで固めて、いうこと聞く人だけで周りを固めているのではないでしょうか。口では「多様性」「女性活用」「新しい風が必要だ」「人財」などいいながら。もし本当に口だけでないならば、「35歳転職限界説」なんてないはずです。


39歳でもひよっこのわけ

39歳の自分は、まだまだひよっこだと思ったりします。それには理由もあり、一つは定年が現在一応大企業目安に65歳です。今まで60歳定年で、65歳までの5年間を仮に嘱託で働くとした場合は65歳まで働けます。(義理の父、叔父や叔母も65歳まで年更新で60歳から働いていました)。ですが定年自体を65歳まですると、単純にプラス5年間で70歳まで働きます。しかしながらこれは良いケースで、大概が60歳もしくは65歳以上で契約もなく終了のようです。人は減っているというものの、年配者の働き先は減っています。が、増えている、人がほしい職種もあるようですね。※ここについてはまた次回以降で触れます。そんな私は39歳ですが、後ろが伸びたということはサラリーマンとしての半分までの時間が数年伸びたわけです。

二つ目に、ある地元の会合に出席したのですが、そこは平均年齢が多分60歳後半。私なんて圧倒的に少数派で、下から数えたほうが良いくらい。それに80歳、70歳で元気な方が多くいるので、50歳、60歳の方でも若造呼ばわりされます。私なんて完全に子供でした。つまり寿命が伸びていて、年配の方が元気なので広く見ると40歳なんて子供同然なんですよね。少子高齢化をまじまじと感じた経験でした。でもこれが日本の縮図で、実際40歳でも80歳の人達から見ると永遠に若造です。ということは、35歳って?ってなりませんか?


転職限界ラインなんて無くなる

どうでしょう?35歳で転職打ち止めだったら、日本社会がまわらない気がします。富士通の早期退職4000人実施やトヨタ自動車の終身雇用崩壊が無理な発言は、個人的には、当事者には申し訳ないですがプラスの流れだと思っています。というのは転職は何歳からでも可能であるということ、社会的に当たり前になる切っ掛けだからです。当たり前になれば、多分今後転職限界ラインが一般的に定年の年数と同様に上がっていくことが考えられるからです。35歳限界、もうここが今の段階で40歳だと思っています。数年後45歳、50歳、ここくらいでもう完全になくなります。ということは、2030年までに転職限界ラインが崩壊するだろうというが私の見立てです。

少子高齢化で働く若者が減り、海外からの労働者も近い内に頭打ちが来るでしょう。AIやRPA、色々とオートメーション化されたとしても、人間のすることは減っていってもそれにはきっと限界もあります。日本人口が8000万を目指して減っていっていますが、労働人口が足りないのに変わりはありません。そうなると優秀な、優秀でなくてもそこまで選ばなければ仕事はいくらでもあります。仕事はいくらでもあるということは、転職限界ラインなんて無いのと同じです。

もちろん早めのうちにしか可能性の低い仕事も沢山あります。それは今からあるわけでなく、昔から変わらないものだと思います。ここに関しても昔よりかは、働ける年齢が高齢化しているとも感じますが。サッカー選手とか、医師免許とって医者とかですが、これは別に元々狭き門なので、正直年齢がっていうものでは無いと思います。それに無くなっている仕事も増えていますが、新しく増える仕事も出てきているわけです。例えばYoutuber、これってそもそも引退年齢無いですよね?90歳のおばあちゃんが投稿する動画がバズっても何もおかしくありません。それにデータサイエンティスト、新しいことも大事ですが、過去の経験や技術が活かせることを考えると何歳からでもトライできる気がします。


結局「気持ちの問題」

ようは「気持ち次第」ですよ。やりたいか、やりたくないか。やろうとするか、しないか。ここだけです。何もしなくて良い仕事や職種につけるのは、偶然の産物です。何歳でも挑戦を怠らなければ、新しい未来や可能性を見つけられる良い世の中ですよ。私の尊敬する人に「若宮正子」さんがいます。皆様御存知でしょうか?彼女は82歳でアプリを開発して、国連でご講演されたり、アップルのCEOにも会っている方です。

実は私も彼女が私の地元を訪れたとき、お会いさせてもらいました。メチャクチャお元気です。ご公演時間が1時間ほどあったと思いますが、その間彼女は喋りっぱなしです。元気過ぎて圧倒されました。

彼女は60歳の時にパソコンを始めて、好きがこうじてプログラミングを使ってアプリ開発までされました。ではあなたは何歳ですか?彼女が82歳だとしたら、まだ半分くらいでしょ?もしくはそれ以下の方も多いはずです。それになのに、転職なんて自分には無理、新しい事なんてもう出来ないよ?って思っていませんか。

そのラインは結局あなたが決めているのです。つまり「35歳転職限界説」は、一人一人の気持ちが言葉となって日本のスタンダードになっているんですよ。転職限界ラインいりますか?いらないですよね。なら消しましょうよ!日本からも、あなたの心の中からも。


「SHIFTGOOD」管理者 タカハシケンジ


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