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独自の分散型元帳技術を開発しているヘデラ・ハッシュグラフ(HBAR)とは?


ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンが実施した最近の調査によると、ハッシュグラフコンセンサスの効率性により、Hederaはトランザクションあたりの平均エネルギー消費量(0.000003kWh)に基づいて、最も持続可能なパブリックネットワークになることができます。

ヘデラ・ハッシュグラフは、独自の分散型元帳技術であるハッシュグラフコンセンサスを採用するDapps(分散型アプリケーション)を開発するプラットフォーム。ブロックチェーンを採用しないHBARはシステムのネイティブトークンである。

「第3世代の分散型台帳」
プロジェクトの公式ページではヘデラ・ハッシュグラフを「第3世代の分散型台帳」と呼んでいます。第1世代はブロックチェーンの最初の暗号資産であるビットコインで、第2世代はプログラマビリティを備えたイーサリアムと位置付けています。

「第3世代」というように、これまでビットコインやイーサリアムが抱えていた課題を解決できるように設計されているのが特徴です。

ビットコインは分散型のネットワークとして運用されていますが、高いセキュリティを保つために電力消費が激しく、トランザクションの処理にも時間がかかるように設計されています。イーサリアムもたびたび手数料が高騰していることが課題でしょう。

一方でヘデラ・ハッシュグラフは2023年9月現在、中央集権型で管理されており、1秒間の処理能力が1万以上、平均手数料が0.001ドル、トランザクションの承認時間は3〜7秒としています。下の表にあるように、ビットコインやイーサリアムを大きく上回っています。特に手数料が固定されているのもほかのブロックチェーンプロジェクトと大きな違いといえます。

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