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私がキャリアデザインワークをやる理由

こんにちは。株式会社LifeLab代表の志賀香織です。
本日は、2020年4月から開催し続けているキャリアデザインワークについて書きます。
気づけば、かれこれ4年も経ちました、、!✨
多くの皆さんにご参加いただき、ありがたい限りです。

コロナが流行り、キャリアの不安を感じる人が増えた

私が初めてキャリアデザインワークを始めたのは2020年4月です。
ちょうど新型コロナウイルス(以下、コロナ)が流行り始め、リモートワークが普及し始めた頃でした。
コロナによる内定取り消し、減給、賞与カット、シフト調整、業績不振による早期退職や解雇などがニュースで毎日のように報道されていました。

私は、新卒でリクルートに入社し、キャリア部門でエージェントとして仕事をしていました。そこから転職経験を経て、個人事業主となり、法人化をして仕事をして複数の事業を行っています。
当時からキャリア支援として転職支援や独立相談を受けていたので、当事者としてコロナの影響をリアルに受けた方や、身近にコロナの影響を受けている先輩や友人の姿を見て、今後の自分のキャリアに不安を感じた方から多く相談がありました。

「今、転職した方がいいのか?」
「副業って何から始めたらいいか?」
「どうやって独立したの?」
「今後のキャリアの考え方が分からない。」

不安の声がたくさん届いてきました。

そもそもキャリアの考え方がわからない

全ての問いに対して、私のキャリア相談は、『どんな人生にしたいか』という軸を明確にするところからスタートします。
生き方に正解はありません。
あなたがどうしたいか。どう生きたいか。それを明確にすることが大切です。
ゴールを設定した上で、手段を決めていきます。

みんなと同じことをやっていれば大丈夫だろう
この会社にいたら大丈夫だろう
資格を取っていたら大丈夫だろう
そう思っていた人が、コロナによって「あれ、大丈夫じゃないかも?」と目が覚めた人が多い印象でした。
昔の私も、大手にいればどうにかなるだろう、結婚すれば幸せになれるだろう、今の仕事を頑張っていたら何かが見えるだろう、と思っており、今振り返るとかなり楽観的だったなと感じています。

考えるきっかけができたことは、人によってはいいキッカケだったのではないかと思います。

ただ、そもそもキャリアの考え方がわからない、自分がどんな人生にしたいかわからないという方がかなり多くいました。

私は学校教育では、キャリア形成について自分で考えて描くことを学びませんでした。
将来何になりたいか?と小学校の頃に聞かれて、お花屋さんとパン屋さんと書いた記憶があります。
中学生の時は、検察官と外交官。間違いなくテレビの影響ですね。笑
知っている職業、業種、職種の中からおもしろそうなもの、自分に向いてそうなものを選んできました。
自分で描く力、考える力はつけてきませんでした。

未来を描くのも決めるのも創るのも努力

私が最初に自分のキャリア形成に向き合ったのは25歳の時です。そのとき、全く自分の未来が描けず、ただ今の延長上の未来に希望が持てない、どうしたら、、?と困惑していた私に先輩からアドバイスいただきました。

「未来を描くのも決めるのも創るのも努力だよ」

今となってはすごく当たり前のことだなと思うのですが、当時はその場を映像で鮮明に思い返すことができる程衝撃でした。
根拠はありませんでしたが、なぜか目の前のことを頑張っていたらやりたいことに出会えると思っていたのです。
逆算ではなく積み上げの思考だから、どれだけ努力してもゴールのないマラソンを走るかのようにいつまでも不安だったんだと気づきました。
未来を描くのも決めるのも努力と聞き、私その努力はやってなかったなと気づきました。

何をしたらいいですか?と先輩に聞くと、
・本を読んで視野を広げること
・ビジョンを書き出してみること

と教えてもらい、早速取り組みました。

その結果、自分のビジョンを明確にし、進む道を決め、一直線に走って今の成果を創ってきました。

描いた未来の方向性は、一度決めると大きく変わることはありません。
ただ、欲しいもの、やりたいこと、なりたい状態などは自分の成長と共に変化するもの、更新するものです。
一度決めたビジョンに突き進みながら、定期的に書き出してブラッシュアップし続けてきました。

分かち合うことで視野が広がる

いろんな方の相談を受ける中で、多くの人にビジョンを書き出してみるといいよ〜と伝えてきました。
そして、2020年4月、ある本を読んだときに、分かち合うことで視野が広がると書いてありました。私もブラッシュアップしたいし、どうせならみんなで一緒にやってみるのはどうだろう?と思い、友人や後輩に声をかけました。

まず6人でZOOMを繋いで、自己紹介をして、それぞれもくもくと書き出すだけの時間を作り(ちょっとシュールでした笑)、そのあとシェアをしました。
シェアの時間がかなりおもしろく気づきがあり、これ定期的にやりたいね!と毎月やろう!とみんなで話して決めました。
そして、回を追うごとに私の友人や前回参加者の友人など参加者が増え、徐々に30人を超えるような規模で月1-2回開催するようになりました。

現在は、オフラインをメインに開催をしており、毎回20~30人の方にお越しいただいています。最近のキャリアのトレンドの話を交えながらワークをやっています。
私も毎回描きながら、日々ビジョンが変化していくことにワクワクしており、これからの未来が本当に楽しみです✨

今後も何かや誰かに頼るのではなく、自分の人生を自分で決めて自信をもって生きていく人が増えることを願って、キャリアデザインワークを開催し続けられたらと思っております。

長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。

株式会社LifeLab(本社:東京都港区、代表取締役社長:志賀香織)が主催するキャリアイベント『キャリアデザインワーク』は、2021年11月に参加者総数が300人を突破しました。

『キャリアデザインワーク』開催のきっかけと経緯

新型コロナウイルスの影響により、働き方や生活は様々な影響を受けてきました。

・リモートワークが進んだことにより、社内で気軽に相談できる相手がいない
・給料やボーナスが削減され、これからの人生に不安を感じている
・今後のキャリアを考える必要があると思っているが、考え方が分からない

など、今を生きる20代30代のリアルな声を聞き、株式会社LifeLabでは、代表 志賀のリクルートキャリアでの経験を活かし、今後の働き方やライフスタイルを考えるきっかけを提供したいという想いのもと、2020年4月からオンラインでのワークショップの開催してきました。

対談企画を通じて人生の選択肢を増やすきっかけを提供

この度、ワークショップの参加者総数300人突破を記念し、対談企画が決定しました。

人生100年時代と言われている今、キャリアの多様化が進み、いろいろな働き方が増えています。知らなければ選択肢に入ることはありませんが、対談を通して「知る」ことで働き方や生き方の選択肢を広げるきっかけとなれば幸いです。

今後も、年齢、性別、学歴、職歴に関係なく、様々な分野でご活躍されている方との対談を行い発信することで、人生の選択肢を増やしていくきっかけを提供していきます。

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