訪問看護ステーションのつくりかた ~第4回 情報~

こんにちは、葛飾区の訪問看護師、重本です。

今回は、訪問看護ステーションのつくりかた第4回、情報編です。


訪問看護ステーションを開設するために、どうしたらいいのか。

まず行ったことは、ネットサーフィンと関連書籍を読み漁る。

情報の取捨選択において、

・いくつかのサイトに共通して書いてあることは、事実に近く確度が高い。

・ひとつのサイトに書いてあることは、その方の個人的な感想や経験に基づく判断である。かと言って切り捨てるのではなく、その判断は慎重に行う必要がある。

と考えて、峻別していきました。

いくつかのサイトから情報を引き出し、業界団体や所轄官庁の該当ページにアクセスしましたが、正面から文面だけ読んでも何だかわかりづらい。

このときの私は、「わからないことがわからない」状態でした。

開設経験者に相談に行き、分厚い書面を出されて「これを見せるから、参考にしていいよ」と言われ、そのままお借りしたいと思った反面、そのまま読んでも理解しきれないだろうな、と思ったり。

このままでは前に進めないので、ステーション開設にあたって必要なことをリスト作成することにしました。

自分が何をわかって、何がわかっていないのかを明らかにする作業。

「わからないことがわかる」へのステップアップです。

ただ、後でこのリストそのものに漏れがあり、だいぶ冷や汗をかくことになるのですが……

どこにも書いていないことでも、実際の業務と照らし合わせて必要な作業がありました。

そこに思いが至るかは、どこまで自分が実際の業務を詳細に明確にイメージし、検討することができているか、を痛感しました。

リストの作成にあたり、これまで収集してきた情報とのすり合わせも含め、この本の内容をベースにしました。

訪問看護ステーション 
開設・運営・評価マニュアル 第3版
日本訪問看護財団監修

アプリは、これを使って整理しました。
Trello

ここから、知り合い、知り合いの知り合い、開設経験者、業界の先輩方、所轄官庁の担当窓口などに直接問い合わせをして、自分のわからないことをひとつずつ解決、リストを更新して「わかることがわかる」に少しずつ辿り着き始めます。

このあたりから、開設までのスケジュールが根拠を持って読み込めるようになり、実際の作業を並行して行い始めました。

まずは情報を集め、次に判断し、そして実行に移していく。

これは、今後実際に事業が開始してからも繰り返し辿る過程であり、大きな方向性を見誤らないようにしながら、小さな一つ一つの確度を上げていくことが、必須なのだと感じています。

「訪問看護ステーションのつくりかた」全4回、ひとまずこれで終了です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

来年は、開業に至るまでの日々のあれこれを、note含む様々な媒体から情報発信していきます。

本年はありがとうございました、来年もよろしくお願い致します。

重本 誠之

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しげ(重本 誠之)

東京都葛飾区在住在勤の訪問看護師。2019年2月に訪問看護ステーションを開業したばかり。中国出身の妻、小学生の娘2人、チンチラシルバーの猫と暮らしてます。訪問看護ステーション開設後に感じたことや考えたことを、ときどき書きます。

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