シフティングを使う(5)

 5. 健康に関する高度な活用法

 先に基礎的な健康やヒーリングの話をしましたが、それだけでは対応できないものがあります。そういう話も少しさせていただきます。

 まずは、脳内気功の話です。普通の気功療法みたいなものは病気の部分に気を送ったりするのですが、脳内気功は病気の部分ではなく関連する脳の部分の気を調整する感じになります。この原理に気付いたのは、マンゴーアレルギーの人に相談された時です。脳の一部に異常があるイメージだったので、ご本人にそれをイメージで改善するイメージをしていただきました。すると次にお会いした時に、マンゴー食べられましたと言われました。

 つまり病気の部分ではなく、脳を気=エネルギー的に調整するのが脳気功です。たぶん、痴呆みたいな老化とか、アレルギーとか、花粉症とか、そういうもの全般に使えると思います。さらにいえば、病気や症状に対応する悪くなりがちな部分ということがありそうなので、そういうノウハウがたまると現代病に対する有効な武器になると思います。もっとも医師法や薬事法があるので、病気が治るという表現はできませんので、「脳の気を整えて元気で長生きできる気功法」みたいな健康を創るイメージのアプローチになると思いますが、ラジオ体操とか太極拳みたいな感じの健康法にできれば良いかと思っています。

 自分で治せない人のために、医者とかヒーラーとか治療家の人にもこのテクニックを学んでいただいたり、みんなで治し合いするヒーリングお茶会みたいなものも良いかも知れません。これは本人が参加されなくても可能で、家族の方が参加される形でも良いと思います。

 脳内気功のやり方ですが、不調の方の脳をイメージして違和感がある部分を調整して、その後全体を調整します。エネルギーが過剰の部分は赤とか黄色でみえたり、足りない部分は、黒とか暗い色で見えたりするので、それを調整します。あと、老化に関しては脳の前後左右と上にスイッチみたいな場所ばあるので、そこにエネルギーを流します。たぶん、これは脳の縮小を防ぐ場所だと思います。

 全体の調整は、脳の松果体から脳下垂体にかけて、杖のように後ろから前にエネルギーが湧き出す部分があり、これが詰まっているケースが多くあります。この場所を泉のようにイメージして、泉からエネルギーがどんどん湧き出て脳を満たしていくイメージをします。湧き出す部分につまりが感じられたら、それも綺麗にしてください。そうすると脳が新鮮なエネルギーにみたされます。満たされたら、そのエネルギーを背骨を通して全身に回します。そうすると脳と身体の全身のエネルギーが整う形となります。今後、高齢化社会が進む社会において、脳内気功は強い武器になるのではないかと思っています。

 脳内気功と同様に可能性があると思うのは、仙骨気功です。こちらはまだ未開拓の領域ですが、人間の仙骨は西洋では「聖なる骨」と呼ばれ、日本でももともと神骨と呼ばれる重要な部分であり、ここのネガティブなエネルギーを取り除くことにより、さらに健康を増進することが可能ではないかとも思います。

 あと、ネガティブクリアリングとポジティブチャージングの活用も有効です。ある時に気付いたのですが、身体に残っている病気の記憶を消すことも大切です。私のセミナーに参加された方がぎっくり腰で帰りが大変だといわれていたので、身体の声を聞く方法で問題を解消したのですが、帰りに痛みが少し戻ってきたといわれました。確認すると、今までの痛みが、エネルギーとして残っていて、原因は既に解消されているのにまた痛みを引き起こしているのです。そこで、そのエネルギーの消し方をお伝えしたら、痛みはすぐになくなりました。長期間に渡り痛みとかがあると、その記憶がエネルギーとして残っている可能性があり、それを消すのにはネガティブクリアリングが最適です。

 ネガティブクリアリングで痛みの記憶や不調を消した後は、元気なイメージをポジティブチャージングで定着させます。エネルギーのレベルで良くなっても、肉体レベルに反映されるのにはタイムラグがあり、確認のステップでハイヤーセルフとか、身体の部分に入ってもらってどれくらいの期間で良くなるかを確認すると、何日とか何週間とか答えが出てきます。そして、この情報はかなりの確率で当たっています。

 以前、セミナーで参加者のお母さんをヒーリングした時のことですが、何日ぐらいで肉体レベルで良くなるかを確認すると3日後ということだったのですが、3日後その参加者の方からお母さんがとても元気になられたとの連絡をいただきました。

 このように、脳内気功だけでなく、ネガティブクリアリングとポジティブチャージングを使うとさらに高度な対応ができるようになります。

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