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創造の原理と新しき人

妄想的備忘録の処理をしながら分かったことを整理します。

男性器と女性器が交わって子供が出来るように、人はマインド(頭)とハート(心)のエネルギーが喉で交流して、新しい言葉(=世界)を想像します。始めに言葉ありき、です。その2つは頭と胴体以下と考えても良いかも知れません。

マインド=脳=松果体から喉=甲状腺につながるコードと、ハート=心臓から甲状腺につながるコードが正しく繋がり、マインドとハートが正しく調整された時、人は正しい創造を喉=甲状腺を通じて行うことが出来るようになります。そしてそれが正しく出来る人間が新しき人なのだと思います。

シュタイナーは喉を第二の生殖器と表現しましたが、まさにその通りだと思います。甲状腺の形は蝶のようでもあり、また聖杯のようでもあります。聖杯は、甲状腺のシンボルなのだと思います。

中世において聖杯伝説が流布しましたが、それは表のキリスト教(マインド=直線=十字架)と、裏のキリスト教(エッセネ派、修道士会、テンプル騎士団、ハート=曲線、円)の統合の印が、聖杯(=丸に十字)だったのかも知れません。ちなみに、ポルトガルの国名は、聖杯の港=ポート・オブ・アリグルだそうです。

そして、十字架にシンボルされるヨーロッパ、特にポルトガルが日の丸=円でシンボルされる国、日本に渡り、長崎や天草の地で最初の聖杯=十字架+円の儀式的な何かが行われたのかも知れません。

私自身は、ハートから甲状腺につながるラインが封印されていました。どうも幼少期からそれが発達すると危険という判断だったようです。狙われて殺される、みたいなニュアンスだったのかも知れません。その封印をようやく解くことが出来ましたが、それは天草で行われた「何か」の総括が出来たからだと思われます。

この結論にたどり着くのに、劇団☆新感線さんのshirohというミュージカルの話はとても参考になりました。このストーリーは、奇跡を行う力を失った天草四郎(マインド)と歌で奇跡を起こせるシロー(ハート)が島原の乱を起こすというものです。

マインドは形を作れますが、ハートのエネルギーがないと創造がおきません。そして、ハートのエネルギーが喉を通して表現される時に初めて創造が起こります。歌や言葉です。しかし、ミュージカルではシローが暴走したために、助かるはずの女子供も全て殉教してしまいます。

マインドだけではエネルギーがないので創造が出来ないけれど、ハートだけだと暴走を止められない、そういう話ですが、マインドを男性性、ハートを女性性と置き換えると分かりやすいかも知れません。そして、この2つが相手を信じあえない限り、正しい創造は出来ないのです。

言霊の幸はう国、日本。男性性=マインドと女性性=ハートを正しく統合して、喉を通じて創造を行うのが言霊だとすれば、日本はその力を思い出さないといけないのかも知れません。

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