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公務員を8ヶ月で辞めてタワマンに住んだらネットワーカーと勘違いされた話


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こんにちは、節約お兄さんです。


大学卒業後、地元の役場で公務員として働いていたのですが、8ヶ月で辞めました。


辞めたきっかけの記事はこちら↓


その後すぐに独立したのですが、

FP(ファイナンシャルプランナー)の師匠である人からタワーマンションを譲り受けて、

家賃を1年間払い続けました。


休む間も無く必死に動いていたので借金することもなく家賃を払えたのですが、この前まで公務員だった人間が急にタワマンに住んだので、友だちから「怪しい商売をしている」「ア○ウェイやってる」と影で噂されていました(そりゃそうだ)。

ちなみに僕はネットワークは一回もやったことありません。


今では笑い話にもなっているのですが、「どうやって家賃を払っていけるようになったのか」「怪しいと言われた理由」など、その中身を全部さらけ出してみます。


1.辞めたときのステータス

公務員時代、仕事が終わった後は師匠の元でFPの勉強をしてました。


元々は1年間公務員をしてから辞める予定だったのですが、2014年10月末に師匠の住んでいるタワマンのパーティに誘われたのがきっかけです。


2014年12月に師匠が大阪市内にある別のタワマンに住むことになったので、その引っ越し祝いのパーティでした。


ひとしきり会が終わりを迎え、その時に師匠から言われた一言。

「原田くん、ここのタワマン住む?」


もうね、頭おかしいんじゃないかと思いました。

「芸人があえて高い家賃に住んで追い込む」という話は聞いたことがありましたが、まさか自分がそんなシーンに直面するとも思わず。


ただ当時の僕は「独立ってかっこいい!!」「22歳でタワマン!!」「モテる!!」という圧倒的夢見がちな動機しかなかったので、これはチャンスだ!と思いすぐに住む決意をしました(良い子は真似しちゃダメです)。



気になるお家賃は約21万円。

1年間で約250万円。

当時の貯金は50万ほどでスタートしました。

最初の家賃を払い、家具を揃えると残りは10万円ほどになりました(といっても揃えられたのは冷蔵庫とソファとベッドとテーブルのみ)。


この時の心境は、「稼がないと死ぬううううう」というケツにダイナマイトを付けられた感じ。

元々大学時代からせどりをやっていたので、そこで月10万円ほどの収入がありましたが、焼け石に水です。

なんならクレジットの請求が家賃の引き落としと一緒の時期に来るので精神的には地獄。さらにダイナマイト。


かといって手段を選んでいる場合でもないので、せどりをやりつつ師匠の元でFPの活動をしていました。


2.独立してからの収入源

独立してからの収入源は、こちらの3つが主でした。

・せどり

・FP

・イベント(パーティ)

この3つを一つ一つ説明していきます。


せどり】

せどりとは、物を安くで買って高くで売るという超シンプルな商売で、いわゆる転売です。

きっかけは、大学時代に古着が好きで良く着ていたのですが、その服をヤフオクに売ったら買った時の値段よりも高くで売れたことからスタートしました。

大学時代「バイトしたくない」という気持ちが強かったので、古着屋を巡って高くで売れるであろう服や靴を買って、メルカリやヤフオクで売って利益を得ていました。


ただ仕入れの単価を上げないと利益も上がらなかったので、次に行ったのは家電をメインにしたせどりです。

方法は家電量販店やリサイクルショップへ行き、Amazonでの売値との差を比べて仕入れるというもので、1~2時間で5,000~10,000円の利益が出るような商品を仕入れたり。

そこから少しやり方を変えて、仕入れ先をメルカリだけに絞り、スマホでポチポチして商品を仕入れ、週に1回まとめてAmazonへ商品を送るということをやってました。

Amazonで売るのは2015年の2月からでしたが、5月には月商100万ほどにはなりました。利益率が約35%だったので月の収入は35万ほど。

一応証拠として2月~5月の売上の一覧も載せておきます(左の数字が売上、一番右の数字が実際振り込まれる金額です)。

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なので「公務員を8ヶ月で辞めた男がせどりを始めて3ヶ月で月商100万円」という超胡散臭い情報商材屋のような肩書きをゲットしてしまいました。


【FP】

こちらは今でも継続しているものです。当時の売上は10~20万/月ほど。

仕事内容は幅広く、保険の提案・見直し、不動産(賃貸、投資用)、通信(携帯、ネット)、その他固定費などを見直すトータル的なプランニングです。


独立当初は師匠の仕事の同行で営業トークを学び、そこから自分の周りに知ってもらうためにひたすらアポイントの電話をしていました。

最初は知識も何もなかったですが、アポイントを繰り返すごとに疑問点や質問を一つ一つ潰していくような形で知識をつけていくスタイル。

机の上の勉強よりも、まずは実践という感じ。


ちなみに独立した月は150件の電話で44人の友だちに会って、自分のこれからのビジョンを伝えました。

「商品を買ってほしい」というよりも「自分の活動を応援してほしい(知ってもらいたい)」という気持ちが強かったのですが、うまく伝えることができなかったこともしばしば。


ただ、そもそも会ってくれない人もいたので、当時訳も分からずに会ってくれた友だちには感謝です。ありがとう。


これは師匠からの受け売りですが、「一つの商材になると長い付き合いがしにくいから、お客さんと長い付き合いができるようにトータルでアドバイスする」というのをモットーにしていました。

今でも、「今まで出会った人、大事にしてくれる人を大事にする」という志は変わっていないです。


だから「節約お兄さん」として今活動できているんだなと思います。

書きながらエモさが出てきました。


【イベント(パーティ)】

20代前半の若い個人事業主がやりがちなやつ。

そう、僕もやってました。若気の至りです。

しかも住んでたタワマンの屋上にパーティルームがあったので、いわゆる「タワマンパーティ」というやつです。

「あるもんは使え」という精神で、毎月パーティしてました。


毎月20~30人規模のパーティをしていたのですが、やっぱり最初は上手くいかず。

初めに主催したパーティですが、20人来る予定が12人キャンセル。

40人くらい入る空間で8人。まあ大赤字ですよね。

「家賃を払わないといけないのにいいい」みたいな感じで発狂して、その日は潰れました。


もうとにかく必死だったので、携帯の電話帳を上から片っ端からかけるスタイルで電話をかけまくり、あまり喋ったことのない「ヨッ友」にも電話をかけてました。


そしたら高校時代の「ヨッ友」と大学時代の友だちがそのタワマンパーティで出会い、結婚しました。

僕が「この人興味ありそうかな?」と人を選びながら電話をかけていたら、こんなことは起こらなかったと思います。

人を選ばすに発信してたら、自分を選んでくれる人は現れるんですね。

ありがとうございます。


3.ネットワーカーに間違えられたワケ

そんなこんなで3つのことを同時並行しながら必死に頑張っていたのですが、学生時代の友だちから色んな噂が回ってたそうです。

「原田くんが変な宗教に入った」「ア○ウェイやってるんじゃない?」「怪しい仕事始めた?」などなど。

最近会った高校時代の同級生に言われたのですが、当時あまりSNSで具体的に仕事内容の発信をしていなかったのもあり、変な噂が先行してたみたいです。


なので自分なりにネットワーカー(ネットワークビジネスをしている人)と間違えられた要素をまとめてみました。


【公務員を辞めて独立という謎のキャリア】

まずこちら。

公務員という「THE・安定」を8ヶ月で捨てて独立するもんですから、周りの反応は「何があった!?」という感じで。

また社会人になりたての時はネットワークビジネスに勧誘されがちなので、それも理由としてあったのかなと。


【FPの営業活動がネットワークっぽい】

FPの仕事って、会ってみないと「よくわからん」って言われることが多いんですよね。

立ち上げの頃は、

・今までの友だちに声をかけて決意表明する、

・師匠に紹介して現場を見て勉強

・紹介をもらって、営業

という形で活動してました。このスタイル、全部ネットワーカーと一緒。


【毎月タワマンパーティ】

まあ怪しい。しかも22歳だし、タワマン住むまで公務員だったし。

完全ブランディングミスでした。


4.「会ったらわかる」は時代遅れ

FPという仕事自体がオフラインだったのもあるのですが、「自分自身が何をしているのか」をあまり発信していなかった(数が少なかった)こともあり、周りからの認識にズレが生じたのだと思います。


でもnoteやtwitter、Instagramで発信を継続していると、「怪しいと思っていた」という人からお金の相談が来るようになりました。


今までは「会えば分かる」の一点張りでしたが、会う前からある程度自分自身が何者なのかは発信すべきだと改めて感じました。

おかげさまで家計の相談も以前よりも増えて、来月はセミナーの依頼が3つも。


ただオフラインで活動していた時の「大事にしてくれる人を大事にする」という志は忘れずに、今後も発信活動をしていこうと思います。


読んでいただき、ありがとうございました!

では!!


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