メンター紹介003:森雅貴

滋賀キャンプの運営に関わるメンターをインタビュー!今回は、森雅貴さん(通称もりまさ)です。昨年イギリスの大学を卒業された森さん。いまは日本でNPOの研究員として働きながら、滋賀キャンプの事業代表をされています。「自分が子どもの時にこんな学びの場があったらな」そんな森さんの想いから生まれた滋賀キャンプも2年目を迎えました。森さんの滋賀キャンプへの想いに変化はあったのでしょうか。

「誰かのため」というモチベーション

ーではまず、 “今” のもりさんについて質問します。今どんなお仕事をされていますか?

1つ目はNPOで働いていて、主に「未来がどうなっていくのか」をリサーチしています。2つ目は近江八幡で活動をしていて、『真崎文庫』っていう団体を立ち上げています。古民家をリノベーションをしたところに住んで、 “住み開き(住みながら場を開いていくこと)”をしようと思っています。3つ目は滋賀キャンプ。2年前から始めて今年で3回目になって、事業の型が見えてきたので、今はこれを継続させていくためにどうすればいいかを考えています。

ーありがとうございます。色々活動されていますが、なぜまちづくり関係の活動を始めたのですか?

『まちづくり』というより、何かをやりたい人の後押しをするためにやってる感じかな。「誰かのため」と思うとすごく頑張れる。いろんな起業家と会って思ったことは、彼らと違って自分は「見たい世界観がはっきりしていない」。でも、今やっている活動の可能性をすごく感じていて、誰かの背中を押したり一緒に走ったりしていくことに魅力を感じている。だからそういう関わり方をすることが多いかな。

ーなるほど。素敵です!では次の質問に行きますね。
“過去”についてお聞きします。今までで一番挫折したことはなんですか?

難しいなぁ…結構いっぱいあって。ぱっと思いついただけでも4つぐらいあって。1つ目は中学生の時。ヒエラルキーがあって、そこですごいいじめを受けた。挫折というか、自分の人生を語るうえで欠かせないことの一つで。中学3年間の記憶がほとんど無いぐらい印象深く残っている。

2つ目は大学生になって留学した時。英語ができるのは当たり前だから、その上で「自分は何をしたいのか」「なぜ留学したのか」「何を大切にしているのか」を求められた。だから「自分は何者か」をよく考えていたし、1年目の冬は授業に追いつくのが精一杯で鬱っぽくなって引き籠ったこともあったなぁ。

3つ目は東京に3か月くらい住んでいた時。その時はけっこうイケイケだったけど、その反面で礼儀や時間管理がおざなりにしていたことも結構あって。当時関わっていた人にめちゃめちゃ怒られたり指導されたりしたこともあって、「今まで自分がやってきたことは何だったのだろう」って思った。

4つ目は、2年前ぐらいにインターンをしていた時。それまでは頑張っただけ成果が出てきたけど、そこで「全然違う」「ズレてる」って言われた。「今までの頑張り方の延長線上に求められているものはない」って、その時に気づけたことが大きくて。挫折というか転機だったかな。

ーなるほど…ありがとうございます。では『今までで一番頑張った事/うれしかったこと』はなんですか?

うーん。けっこう昨日のクリエーションデー(滋賀キャン運営委員の全体会議)は嬉しかった。今までいろんな団体を立ち上げても、「こんな世界観を実現したい」みたいな強い想いがなかったり、こだわりがなかったりしたから、自信が無かったんだよね。でも昨日最後に「滋賀キャンプがどうなってほしいか」を話し合った時に、みんなが「こうなってほしい」を自分事で話してくれたのがすごくうれしかった。

愛とエネルギーを渡せる人に

ー(クリエーションデーに参加していたので)そう言ってもらえてよかったです。じゃあ、次の質問に行きます。今度は“未来”です。『これからやりたいこと』はありますか?

んー。1つは、自分の名前に重みをのせたいと最近考えていて。肩書ってこれからは重要じゃなくなってるだろうから、そうした時に、名前に重みがあるってすごく大事なことだと思っていて。名前だけで自分がどういう人なのか、どういう経験があるのか、何をやっているのかが伝わるようになるといいなと思っています。それは結局、場所や時間に囚われずなりたい自分になれるってことだと思う。

もう1つは、愛とエネルギーの交換がいいなって最近すごく思っていて。オンラインでも会議や会話ができるけど、オフラインは愛とかエネルギーとか、目に見えないけど伝わるものがたくさんあると思うんだよね。そういうものを誰にでも当たり前に渡せる人になりたい。

ーおぉ~すばらしいです!では、そういう自分になるために、滋賀キャンプをどう活かしていきたいですか?

難しいなぁ…。1つは、キャンプが続かせること。まだ規模が小さいけど、いろんな人に関わってもらって、ちゃんと継続させることが大事だと思っていて。それがなりたい自分になるために必要なことだと思う。

もう1つは、徐々にいろんなものを渡していくことかな。事業全体を考えると、伝えなきゃいけない場面もあると思うけど、なるべく最小限にしようと思っていて。そうしないと、エネルギーばっかりになっちゃうから、バランスを保つためにもちゃんと渡せるものは渡して、その人がやりたいことを実現できるように一緒に考えていきたいと思っています。

ー先のことまでちゃんと考えてくださって、ありがとうございます…。では最後に、『自分の性格』を何かに例えるとしたら?

うーん、そうだなぁ。基本的に気まぐれだと思うんだよね。常に考えているのは、「どうやったら人は育つんだろう」ってこと。それはもちろん自分自身もそうだし、関わってくれた人たちが「関わってよかった」って思ってもらいたい。そんな感じかな。

逆に何に例えられると思いますか?

ーえー…うーん、『縁の下の力持ち』って感じですかね?

じゃあそれで。

ーわかりました!では、これでインタビューを終わります。ありがとうございました。

ありがとうございました~。

インタビュー:朝日奈 編集:石川、大門

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