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テレビの超基本は、まだ誰も見たことがないことを見せる by 堀潤 / 2018/11/14 AbemaPrime出演まとめ

◆当日の記事

◆オンライン発言

◆放送中の発言

自分「インターネットのメディアずっとやってきていまして、2004年くらいから、動画を作っていたんですけど、とにかく高い機械で、色々編集して、最後書き出しって作業でまとめた動画ファイル作るんですけど、これがまあ時間がかかる。これが手元で出来るようになってきたっていうのは本当に時代が進んだなと思います。」

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明石ガクト氏(ワンメディア株式会社 代表取締役)「メディアへの不信感というほど顕在化したものではないですけど、事実若い子はあまり見なくなっている。ワイドショーだったり、ハードニュースみたいなものを。その裏返しには、"自分ごと化"しづらいというか、どこか他人行儀な、何かこれ言わされているんじゃないの?っていうところに対するもやもやがあるんですよ。」

自分「うん。テキストは、もうそれが終わっているんですよ。昔はニュースを発信する側だけが書いていたけど、ブログというものが登場して、みんながテキストで気軽に発信できるような形になった。TwitterとかfacebookなどのSNSを含めて、個人がダイレクトで。例えば、芸能人がアメブロで発信したら、それがすぐ吸収できる形になってきた。前は、動画で発信しようと思ったら、それなりにやっぱり50万60万とかの動画を発信する仕組みの高さがあったかもしれないけど、今は手元で発信できるようになってきた。そうするとやっぱり、当事者性の方がどんどん強くなってるっていうのがあると思うんですよ。」

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明石氏「よく勘違いされるのは、動画をアマチュアでも作れるようになったら、仕事がなくなるとか、安くなっちゃうとかいわれるんだけど、そんなことないんですよ。だって、ライターの人たちって、今1番待遇よくなってるんじゃないですか?」

自分「そうですね。テキストが昔はプロのもので、今度はみんなが書けるようになって、どんどん書ける人が増えたから、どんどんプロの人たちの価値が落ちていく……そんなことはなくて、今ライターどんどん給料あがっているんで。価値ができてきているんです。」

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自分「ライフスタイルから逆算した方がよくて、今忙しく仕事をしていたら家でテレビを見る時間がない、でも通勤時間の30分で何かスマホで見ようと思ったときに、すごく魅力あふれる映像があったら見ると思うんですよ。実際見てますしね。電車通勤やバス通勤してると、結構イヤホンを繋げてみてる人増えたなっていう印象もあったりします。っていうことを考えたら、そのライフスタイルに合わせていくっていうのは大事かなと思います。」

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堀さん「もっとテレビ業界の人が、スタートアップの人たちと一緒になってバンバンやるみたいな、電波を解放して誰でも参入できるみたいな状態にしていった方が、業界全体としては盛り上がるし、生き残れると思」

パックン「1秒に何時間分もの動画が上がっているならば、探すのが大変だから、テレビとか何かのキュレーターが、間に挟まって、『見る価値あるよ、ちゃんといいもの作りましたよ』って提供してくれる信頼できる何かがないと、まあ僕みたいな短気な人はすぐチャンネル変えちゃう。むしろ消して、本読んじゃう。」

自分「だからこそ、テレビがどんどん下がっているとか自信のないことを言ってほしくないんですよ。テレビが自信をもってどんどん新しいことをやるんだよっていう風にやっていってほしい。」

堀さん「テレビの超基本は、まだ誰も見たことがないことを見せるっていうのが、それを忘れて、焼き直しコピーばかりやっているから、みんあ離れていくんですよ。」

▼放送後の一言

喋りすぎたw。でも、何時間でも喋れるねえ。

あと、テレビの視聴体験としてのフレームワーク自体は不変だと思ってるし、強固だと思ってる。AbemaTVのライバルが早く登場してほしいな。そのほうがきっともっと盛り上がる。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!