「史上最大の木曜日」の思い出
80年代、その10年はぴったりと視聴者としての小学校から中学生の自分にあてはまり、1989年に放送された第13回アメリカ横断ウルトラクイズは自分にとってクイズという趣味を自分に固定させた出来事でした。
本書はまさにその放送の裏側におけるノンフィクション。
で、ここからさらに自分語りで誰得なんですが、80年代の自分からすれば本書の登場人物もれなくヒーローだったわけですよ。そしてそのヒーローに近づきたい!と思って大学生になったらウルトラクイズ参加するんだ〜と思ってたらウルトラクイズそのものがなくなっていた第一世代。はじめて夢が霧散する体験をしたり。しょうがないと思いつつ立命館に落ちるなどの失敗を経て上京し、大学生としては傍流の東京理科大のクイズサークルに所属。いつか会えるのかな〜と漠然と思いながら活動してたら、パソコン通信を始めた際に入会したオンラインクイズサークルFQUIZに彼らはいました。
北川さんは当時のサブシスオペ。そして加藤実さんが普通に参加しているという。特に加藤さんについては、一緒に企画もさせてもらったりと、自分の作問その他について多大な影響を受けました。
と、クイズ周りの細かい自分語りはQuizi Japan vol.10に乗ってるので、興味あるヒトはいないと思いますが、是非読んでみて下さい笑。
閑話休題。
あくまでも「史上最大の木曜日」に話を限るのならば、その後もクイズを細く続けながらもいろいろな方にお目にかかれたわけで。自分のアタック25出場の時、他の色の応援席に永田喜彰さんがいる!みたなミーハーな出来事もあったり。齊藤喜徳さんとも日本クイズ協会絡みで何度も打ち合わせをするような感じになりましたしねえ。
最近の出来事で言うと、現在自分が所属している(一応リーダーやらせてもらってる)クイズサークルQuizinで先日「天8」というクイズの団体戦オープン大会が関西であったので遠征したのですが、その現地助っ人に青木紀美江さんに入ってもらうとか、80年代の自分からするともうよくわからない自体が起きることも最近ありまして。
そんなこんなで本書は一般的には80年代クイズ番組の裏側として、その番組をみていた方にとってはとても楽しめる本ですし、自分にとってみれば、その登場人物達が自分の身近なところでその後絡めたんだなあというある意味極個人的に感動の一冊だったりします。後生大事にします。
・・・びっくりするぐらい、自分語りのコンテンツになりました💦
いや、書いておきたかったんですよ。
クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!