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香港デモの話題を自分ごとにするには/2019/10/02 AbemaPrime出演まとめ

▼当日の記事

▼オンライン発言

▼放送中の発言

中川コージさん(戦略科学者)「香港市民からすると自分たちも地盤沈下をしてきて、なおかつ一国二制度で権利も奪われているという『経済も権利も奪われてどうすんだ』っていう反応。イデオロギーがどうとかじゃなくて、極めてリアリスティックな自分たちの財産だとか権利が脅かされているという話なんです。」

自分「導火線の話で、もしかしたら香港警察と市民がぶつかるかもしれないという話がありましたけど、今のお話聞いてると、生かす殺さずで導火線に火を付ける必然性もなくないですか?」

中川さん「なので僕の考えは、一国二制度っていう形式的なものをやっといて、ある意味中央は認めてあげているよっていう世界へのアピールに使えるっていう。初動は失敗したけど、だんだん手練手管で変えてきているなってイメージがあって。」

自分「だから実際習近平がわざわざマカオや香港を名指しで言っているのはまさにそういうことなんだなって。アピールに使っている。」

▼放送後に思ったこと

この手の話、一般市民が自分ごとにするにはどうすればっていつも考えます。当事者視線を知ることも大事だけど、一方で大局観も大事。なぜ香港でデモが起きるのか、そして香港以外からみればどういったオチがつく予定なのか。歴史の波に常に乗っているという感覚が地球市民として必要かな、と。

経済視点でみれば金融センターとしての香港の価値が毀損するかどうか。センターだけ維持できていればいいのか。って視点でみると、今回の騒動はまた違った印象も得られるのではないかと思ってます。


クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!