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SDGs目標2【飢餓をゼロに】を考えてみた

はじめに

久々にこのマガジンに投稿します。その名も「SDGs情報発信マガジン”誰ひとり取り残さない世界を”」というマガジンです。


SDGsのワークショップに初めて2年ほど前に参加して以来、SDGsに関してとても興味を持つこととなりました。それまでうっすらでしか知らなかったSDGsに関して、何かアクションを起こさなれければ!と自分ごととして落ちた出来事でもありました。

過去にワークショップには3回参加させてもらい、近い将来ワークショップのファシリテータになりたいなんて考えています。まあワークショップはあくまでツールでしかないので、本質的なところを理解しようと思いSDGsをインプットとアウトプットの両方が必要だなと思い始めたのがこのマガジンだったりします。


SDGsとは

SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
参照:JAPAN SDGs Action Platform

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SDGs目標2【飢餓をゼロに】

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目標 2
飢餓に終止符を打ち、食糧の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
Goal 2
End hunger, achieve food security and improved nutrition and promote sustainable agriculture


ターゲット

ターゲット
2.1 2030年までに、飢餓を撲滅し、すべての人々、特に貧困層および幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食糧を十分得られるようにする。

2.2 5歳未満の子どもの発育障害や衰弱について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養失調を撲滅し、若年女子、妊婦・授乳婦、および高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。

2.3 2030年までに、土地その他の生産資源、投入財、知識、金融サービス、市場、および付加価値や非農業雇用の機会への平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民族、小規模な家族経営の農家、牧畜家および漁師をはじめとする、小規模食糧生産者の農業生産性および所得を倍増させる。

2.4 2030年までに、持続可能な食糧生産システムを確保し、生産性および生産の向上につながるレジリエントな農業を実践することにより、生態系の保全、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水その他の災害への適応能力向上、および土地と土壌の質の漸進的改良を促す。

2.5 2020年までに、国内、地域、および国際レベルで適正に管理および多様化された種子・植物バンクなどを通じて、種子、栽培植物、飼育動物・家畜、およびその近縁野生種の遺伝的多様性を維持し、国際的合意に基づく遺伝資源および伝統的な関連知識の活用による便益へのアクセスおよび公正かつ公平な共有を推進する。

2.a 国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発、および植物・家畜遺伝子バンクへの投資を拡大し、開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産の強化を図る。

2.b ドーハ開発ラウンドの決議に従い、あらゆる形態の農産物輸出補助金および同一の効果を伴うすべての輸出措置の並行的廃止など、世界の農産物市場における貿易制限や歪みを是正および防止する。

2.c 農産物商品市場およびデリバティブ市場の適正な機能を確保するための措置を講じ、食糧備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にすることにより、食糧価格の極端な変動に歯止めをかける。

参照:http://www.ungcjn.org/sdgs/goals/goal01.html


SDGs目標2【飢餓をゼロに】を考えてみた

SDGsの目標2は【飢餓をゼロに】ということですが、「飢餓」と聞くと私達日本人にはあまり馴染みがないなと率直に思いました。しかしながら世界的に見ると、テレビやニュースなどで知る程度の私の浅はかな知識や感覚ですと、貧困に喘ぐアフリカやアジア圏ではまだまだ「飢餓」というのが当たり前の世界でしょう。

でも「飢餓」は、海外の貧しい地域だけなのでしょうか。実は日本でも多くの方が飢餓に苦しんでいるのではと考えたりしました。それは過去に「飢餓」、つまり食べるものがなくて苦しみ栄養失調で亡くなった小学生のニュースが流れたことを思い出しました。

日本の小学生が?と驚いたと記憶しています。そこで自分なりに調べてみました。すると私達が思っている以上に、飢餓で苦しんでいる人達が日本で実際にいる事実です。なぜなのだろうかとも考えました。

日本には最低限度の生活を保証する生活保護の仕組みがあったりするのになぜか。残念ながら私が調べる限りでは確かな事実は出来てきません。ですが、実際に飢餓で苦しんでいる人がいるわけで、なんとも言えない気持ちになります。


私が今月より働き出した福祉の分野のことを考えると、少し現実のものとなってきました。現在障害者のA型就労という分野で業務していますが、そこだと最低賃金は確保されます。しかしその時の状態により出社できないと時給制なので給与は下がるばかりです。

B型というのもあるのですが、そこだと一ヶ月ふるふる働いて1万円程度です。まさにお小遣いといえる金額ですよね。しかし社会保障もあるので、状況の応じて変わるのですが数万円もらえます。働いたお金と頂ける数万円とを足しても、いっても10万円くらいでしょうか。


今の日本の社会で10万円で暮らせるのか?暮らせないことはないですが、それだと貯金もできないし、欲しい物も買えません。ちょっと例として紐解くと、

総収入10万円

支出内訳
家賃3万
光熱費1万
通話料1万
食費3万
消耗品、雑費1万
交通費、被服費などその他1万

などでしょうか。

もしそこに、住民税、所得税、保険、年金などが入ってくると総収入は6万円、7万円の世界ですよね。社会保障で守られても、少ない手取りでどこを削るかというと削れるのは食費になると思います。これが「飢餓」に繋がる要因ではないでしょうか。

どうすれば収入が増えせるのか?そこも浅はかですが、本業以外に副業など収入を持つしかないなと思います。でも障害をもっていたり、家族の介護やその他事情で中々働くことが出来ない人が多いのも現実です。


さいごに

飢餓と日本は、まだまだ切っても切り離せないように感じました。

SDGsを知ろうとしたことで、こういったことを考えられただけでも良かったなと思います。でも行動に移す部分がやはり必要なので、小さくても行動に移していかないといけない。

でも何をすれば良いのか思いつかない。そんな自分に悔しさだけが残りました。

しかし今回考えさせてもらったことで、このSDGsマガジン続けていく理由も見つかりました。


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