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部活という手段は楽しむこと。目的はバランスのとれた心身の成長と学校生活を送ること。/2019/10/02 AbemaPrime出演まとめ

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▼オンライン発言

▼放送中の発言

自分「今まで上の立場から指導されてきた選手達が、主体的に切り替わるポイントみたいなものはあるんでしょうか?」

佐々木陽平さん(静岡聖光学院ラグビー部監督)「ただやらせても絶対にうまくいかないですね。私はアクティブラーニングの専門の方をコーチとして呼んでいます。自分たちでどういう風に円滑に話を進めるかっていうのは考えさせたので、ツールは与えました。だけど、自分たちで決定するという形。」

堀さん「それこそ社会に出てから役に立ちそうですね。」

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内田良さん(名古屋大大学院准教授)「もう今、『先生は教えられないよね』というのが見えてきた。いかに外部人材を使って丸ごと外部化していくかという流れに今動いていますよね。」

自分「その流れで何か問題点はありますか?聞けばそりゃあ外に出していけばいいじゃないかとみんな思うんですけど」

内田さん「ところが、この膨大に加熱した部活をね、先生方はただ働きでやってきたんですよ。それを外に投げるというのはその財源をどうするか。で、そこで引き受けてくれる人も悪い人がいたりとか、そういうこともあり得るので...。」

パックン「平日の14時とかからでしょう?そんな時間空いてる人そもそもいないですよね。僕は高校の時板飛び込み部だったんですけど、その時の顧問の先生は学校の先生ではなく警察官だったんですよ。夜勤で昼間空いてるから。でもすっげえ厳しかったですよ(笑)」

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内田さん「佐々木先生の事例で大事なのって『実は他の部活もみなさん週3日でやってる。別に全国大会に行った行かないかに関わらず、みんな週3日ですごく楽しくほどほどにいい感じでやってる。』ということ。今までそういう発送はなかったんですよ。週3日でみんな満足してやれる。

例えば大会だって週3日練習するルールの中でやってもいいじゃないか。ただ、そのルールを破って週4日5日とか闇部活をやるようになったらそれはペナルティが必要だけど。週3日の中で勝利を目指すっていうのもありだと思うんですよね。

今までとにかくたくさんやって勝つみたいな。そこから脱却して効率よくスポーツを楽しんでいくっていう、そういった設計が必要かなって思いますね。」

自分「そこはやっぱり気づきが欲しいかな、と。入学した時点で、スポーツや部活は楽しむものって。自分も部活は掛け持ちでした。夏はソフトテニス、冬は放送部みたいな形でやってた。

楽しんでやってるんですけど、勝ちたくはなるんですよね。サーブ決まったらそりゃ楽しいし、放送局でアナウンサー大会やって(後輩が)3位取ったのもそれはそれで楽しい。

でも、まずは"楽しさ"が最優先になっていれば振り返ってみていい経験になる。それこそ学校で学べる"良いこと"になるんじゃないですかね。」

▼放送後に思ったこと

「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」がスポーツ庁より出されているんですよね。

知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」を育む、「日本型学校教育」の意義 を踏まえ、生徒がスポーツを楽しむことで運動習慣の確立等を図り、生涯にわたっ て心身の健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力の 育成を図るとともに、バランスのとれた心身の成長と学校生活を送ることができる ようにすること

楽しむことで、ですよ。なので、すべてにおいて楽しむが最優先になってもらえれば。まずはそこからじゃないですかね。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!