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親権トラブルを起こりにくくするためにはから考えるべきでは? - 単独・共同親権に関するディスカッションより - /2019/09/25 AbemaPrime出演まとめ

▼当日の記事

ログミー形式になってた。まあ、まとめるにはだね。。。

▼オンライン発言

▼放送中の発言

記事ではオミットされてたので、ちょっと書き起こし。

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川井ヒロチタさん(「結の会」副代表)「子供に会えない母親もいる。DVを受けて耐えてきたのにも関わらず、子供が連れ去られて会えないままという。」

自分「僕は僕でベースとして共同親権を考えているところはあります。なんですけど、すごく身近にDVの事例があったこともある。パックンが言った子供に対するDVもあった。共同親権はしっくりくるが、一方感情の面ではDVが身近に行われているのを見た経験がある身からすると、『果たしてこのまま共同親権を認めることを進めていいのか』どうしても僕も疑問を持ってしまう。

今現状、共同親権を認める動きを進めていく中で『DV問題をカバーできているか』。

個別の事例でDV問題をカバーしているとは言い切れないないところを見ている身からすると、今個別具体の話でいうとどうしたらいいんでしょうか?」

古賀礼子さん(弁護士)「親権喪失や親権停止制度を利用しやすくすべき。」

柴山昌彦さん(前文部科学大臣)「共同親権に近づける代わりに、親権を得るにも値しないような人には『部分的な親権も享受できないよ』という法律が2011年の法改正で整った。」

古賀さん「それを活用するのが大切なことだと思う。」

自分「実際それは活用できているんですか?」

古賀さん「先ほどの目黒の結愛ちゃんの事件は深刻に受け止めております。『離婚すればよかったじゃないか』これが日本の単独親権制の思い込みなんです。

婚姻中は共同親権、離婚したら単独親権という両親が婚姻しているかどうかに紐づけて親権の在り方を定義している。だから、不適切な父親がいた場合『なぜ離婚しなかったんだ。離婚して親権を喪失させなかったんだ。』という話になってしまう。

私は親権喪失や停止を活用すれば良いと思う。夫婦のことは置いておいて、不適切なことをしたその時点で。

結愛ちゃんのケースも、最後に発見されて深刻な状態になっていた。何度もチャンスはあった。そのチャンスを逃さず、適切に親権停止・親権喪失っていうアクションをして、夫婦の関係性より先に親子の関係性を適切に解決することが大切。」

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自分の思考の原点は「生じたトラブルから感情を差っ引いて、次に起こらないようにするためにはどうすればいいか」です。その上で言うと、生じたトラブルというのが「離婚後の再会におけるトラブル」なんです。

次に起こらないようなために親権喪失や親権停止制度はわかる。が、機能しているのかな? そこが自分にはみえていない。機能してない仕組みはどうすればいいかの解になってない。自分は手段としての共同親権と言われるとTweetしたとおり疑問符がつく。自分がいいと思うのはポジティブに親権がともにあるべき論からの共同親権。それはそうだと思うのです。ただ、世の中ポジティブだけでは済まない。ネガティブな事態もある。そこを予防する策をちゃんとしないといけなくて、そこは単独も共同も関係なくないか。つまり筋論がそもそも違わないか?になる。

現在進行形で当事者になってる皆様の感情は尊重します。ただ、そこに焦点をあてるのは物事の解決を見えにくくしてしまうのはなんともです。

一方で単独親権側はちょっと杓子定規すぎる。表現を少し悪く言えばポジショントークが強い感はあった。イメージで恐縮ですが。こちらも単独親権が目的なのか手段なのかが実のところよくわからない。現行を変えないほうがいいに聞こえるのはどうなのかなとは思った次第です。上にあるように予防策がちゃんと取られるようになっても共同親権嫌なのかな?とも感じました。

自分はなんにせよ社会がポジティブに前に進んで欲しいのです。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!