スクリーンショット_2018-12-13_17

顔認証でのお会計、不安ですか? /2018/12/05(水)『モーニングCROSS』出演まとめ

<オピニオンCROSS neo:松浦>
▼人手不足解消なるか 顔認証決済 日本でも本格化?今後の課題は…

堀さん「まずは松浦さん。テーマの発表をお願いします」

自分「はい、こちら『顔認証でお会計、不安ですか?』」

堀さん「外国から帰ってくるときも顔認証でゲートが通れるようになっていて、技術が進化していますよね」

自分「まず聞きたいのですが、皆さんは顔認証は不安ですか?」

堀さん「僕は別にいいです。もう世間に顔が出ているし」

自分「宮瀬さんはどうですか?」

宮瀬アナ「半々ですかね。まだ不安かもしれないです」

自分「お二方はどうですか?」

ちゃんもも◎さん「私は全然」

ザニーさん「ちょっと不安かな」

堀さん「分かれましたね。ちょうど半数ずつ」

自分「やはり不安はあると思います。今、宮瀬さんが言ったように、実際に店舗の人員を減らすことで経営の改善という話もありますが、顔認証の会計で何を改善するのか」

自分「無人店舗は誰のためかというと、快適に買ってもらう“ユーザーのため”。働いている人が減るのはあくまで結果の話であって、何のためにやるかというと“快適に買ってもらうため”がとにかく大きい。生産性の話もありますが、まずはユーザーのため。だって行列とか嫌じゃないですか?コンビニで並ぶとか。そういうところが必要なんです。」

自分「いつも言っている話ですが、テクノロジーは『時間/距離と重さ』を解決する。ユーザーがレジにいる“時間”を解決する。顔認証で(会計が)パッと出てくればわざわざお金を数える時間を解決(短縮)できます。物理的な金銭を持たなくて済む。重さを解決する。

便利とは「動作回数を減らす」こと。それによって生み出される時間が価値。『時間が短くなると言っても1、2分じゃないか』と言う人もいるが、1、2分の積み重ねが結果として生産性に表れる。人手不足の解消になる。

テクノロジーに関する不安も分かりますよ。セキュリティや、顔のデータを(企業が)受け取ってそれが流出することもあるかもしれませんが、不必要に煽る必要はないです。それを利用して何かしようとするのであれば、もちろん指摘すればいい。

仕組みを知ることが大事。不安というのは、『仕組みが分からない』『どんな感じになっているか分からない』からこそ出てくるものです。もちろん受動的にもですが、こういうときは能動的に知りに行かないと分からないこともあります。それで不安が解消されれば便利になる。

テクノロジーに対して不安ばかり持っていると使わなくなってしまう。広がらなければ、どんどん時間がうず高く積み重なってしまう。そうすると(情報社会から)遅れてしまうし、個人レベルでの生産性の解決にならない。国に頼らず個人でもできる生産性の解決というのは、こういうマインドのところです」

~~~~~

宮瀬アナ「これは人手不足の解消にもいいかもしれないですね。でも、ニュースでもあった窃盗症のことも考えると、やはりレジを通らないと買い物をしている感覚がだんだんなくなってくる怖さはないですか?」

堀さん「そこはたぶん、会計しないとお店から出られないでしょ?」

自分「そうです。」

堀さん「万引き防止につながるということでしょ、つまりは」

自分「そういうところで改善されていくのと、マインドが醸成されて精神的に窃盗は『もうダメだ』という心理的なハードルが上がるのであれば、それに越したことはない」

堀さん「一方でEUをはじめ、今は世界中が『データは一体、誰のもの?』ということで法整備を始めていますからね」

▼オンライン発言

▼放送後に思ったこと

電子決済は「なんとなくの不安」の解消からはじめないとだめかなと考えてます。単純に便利だけさけんでもね。それをお金プレゼント!で不安を上書きしてしまう戦術自体に理解はできるけどさ。

結局、体験がついてこないと便利だって理解して貰えない。

なので、啓蒙中。ただ、ここで便利って感じてもらえるのがLINE PayとKyashで、PayPayの送金に失敗する人多数というのがなんともな感じです。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!