電脳少女シロの新曲について語る腸詰

note初記事がこれで良いの?良いよ。ありがとう。

電脳少女シロとはもうすぐチャンネル登録70万人(2019/8/30現在)に届かんとする偉大なVTuber(発音:ぶいつー↑ばー)なのですが。

2017/8/12の自己紹介動画から2年、ほぼ毎日動画を投稿、定期的に生放送の配信もしているのですが、その為になる動画(為)や為になる動画(真)、清楚な動画(為)や清楚な動画(真)、特徴的な笑い声や異常なまでに殺意の高い実況などからサイコパスシロイルカなどと呼ばれながら少しずつ豆腐のようなビジュアルのファン(通称:シロ組さん)を増やし気付けばVTuberブームを牽引する存在となっているという、少年ジャンプ顔負けの友情・努力・勝利を地でいくアイドル志望の女の子のノンフィクション・ノンストップ物語なのです。

純真素直でファンのことを思い活動を続ける彼女の魅力にとりつかれたが最期、お豆腐に成り果て笑顔でぱいーん!される未来しかないのです。

順番に殴られたい。


そんな感じで2年間走り続けてきたアイドル志望の彼女が、満を持して8/24の生誕祭でいきなり3曲もオリジナル曲を発表!

かと思った矢先、唐突に8/31に配信決定とした訳なのでちょっとファンもその勢いに振り回されすぎて涙は枯れ果て振り上げた拳を下ろす暇がなく筋肉痛と腰痛を余儀なくされ寝る間も惜しんで手を叩き続ける狂喜乱舞お祭り騒ぎの状態な訳です。

そしてまたこの3曲の毛色が違いすぎて全方位に突き刺さる。

アイドルファンもロック好きもJ-POPリスナーも納得の曲達を玄人おじさんも唸ってしまうような歌唱力と表現力で歌い上げているので最早シロちゃんアイドルというより歌姫なのではー?という様相。

ここまでの文章でもお分かりの通り既に配信開始の0:00から無限リピートを続けてテンションがおかしな方向になっているままに3曲を拙い文章で紹介させてもらえればと思います。


1:「叩ケ 叩ケ 手ェ叩ケ」

今回リリースの3曲中1番「為度(ためど)」が高い曲。ぎゅうぎゅう詰めのシロちゃん語録と散りばめられたコールアンドレスポンスと鳴り響くエコーロケーションと圧倒的音圧のハイテンションダンスビートで、ライブでは強制的に身体を踊らされ手を叩かされ叫ばされ普段引きこもりがちなシロ組さん達(偏見)のボディーを一撃で満身創痍にする破壊力抜群の一曲。

恐らくシロちゃんのことをよく知らない一見さんは「何…この…何…??」と圧倒されてドン勝どころかドン引きもありえる危険性も孕んでいるが、Bメロの美メロ(激ウビバギャグ)からサビ前の「さぁ」できっと異変を感じて気付いたら手を叩いてしまうこと請け合い。

作曲はアニソン界隈では最早知らぬ人はおらぬのではござらぬかという位超売れっ子のヒゲドライバーさん。氏の得意なハイテンションで踊れるのにサビでちょっと泣きメロを織り交ぜるサウンドが、表情豊かなシロちゃんの歌声によって最高に仕上がっています。

個人的にはサビの切なくも力強さが同居したようなコード進行と、三連譜キック→16分のスネアロール→四つ打ちダンスビートの流れがカッコ良過ぎてたまりません。ただただふざけた曲、ではなくて緻密に計算しつくした上で最大限遊んでいる感じが、常にファンのことを考えながら全力で悩み楽しんでいるシロちゃんを髣髴とさせます。

……まあそんな真面目なこと考えて聴く曲じゃないですけどね!

\優勝したー!!!!!!!!!/

あとこの曲、いつかワンマンコンサートとかされた時に、アンコールで聴けたら絶対泣くだろうなって妄想して泣きました。


はい、次。

2:「46」

46と書いてシロと読むこの曲はもうマイファス?coldrain?的なコンプかかったキックとスネア、ズクズク歪んだギターに低音を支えるベース、美しいピアノ……というこてこてのロックナンバーにモッシュピットで粉々に砕かれおからに成り果てるシロ組さんを量産するであろう破壊力抜群の一曲。

大人になってからおからの美味しさに気付きました。

焦燥感煽るギターリフと性急なドラムのリズムは王道にして最高。優勝した。これはライブ栄えしますね間違いない。

冒頭の英語パートが滑らかなのとカッコのよろしい歌声に思わず「え、さっきのおほほい!おほほい!言ってた子は誰だったの?」と思わないではいられませんがこの振り幅の広さこそがシロちゃんの魅力ですね。

ご本人はカッコ良い曲は自信がないと言ってましたが全然そんなことなくしっかりモノにしているのは流石の一言。歌い方から全く違って曲にちゃんと合わせているのが本当にすごいです。

一杯努力したんだろうなあ……。


はい、次。

3:「またあした」

元々1周年の時に相原みずきさんがボカロで投稿していた曲なのですが、シロちゃんの気持ちをめちゃくちゃに理解して丁寧に丁寧に音も言葉も積み重ねた最高のファンアートだったので、これをシロちゃんが歌うというのはそのストーリーも相まってシロ組さんの涙腺を崩壊させる破壊力抜群の一曲。

この曲も他の2曲と全く違った歌い方をしているのも流石の一言なのですが、ここ最近イベントごとの度にファンへの感謝と更なる決意を言葉にしているシロちゃんを知っているとこの優しい歌声と「またあした」の言葉は自然と涙がこぼれます。This is エモ。

勿論、そういうバックグラウンドを知らなくてもすっと聴けてしまうポピュラリティを持っている曲なので誰にでもおすすめしたくなる曲です。

イントロ、深夜ラジオのエンディング感ありませんか?これを聴きながら優しいエンディングトークを聴きながらうとうとと眠りについたら絶対幸せだなあなどと妄想しました。優しくて温かい雰囲気が大好き。


きっと3曲とも、シロちゃんのこと知らなくても食いついただろうなってくらいクオリティが高いものを、多分じっくり用意してこのタイミングでリリースしたのは本当に素晴らしいなあって思いました。

3曲ともが違う雰囲気を持ちながら、どれを取ってもシロちゃんらしさがあり、新たな魅力を感じさせる部分があり、そう言った多面性は「電脳少女」でありながら喜怒哀楽がしっかりあって人間以上に表情豊かなシロちゃんを象徴しているような気がします。

VTuberファンも音楽ファンも全方位ロックオンでどんどん豆腐が増えたら良いなって思います。

……いい結びの言葉が思い浮かばないよ!おほほい!おほほい!

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