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限界!スクワット部の部長がガチめにスパルタンレースにチャレンジしたお話 in 新潟ガーラ湯沢 BEAST編

【最初に】

こんにちは。
VRChatのコミュニティ、限界!スクワット部で部長をやっています、星麦しげです。
VRChatで毎週火、木、日、22時半からスクワットやエクササイズをやっています。

2023年9月23日におこなわれたスパルタンレース新潟に出場してきました。
備忘録的なところを残しておこうとことで適当に思い出しながら書いていきます。

まずスパルタンレースとは?ということでこんな感じの競技になります。
https://spartanracejapan.jp/about/

今回のスパルタンレースはBEASTとSPRINTというカテゴリーがあって、その両方に出場してきました。

まずはBEASTを完走した感想を思い出しながら書いていこうと思います。

【なぜ出たの?】

昨年に初めてスパルタンレースに出て、「これ距離が伸びたらけっこう戦えるんじゃない?」と思ったところが始まりです。
今年の5月に東京ドイツ村大会でSUPER(10km+25種目)に出場して、そこそこ感触が掴めたので、もっと距離の長いBEAST(21km+30種目)ならもっといけるなと思い、エントリーを決めました。
あとBEASTのあとに、VRCスパルタンレース部のメンバーが出るSPRINTもエントリーしました。(こちら別で記事を書こうと思います。)

【結果】

BEASTの中でも一番上のELITEに出場しました。(プロとか出てくる競技種目)
4:01'25''で109人中43位という結果でした。

【レース振り返り】

2023年コースマップ

BEASTは21kmあり、その間に30種目のオブスタクル(障害物)があります。
ガーラ湯沢というスキー場という特性上、起伏がすごく獲得標高は1800m近くあります。
今回は前日までの雨と当日も雨が降ったり止んだりで、とても路面状況が悪く、濡れることによるオブスタの難易度も上がっていました。
暑くなかったのが救いだったかなというところ。(後半寒かったし、息も白くなってたし。

まずはオブスタ30種目とか全体の感想とか。

(1)4ft wall ◯
約1.2m(1ft=約0.3m)の壁
難なくクリア

(2)6ft wall ◯
約1.8mの壁
普段は足を掛けながら登るが雨で滑って足が使えない。
腕だけで難なくクリア
雨の影響がその後のオブスタにどれだけ出るか恐怖を覚える。

(3)O-U-T ◯
3つの壁を乗り越えて(Over)、くぐって(Under)、壁の枠を抜ける(through)
2個目のくぐるときに這わないといけないので、めちゃ濡れる。
3km時点でコケてるのにまだ覚悟が決まっていない。

(4)Vertical Cargo ◯
網を張った壁を登って、向こう側に降りる。
何も難しいことはない。

(5)Monkey bar ✕
雲梯で向こう側にあるベルを鳴らす。
比較的得意種目だが、今年は濡れてめちゃ滑る。
3本目に移行時に2本目を保持できず落下。ペナルティーラン。
※ELITEとAGEのカテゴリーはできなかったらペナルティーラン後に再スタート。

(6)Plate drag ◯
重りの乗ったプレートをロープで手元に引っぱってくる。その後は元の場所に戻す。
まだ草が残っており、簡単に滑ってくれたので難なくクリア。
後半の人たちは雨の影響と、みんなが何回もやるため悲惨な状況になっていたとのこと。これはまたSPRINT編で。

(7)Z wall ◯
Zの形をした壁についた出っ張りを使い、向こう側のベルを鳴らす。
濡れて滑ると思いきや、まだそこまでだった。
手袋で手元の出っ張りを保持しやすかったのが要因。

(8)Stairway to sparta ◯
6ftぐらいの壁の上にはしご状になったパイプが5段くらいついてる。
何故か壁を登るのに苦戦する。(すでに疲労がけっこう来てた)
バックパックを外して登ろうと思ったら、Age以上は外してはいけないとのこと。マジか。(ルール上、コースを戻って取りに帰れない。)
なんだかんだクリア。

(9)Tyrolean Traberse ✕
ロープが張ってあって、それをつたって向こう側のベルを鳴らす。
動画とか見てると腕の力は使いそうだけど、ふくらはぎを滑らせてスルスルいっているイメージだったので、甘く見てたらそんなことはなかった。
ふくらはぎサポーターつけてるのに滑らないし、それどころか食い込んでくる。痛い。
途中で諦めてペナルティーランへ。

(10)Armer ◯
50kgの鉄球に持ち手がついており、10m先ぐらいのフラッグを折り返して帰ってくる。
持ち手があれば、持ち上げるのは楽勝だが、今回は何せ足場が悪い。
一度滑って身体がふっとばされる。問題なくクリア。

(11)Barbed wire crawl ◯
有刺鉄線をくぐる。距離は20~30mぐらい?
もう下はグチャグチャなので、身体を転がしながらローリングでクリア。
匍匐前進と比べて楽だし、めちゃ速い。
ここでようやくどうでもいいやと吹っ切れる。(遅い)クリア。

(12)8ft wall ◯
約2.4mの壁。今回1番心配していた初体験オブスタ。高い。まるでウォール・マリア。
壁は滑るので腕の力だけで乗り越える。なんだ意外といけるやん。クリア。

(13)Inverted wall ◯
手前斜めに反り立つ壁。見た目に比べて指を引っ掛ける梁があるので余裕でクリア。

(14)Multi rig ✕
Monkey Barの吊り輪Ver
同じく濡れて滑る。
半分くらいまでいったところで落下。ペナルティーラン。

(15)Sand bag carry ◯
約27kgぐらいのサンドバッグを運ぶ。別名、地獄のYogibo。
重さはまだ良いが、足元が悪い。地味にキツいが問題なくクリア。
まだ、あと15種目あるの?

(16)Atlas carry ✕
50kgの重り。Armerと違い、持ち手がない。
めちゃくちゃ滑るが、いけないわけではない。
太ももに伝わせて、お腹まで持っていけばなんとか行ける。と思っていた時期も私にもありました。ここまで足を使っているので立ち上がろうとすると裏腿が攣る。
諦めてペナルティーランへ。

(17)Hurdles ◯
丸太のバーを3つ超える。
壁とは違い、バーだけだと上半身しか使えない。
てっぺんが角ばってるため、痛い。三角木馬じゃん。
あと君、いつもより高くない?クリア。

(18)Barbed wire crawl ◯
2度めの有刺鉄線。転がることに抵抗のなくなった私にはなんでもない。
調子乗って転がったら目が回った。クリア

(19)Slip wall ◯
アルミだかステンレスの坂をロープを使って登る。
普段はラッキー種目だが、濡れていると難易度が上がる。
それでも難なくクリア。

(20)A frame cargo ◯
山なりのネットを登って下る。サービス種目。
高いところが怖い人は嫌だと言う。クリア

(21)Rope climb ◯
ロープを登って、上にあるベルを鳴らす。
家にロープまで買って練習した種目。
足にうまく固定すれば、驚くほど楽にクリアできた。

(22)Spear throw ✕
鬼門。やりを投げて的に刺す。
刺さったものの、前回同様にやりのお尻が地面についてしまったのでペナルティーラン。
次こそはクリアしたい。

(23)Bucket carry ◯
約30kgの石入りのバケツを運ぶ。
重たい。サウザーを刺した少年の気持ちがよくわかる。
足元が悪いので気をつけてクリア。

(24)Hercules hoist ◯
ロープを引いて滑車がついてる重りを持ち上げて下ろすオブスタ。調べるといろいろ諸説ありだが、約47kgの模様。
苦手種目だが、全体重かけて引いてやってクリア

(25)7ft wall ◯
8ftの壁を乗り越えた私にとって問題ないもの。
嘘です。この手前で足攣ったりして、そろそろしんどい。
腕の力を振り絞り、クリア。

(26)Bender ◯
はしご状のバーが5本ほどあるオブスタ。なぜかこちらに傾いてる。
1本目掴んだら、足掛けれるのでそこまで問題ない。クリア。

(27)Jerry can carry ◯
25kgの水が入ったポリタンクを2個運ぶ。
行きが登りで帰りが下り。約200mぐらい?
正直、今回のオブスタで一番きつかった。
握力残ってないし、登りというのがとんでもない。
20歩歩いては休むという牛歩作戦で進む。ここで5分以上ロス。

(28)Olympus ✕
手元の取っ手とかチェーンとか穴とか使って壁を進んでいく。
足をかける場所はない。
本来、足を壁に突っ張らせて進んでいくが、今日はそういう日ではない。
腕だけを使って進むも、半分ぐらい進んで落下。ペナルティーラン。

(29)Twister ✕
SUPER以上に現れる名物種目
ぐるぐるまわる取ってを伝って向こう側のベルを鳴らすやつ。
よくわからんと思うので「スパルタンレース Twister」で検索してみて。
よくわからんから。
もちろんできるわけなく、3個めで落下。ペナルティーラン。

(30)Fire jump ◯
ゴール手前にあるお祭り的な種目。
燃えてる薪を飛び越えて、ゴールお疲れさまでした。

障害物についてはこんな感じ。間はゲレンデを登ったり下ったり。
間の区間はゲレンデだったり、トレイルだったりで舗装地はほぼない。
傾斜がキツくて登りは走れない。傾斜がキツくて下りは走れない。

あれ?得意のランを使う場所ないじゃん?

いや、走っている人は走ってるけど、みんなそこ走っちゃうの?みたいな感じで驚きの連続でした。
マラソン走る技術とトレイルランの技術は別物だったと感じでしたね。
そんなわけでボロボロにされて、今回のスパルタンレースのBEAST挑戦は終わりました。疲れた。

【次回に向けてとか】

キツいとは思っていたけど、本当にキツかった。
登りがただただキツい。ずっと腰がやられてた。
あと少しランができるところを見つけても、足が攣るぐらい消耗してたり、とても険しいレースでした。
目標は3時間半切れたらなと当日を迎えましたが、無理ではないけど今の練習だけでは無理だなと感じました。
もっとトレイルやったり、筋力増やしたりすれば無理ではないなとは感じていますが、そこまで次回やるのかどうかというのはあります。
ただ来年の東京ドイツ村のSUPERは今年同様にタイムを意識して走ってみたいなと思っているので、引き続きトレーニングは継続していこうと思っています。

そしてこれをゴールしたあとにSPRINT(5km+20種目)を走っているんですが、これの振り返りはまた別途書きたいと思いますので、まずはこんなところで。

色々書いたけど、総括はキツかったけど、なんだかんだ楽しかったよ。というところで。



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