【行った】佐倉藩(11万石)、城跡と城下町

週末、佐倉まで行った。

道が混んでいたというのもあって東京から2時間弱。
千葉県佐倉市はJR総武本線佐倉駅から少し北へ行くと佐倉城、今は佐倉城址公園となっている。まわりからは雑に木がはえている鬱蒼とした小高い山にしか見えないのだが入り口の坂を登っていくと国立歴史民俗博物館と公園になっている。

この坂を登ると国立歴史博物館。

この日は時間がなかったので歴博には入館せずに本丸跡へ進む。

歴博の隣りにある駐車場から歩いていくと本丸跡。
広場のようになっていて子どもたちがサッカーをしている。ちゃんと天守閣もあったようだが跡形もない。よくある城址というと石垣が残されているがここはもともと石垣のないお城だったらしく土塁のみが残っている感じ。
比較的形状は維持されているとのこと。

本丸のあたりからの眺めだがとにかく鬱蒼としてる。
お城があったころは眺めもさぞかし良かったんだろうが今ではまったく手入れがされていない木々。

城跡は早々に切り上げて坂を下り城下町へ移動。城からほど近いところに新町通りがある、ここは商店がならんでいる。保存状態の良い城下町というわけではないがどことなく歴史を感じさせる。

新町通りから武家屋敷へ向かう途中に麻賀多神社がある。ここは佐倉藩の総鎮守として崇敬されてきたお社とのこと。地元に根ざしたいい佇まいが感じられる。

武家屋敷へと続く坂。どこにでもありそうだけどどことなく趣がある。

三軒ある武家屋敷。見学料を払ってみることができるが受付けのある屋敷は工事中だったので2軒目の武家屋敷。質実剛健さが伝わってくる造り。どこの武家屋敷に行ってもそうだけど洒落た感じはない。あまり贅沢な暮らしをしてなかったんだろうなと思う。

佐倉11万石の城と城下町。11万石くらいの規模だとやはりどこか素朴さを感じる。この平凡さが佐倉の魅力だと思う。

麻賀多神社の近くの道路からJR総武本線佐倉駅の方角の眺め。


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